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綿矢りさの年収はいくら?推定収入と印税の内訳

芥川賞を史上最年少で受賞した綿矢りさの年収が気になっている方は多いのではないでしょうか。

『蹴りたい背中』や『インストール』といったベストセラー作品を生み出し、華々しいデビューを飾った綿矢りさですが、実際にどれくらいの収入を得ているのかは公表されていません。

この記事では、綿矢りさの印税収入の推定額から、映画化による収入、芥川賞の賞金、他の芥川賞作家との比較まで、あらゆる角度から綿矢りさの年収事情を解説していきます。

小説家の収入構造や専業作家として生活できるラインについても詳しく触れていますので、作家を目指している方にも参考になる内容となっています。

目次

綿矢りさの年収はいくら?推定収入と印税の内訳

綿矢りさの年収は公表されていない|推定2億円以上の印税収入

綿矢りさの具体的な年収は、本人から公式に発表されていません。

しかし、作品の発行部数から印税収入を試算することは可能です。

ネット上の分析によると、主要作品だけで累計印税収入は約2億1,000万円から2億3,000万円程度と推定されています。

この金額はあくまで印税のみの試算であり、映画化収入や講演料、原稿料などは含まれていません。

ただし、印税収入は一度に入るわけではなく、数年にわたって分散して支払われる点に注意が必要です。

また、所得税や住民税として約40%が差し引かれるため、実際の手取り額は大幅に減少します。

『蹴りたい背中』『インストール』の印税収入を徹底試算

綿矢りさの代表作である『蹴りたい背中』と『インストール』の印税収入を試算してみましょう。

一般的な印税率は、単行本で10%、文庫本で5%程度とされています。

『蹴りたい背中』は単行本127万部、文庫本24万部を発行しており、単行本の定価を約1,000円、文庫本を約500円と仮定すると、印税収入は約1億3,900万円となります。

『インストール』は単行本60万部、文庫本29万部を発行しており、同様に計算すると約7,450万円の印税収入が見込まれます。

これら2作品だけで約2億1,000万円以上の印税収入があったと推定できるのです。

税金を引いた手取り額はどれくらい?

印税収入が2億円を超えていても、実際の手取り額は大きく異なります。

日本の所得税は累進課税制度を採用しており、高額所得者ほど税率が高くなる仕組みです。

年収が4,000万円を超えると、所得税率は最高45%に達します。

さらに住民税10%を加えると、実質的な税負担は55%前後になることもあります。

仮に印税収入の40%を税金として納付した場合、2億3,000万円の印税収入があっても手取りは約1億3,800万円から1億5,000万円程度となります。

ただし、数年にわたって収入が分散していれば、年ごとの所得が下がり税負担も軽減されます。

綿矢りさの印税収入を作品別に計算

『蹴りたい背中』127万部で約1億2,700万円の印税

芥川賞受賞作『蹴りたい背中』は、累計発行部数150万部以上を記録した大ベストセラーです。

2004年末時点での単行本発行部数は127万部に達しており、芥川賞受賞作としては村上龍の『限りなく透明に近いブルー』以来、28年ぶりのミリオンセラーとなりました。

単行本の印税率を10%、定価を1,000円と仮定すると、127万部で約1億2,700万円の印税収入が見込まれます。

文庫本24万部を加えると、『蹴りたい背中』だけで約1億4,000万円近い印税収入があったと推定されます。

この1作品だけで、一般的なサラリーマンの生涯年収に匹敵する金額を稼いだことになるのです。

『インストール』89万部で約7,450万円の印税

デビュー作『インストール』は、単行本60万部、文庫本29万部の計89万部を発行しています。

17歳の高校生が書いた作品として大きな話題を呼び、2004年には映画化もされました。

単行本60万部の印税は約6,000万円、文庫本29万部の印税は約1,450万円と試算できます。

合計すると約7,450万円の印税収入となります。

デビュー作でこれほどの売上を記録できる作家は極めて稀であり、綿矢りさがいかに特別な存在であるかがわかります。

その他の作品の印税収入はどれくらい?

綿矢りさは『蹴りたい背中』『インストール』以外にも多くの作品を発表しています。

『夢を与える』は18万部を発行しており、印税収入は約2,300万円から2,600万円程度と推定されます。

ただし、デビュー作や芥川賞受賞作に比べると、その後の作品の発行部数は落ち着いている傾向にあります。

一般的に、中堅作家の1作品あたりの印税収入は数百万円から1,000万円程度といわれています。

綿矢りさの場合、知名度の高さから平均よりも高い印税収入を得ていると考えられますが、主要2作品ほどの売上には至っていないでしょう。

綿矢りさの年収を支える印税以外の収入源

映画化の原作使用料は200万〜400万円が相場

小説が映画化される際、原作者には原作使用料が支払われます。

日本の映画業界における原作使用料の相場は、200万円から400万円程度といわれています。

高額な場合でも700万円程度が上限とされており、映画の興行収入がいくら伸びても原作使用料が増えるわけではありません。

ただし、DVD売上やグッズ収入には別途印税が発生する場合があります。

この金額は数百万円から数千万円程度と推定されていますが、新人作家への配分は限定的である傾向にあります。

『勝手にふるえてろ』『インストール』など映像化作品の収入

綿矢りさの作品は複数が映像化されています。

2004年には『インストール』が映画化され、上戸彩が主演を務めました。

2017年の映画『勝手にふるえてろ』は松岡茉優主演で公開され、興行収入約1.5億円を記録しています。

新宿シネマカリテでは歴代興行収入1位を達成し、大きな話題となりました。

2020年には『私をくいとめて』、2021年には『ひらいて』も映画化されています。

これらの映像化作品からの原作使用料を合計すると、少なくとも1,000万円以上の収入があったと推定されます。

講演料・メディア出演・連載エッセイの原稿料

小説家の収入源は印税だけではありません。

講演会への出演、メディアへの寄稿、テレビ出演など、多様な収入源が存在します。

綿矢りさは2008年から読売新聞の書評委員を務めるなど、メディア活動も積極的に行っています。

2025年9月からは週刊文春で新連載「りさは優雅に暮らしたい」をスタートさせました。

原稿料の相場は原稿用紙1枚(400字)あたり3,000円から4,000円程度ですが、知名度の高い作家はさらに高額になることがあります。

講演料も1回あたり数十万円から数百万円に達することがあり、これらの副収入も無視できない金額となっています。

芥川賞の賞金はいくら?受賞による収入効果

芥川賞の副賞は100万円|正賞は懐中時計

芥川龍之介賞の受賞者には、正賞として懐中時計、副賞として100万円が授与されます。

1935年の創設当時は副賞が500円でしたが、現在は100万円に増額されています。

ただし、芥川賞の賞金は非課税ではなく、所得税の課税対象となります。

事業所得または一時所得として申告する必要があり、税金を差し引くと実際の手取りは減少します。

賞金100万円という金額だけを見ると、作家の収入としては決して大きくないことがわかります。

芥川賞の真の価値は、賞金そのものよりも受賞後の「芥川賞効果」にあるのです。

芥川賞受賞後に本が売れる「芥川賞効果」とは

芥川賞を受賞すると、作品の売上が大幅に伸びる「芥川賞効果」が発生します。

受賞作はメディアで大きく取り上げられ、普段小説を読まない層にも知名度が広がるためです。

芥川賞と選評が掲載された月刊『文藝春秋』2004年3月号は、初回刷80万部、最終的には118万5,000部を記録しました。

これは同誌の最多発行部数を更新する異例の数字でした。

受賞作以外の作品も増刷されることが多く、関連エッセイの執筆依頼や講演依頼も増加します。

芥川賞効果による収入増加は、賞金の100万円をはるかに上回ることがほとんどです。

芥川賞受賞作で127万部のミリオンセラーを達成

『蹴りたい背中』は芥川賞受賞作として28年ぶりのミリオンセラーを達成しました。

2004年末時点での発行部数は127万部に達し、村上龍の『限りなく透明に近いブルー』(131万部)に迫る記録を打ち立てています。

一般的な芥川賞受賞作の販売部数は4万部から5万部程度といわれています。

この場合、賞金や関連エッセー、講演、受賞第一作の原稿料を含めても、作家の収入は1,000万円に届かないことが多いのです。

綿矢りさの127万部という数字がいかに突出した記録であるかがわかります。

ミリオンセラーを達成したことで、綿矢りさは芥川賞作家の中でもトップクラスの収入を得ることになったのです。

芥川賞作家の年収は低い?綿矢りさと他の作家を比較

芥川賞を受賞しても年収200万円以下の作家が多い理由

意外に思われるかもしれませんが、芥川賞を受賞しても年収200万円以下の作家は珍しくありません。

芥川賞受賞作の平均的な販売部数は4万部から5万部程度であり、印税収入は400万円から500万円程度にとどまります。

さらに、受賞後に次作を発表できなかったり、売上が伸び悩んだりすると、収入は急激に減少します。

小説家の平均年収は200万円から500万円程度といわれており、芥川賞作家でも例外ではないのです。

多くの作家は兼業で生計を立てており、小説執筆だけで生活できる作家はごく一部に限られています。

羽田圭介は芥川賞受賞時に年収400万円だった

2015年に又吉直樹と同時受賞した羽田圭介は、芥川賞受賞時の年収が約400万円だったことを明かしています。

テレビ番組で私生活が取り上げられた際、毎日3食同じメニューを食べ続ける節約生活を送っていることが紹介されました。

芥川賞受賞作『スクラップ・アンド・ビルド』はヒットしましたが、受賞直後でも年収400万円という数字は、小説家という職業の厳しさを物語っています。

もちろん、受賞後はメディア出演や講演依頼が増え、収入は大幅に増加したと考えられます。

それでも、綿矢りさのようなミリオンセラーを達成した作家とは、収入に大きな差があるのが現実です。

柳美里は年収1億円から困窮生活へ転落

芥川賞作家の柳美里は、年収の変動が激しいことで知られています。

多い年は年収1億円以上を稼いだこともありますが、少ない年は400万円から500万円程度にとどまったと語っています。

年収1億円があった時期に購入した神奈川県鎌倉市の自宅のローンが重くのしかかり、経済的に苦しい時期を経験したことも明かしています。

小説家の収入は非常に不安定であり、ベストセラーを出した直後は高収入でも、その状態が続く保証はありません。

柳美里の事例は、小説家として成功しても、計画的な資産管理が重要であることを示しています。

綿矢りさはミリオンセラーで「勝ち組」作家

芥川賞作家の中で、綿矢りさは明らかに「勝ち組」に位置しています。

デビュー作『インストール』で89万部、芥川賞受賞作『蹴りたい背中』で127万部以上を売り上げ、累計印税収入は2億円を超えると推定されています。

さらに、複数の作品が映画化されており、継続的な収入源を確保しています。

25年以上にわたって執筆活動を続け、大江健三郎賞や島清恋愛文学賞など複数の文学賞も受賞しています。

2014年には国家公務員の夫と結婚しており、世帯年収という観点でも安定した生活を送っていると考えられます。

専業作家として長年活動を続けられている点も、綿矢りさの成功を裏付けています。

綿矢りさと金原ひとみの年収・活動を比較

2004年に芥川賞を同時受賞した2人のその後

2004年、綿矢りさ(当時19歳)と金原ひとみ(当時20歳)が芥川賞を同時受賞し、大きな話題となりました。

それまでの最年少記録(23歳0か月)を大幅に更新する史上最年少のダブル受賞でした。

若い女性2人が同時に受賞したことで、メディアは連日のように2人を取り上げました。

受賞から20年以上が経過した現在、2人はそれぞれ異なる道を歩んでいます。

綿矢りさは日本(現在は北京在住)で、金原ひとみはフランス・パリで執筆活動を続けています。

著作数・映画化作品数の違い

受賞後の活動を比較すると、綿矢りさの方が著作数・映画化作品数ともに多い傾向にあります。

綿矢りさは『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』『ひらいて』など複数の作品が映画化されています。

大江健三郎賞(2012年)、島清恋愛文学賞(2019年)など、芥川賞以外の文学賞も複数受賞しています。

金原ひとみも精力的に執筆活動を続けていますが、「現在では綿矢の作品が大きく質量ともに目立っている」との評価もあります。

ただし、作品の質や文学的価値は単純に数字では測れないものであり、両者ともに現代文学を代表する作家であることに変わりはありません。

現在の活動拠点と執筆スタイルの違い

綿矢りさは2022年12月から夫の仕事の都合で北京市に在住しています。

育児と執筆を両立しながら活動を続けており、2025年9月からは週刊文春で連載もスタートさせました。

一方、金原ひとみは2児の母としてフランス・パリで暮らしながら執筆を続けています。

2人とも結婚・出産を経験しながら専業作家として活動を継続しており、その点では共通しています。

芥川賞同時受賞から20年以上が経過しても、ともに第一線で活躍し続けていることは、2人の実力と努力を証明しています。

小説家の年収の現実|専業作家として生活できる?

小説家の平均年収は200万〜500万円

小説家の平均年収は200万円から500万円程度といわれています。

新人や駆け出しの作家は数十万円から200万円程度、中堅作家で300万円前後、人気作家になると1,000万円以上を稼ぐこともあります。

ベストセラー作家ともなれば、年収が数千万円から数億円に達することもあります。

国内トップクラスの東野圭吾は年収25億円から30億円ともいわれており、作家間の収入格差は非常に大きいのが実態です。

しかし、年収1,000万円を超える作家はごく一部であり、多くの作家は副業やアルバイトと両立しながら執筆活動を続けています。

印税率は8〜12%が相場|新人は3〜5%の場合も

小説家が本を出版すると、印税という形で報酬を受け取ります。

印税率は知名度やキャリアによって変動しますが、一般的には8%から12%程度が相場です。

新人作家の場合は3%から5%程度と低く設定されることもあります。

逆に、大物作家や有名人は15%程度まで印税率が上がることもあります。

作家のレベル 印税率の目安
新人作家 3〜8%
中堅作家 8〜10%
売れっ子作家 10〜12%
大物作家・有名人 10〜15%

1,000円の本が10万部売れた場合、印税率10%なら1,000万円の印税収入となります。

しかし、初版1万部程度の作品では印税収入は100万円にも満たないのが現実です。

印税だけで生活するには年間何冊出版が必要?

印税だけで生活するには、相当数の作品を出版し続ける必要があります。

文庫本1冊の単価が700円、初版1万部、印税率10%と仮定すると、1冊あたりの印税は70万円です。

年収300万円を確保するには、年間4〜5冊の出版が必要となります。

しかし、小説1冊を執筆するには最低でも3か月から半年はかかるため、年間に出版できる冊数には限界があります。

印税だけで年収600万円を稼ぐことは、多くの作家にとってハードルが高いのが現実です。

兼業作家が多い理由と収入の不安定さ

小説家の収入が不安定なため、多くの作家は兼業で生計を立てています。

芥川賞を受賞しても専業で生活できない作家が多いことは、前述の通りです。

兼業の内容は、編集者、ライター、翻訳家、大学教員など多岐にわたります。

アルバイトをしながら執筆活動を続ける作家も珍しくありません。

小説家を目指す場合は、安定した収入源を確保しながら執筆を続けることが現実的な選択肢といえるでしょう。

夢だけで食べていけない厳しい世界であることを認識しておく必要があります。

綿矢りさのプロフィールと経歴

17歳で文藝賞受賞|19歳で芥川賞史上最年少記録

綿矢りさは1984年2月1日、京都府京都市に生まれました。

本名は山田梨沙で、筆名の「綿矢」は中学時代の同級生の姓から拝借したものです。

京都市立紫野高等学校在学中の17歳のとき、初めて書いた小説『インストール』で第38回文藝賞を受賞しデビューしました。

早稲田大学在学中の2004年、19歳11か月で『蹴りたい背中』により第130回芥川龍之介賞を受賞します。

それまでの最年少記録(23歳0か月)を大幅に更新し、史上最年少の芥川賞作家となりました。

この記録は現在も破られていません。

早稲田大学卒業後は京都で専業作家に

綿矢りさは2002年に早稲田大学教育学部国語国文学科に自己推薦入学しました。

村上春樹作品に憧れて早稲田大学を選んだと語っています。

大学では千葉俊二ゼミに所属し、2006年3月に卒業しました。

卒業後は京都に戻り、専業作家として活動を開始します。

2008年には世界経済フォーラム(ダボス会議)のYoung Global Leadersの1人に選出されるなど、国際的な評価も受けています。

2014年に国家公務員の夫と結婚|現在は北京在住

2014年12月、綿矢りさは2歳年下の霞が関勤務のキャリア国家公務員の男性と結婚しました。

夫について「シーサーに似てるかな」と語ったインタビューが話題になったこともあります。

結婚後も執筆活動を続け、子どもも授かりました。

2022年12月からは夫の仕事の都合で北京市に移住し、現在も中国で暮らしています。

海外生活を送りながらも、日本の出版社との仕事を継続し、精力的に作品を発表し続けています。

綿矢りさの代表作と発行部数一覧

『蹴りたい背中』累計150万部以上のベストセラー

『蹴りたい背中』は2003年8月に河出書房新社から出版された綿矢りさの2作目の作品です。

クラスに馴染めない高校生のハツが主人公で、オタク気質の男子生徒にがみとの関係を描いた青春小説です。

第130回芥川龍之介賞を受賞し、累計発行部数は150万部以上を記録しています。

芥川賞受賞作としては28年ぶりのミリオンセラーとなり、綿矢りさの代表作として広く知られています。

単行本127万部、文庫本24万部以上という発行部数は、現代の純文学作品としては驚異的な数字です。

『インストール』『勝手にふるえてろ』など映画化作品

綿矢りさの作品は複数が映像化されています。

デビュー作『インストール』は2004年に上戸彩主演で映画化されました。

高校生の少女と小学生の少年がアダルトチャットで稼ぐというユニークな設定が話題を呼びました。

2017年の映画『勝手にふるえてろ』は松岡茉優主演で、こじらせ女子の恋愛を描いた作品として高い評価を受けました。

新宿シネマカリテでは歴代興行収入1位を記録し、興行収入約1.5億円を達成しています。

『私をくいとめて』(2020年)、『ひらいて』(2021年)も映画化されており、綿矢作品の映像化は継続的に行われています。

大江健三郎賞・島清恋愛文学賞など受賞歴まとめ

綿矢りさは芥川賞以外にも多くの文学賞を受賞しています。

受賞した賞 受賞作品
2001年 第38回文藝賞 『インストール』
2004年 第130回芥川龍之介賞 『蹴りたい背中』
2008年 第26回京都府文化賞奨励賞
2012年 第6回大江健三郎賞 『かわいそうだね?』
2012年 京都市芸術新人賞
2019年 第26回島清恋愛文学賞 『生のみ生のままで』

25年以上にわたる執筆活動の中で、コンスタントに評価を受け続けていることがわかります。

2026年1月には新作『グレタ・ニンプ』を発表するなど、現在も精力的に活動を続けています。

綿矢りさの年収に関するよくある質問

綿矢りさは印税で一生暮らせる?

結論から言うと、主要2作品の印税だけで一生暮らすのは難しいと考えられます。

推定印税収入2億円超から税金を引いた手取りは約1億3,000万円から1億5,000万円程度です。

仮に60歳まで専業作家を続けるとして、残り約20年間を1億5,000万円で暮らすなら、年間750万円の生活費となります。

決して少なくない金額ですが、都市部での生活や子育て費用を考えると、余裕があるとは言えません。

ただし、綿矢りさは継続的に作品を発表しており、新作の印税、連載の原稿料、講演料など複数の収入源があります。

また、国家公務員の夫との共働きであるため、経済的には安定した生活を送っていると考えられます。

綿矢りさの夫の年収は?共働きで世帯年収はいくら?

綿矢りさの夫は霞が関勤務のキャリア国家公務員です。

キャリア官僚の年収は、30代で600万円から800万円、40代で800万円から1,200万円程度といわれています。

課長級以上になると1,000万円を超えることも珍しくありません。

夫の具体的な役職や年収は公表されていませんが、キャリア官僚としてそれなりの収入を得ていると推測されます。

綿矢りさの印税収入や原稿料と合わせると、世帯年収は少なくとも1,000万円以上になると考えられます。

共働き世帯として、経済的には安定した生活基盤を築いているといえるでしょう。

綿矢りさは現在も執筆活動を続けている?

綿矢りさは現在も精力的に執筆活動を続けています。

2022年12月から北京に移住した後も、日本の出版社との仕事を継続しています。

2025年9月からは週刊文春で新連載「りさは優雅に暮らしたい」をスタートさせました。

2026年1月には新作『グレタ・ニンプ』(小学館)を発表しています。

育児と執筆を両立しながら、25年以上にわたって第一線で活躍し続けている稀有な作家です。

「しぶとく書き続ける」というスタイルで、今後も新作の発表が期待されています。

まとめ:綿矢りさの年収と小説家の収入事情

  • 綿矢りさの具体的な年収は公表されていないが、主要作品の累計印税収入は約2億1,000万円から2億3,000万円と推定される
  • 『蹴りたい背中』127万部で約1億2,700万円、『インストール』89万部で約7,450万円の印税収入と試算できる
  • 税金控除後の手取りは約1億3,800万円から1億5,000万円程度になる
  • 映画化の原作使用料は200万〜400万円が相場で、複数作品の映像化により1,000万円以上の収入があったと推定される
  • 芥川賞の副賞は100万円だが、真の価値はミリオンセラーを達成した「芥川賞効果」にある
  • 芥川賞を受賞しても年収200万円以下の作家が多い中、綿矢りさは明らかに「勝ち組」作家である
  • 小説家の平均年収は200万〜500万円で、印税率は8〜12%が相場である
  • 綿矢りさは2014年に国家公務員の夫と結婚し、2022年から北京在住で執筆活動を継続している
  • 『蹴りたい背中』は累計150万部以上を記録し、芥川賞受賞作として28年ぶりのミリオンセラーとなった
  • 2026年現在も週刊文春での連載や新作発表など、精力的に活動を続けている

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