フィギュアスケート・ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一組は、2025年12月のグランプリファイナル名古屋大会で3大会ぶりの優勝を果たし、続く2026年2月のミラノ・コルティナ五輪では日本ペア史上初の金メダルを獲得しました。
グランプリファイナルでの順位はどうだったのか、スケートアメリカやNHK杯との関係はどうなっていたのか、そして五輪金メダルへどのようにつながったのか。
この記事では、りくりゅうペアのプロフィールからグランプリファイナルの全成績、ミラノ五輪での大逆転劇、さらにゴールデンスラム達成の意義まで、すべてを時系列で整理してお届けします。
りくりゅうとは?三浦璃来と木原龍一ペアの基本プロフィール
三浦璃来と木原龍一の年齢差・出身地・身長まとめ
りくりゅうとは、フィギュアスケート・ペアの三浦璃来選手と木原龍一選手による日本代表ペアの愛称です。
三浦璃来選手は2001年12月17日生まれの24歳で、兵庫県宝塚市出身、身長は145〜146cmです。
一方の木原龍一選手は1992年8月22日生まれの33歳で、愛知県東海市出身、身長は174〜175cmとなっています。
2人の年齢差は9歳、身長差は約30cmにもなりますが、このサイズ差がダイナミックなリフトやスローイングジャンプを可能にしている要因の一つといえるでしょう。
互いに「龍一くん」「璃来ちゃん」と敬語なしで呼び合い、試合前には「マリオカート」や「桃太郎電鉄」などのゲームで対戦しながら気分を高めるという、独自のコミュニケーションスタイルでも知られています。
| 項目 | 三浦璃来 | 木原龍一 |
|---|---|---|
| 生年月日 | 2001年12月17日 | 1992年8月22日 |
| 年齢 | 24歳 | 33歳 |
| 出身地 | 兵庫県宝塚市 | 愛知県東海市 |
| 身長 | 145〜146cm | 174〜175cm |
| 所属 | 木下グループ | 木下グループ |
2019年のペア結成から世界トップへ駆け上がった経緯
りくりゅうペアが結成されたのは2019年のことです。
木原選手はもともと男子シングルの選手でしたが、2013年にペアへ転向しました。
高橋成美選手、須崎海羽選手と組んだ時期を経て、成績は伸び悩み、アルバイトをしながら競技を続ける厳しい日々が続いていたといいます。
転機となったのは三浦選手からの声かけでした。
2019年7月、名古屋市内の邦和スポーツランドでトライアウトを実施し、ツイストリフトなどを試したところ、互いに強い手応えを感じてペアを結成しています。
同年の全日本選手権でいきなり優勝を果たすと、2022年の北京五輪では個人戦7位、団体戦で銀メダルを獲得。
2022-23シーズンにはグランプリシリーズのスケートカナダ、NHK杯で連勝し、グランプリファイナル、四大陸選手権、世界選手権でも優勝して年間グランドスラムを達成しました。
わずか数年で世界の頂点に立つという、日本ペア史上例を見ないスピードでの成長を遂げたペアです。
コーチのブルーノ・マルコットとカナダ拠点での練習環境
りくりゅうを世界トップに導いた指導者は、カナダ人コーチのブルーノ・マルコット氏です。
マルコット氏はペア競技の名伯楽として知られており、りくりゅうはペア結成当初からカナダのオークビルを拠点として指導を受けてきました。
海外拠点での生活は簡単なものではありませんが、世界レベルの練習環境に身を置くことで技術面・表現面ともに飛躍的な成長を遂げています。
特に繋ぎの部分やリフトの質、演技構成点に直結する表現力の強化は、マルコット氏の指導によるところが大きいとされています。
りくりゅうのグランプリファイナル全成績と順位の推移
2022年トリノ大会での初優勝とその衝撃
りくりゅうがグランプリファイナルの舞台に初めて立ったのは、2022-23シーズンのトリノ大会でした。
この大会で見事に優勝を飾り、日本ペアとしてグランプリファイナルを制するという歴史的快挙を成し遂げています。
このシーズンのりくりゅうは圧巻の強さを見せており、グランプリシリーズのスケートカナダとNHK杯を制してファイナルに進出し、そのまま勢いを維持して頂点に立ちました。
ファイナルでの優勝は、同シーズンの四大陸選手権・世界選手権優勝と合わせた年間グランドスラム達成への重要な一歩となっています。
2024年グルノーブル大会で2位に終わった理由と課題
2023-24シーズンは木原選手の負傷の影響もあり、ファイナルには出場していません。
続く2024-25シーズンのグランプリファイナル・グルノーブル大会には出場を果たしましたが、結果は合計206.71点の2位にとどまりました。
ショートプログラムでは76.27点を記録したものの、全体的にスコアが伸びきらず、優勝には届いていません。
木原選手自身が「話にならない」と振り返ったほど悔しい結果で、翌シーズンへ向けた大きな課題が浮き彫りになった大会でもありました。
ただし、この経験が2025年の名古屋大会での優勝、さらにはミラノ五輪での金メダルにつながる「糧」になったことは間違いないでしょう。
2025年名古屋大会で3大会ぶりに優勝を奪還した激闘の全容
2025-26シーズンのグランプリファイナルは、2025年12月4日から7日にかけて名古屋市のIGアリーナで開催されました。
名古屋はりくりゅうがペアを結成した地でもあり、特別な意味を持つ会場です。
結果は合計225.21点で3大会ぶり2度目の優勝。
2位のイタリア・コンティ/マチー組との差はわずか1.93点という接戦を制しています。
この225.21点は当時の今季世界最高得点であり、前年グルノーブルでの雪辱を果たす会心の結果となりました。
| シーズン | 大会(開催地) | 順位 | 合計スコア |
|---|---|---|---|
| 2022-23 | GPファイナル(トリノ) | 優勝 | ― |
| 2023-24 | 不出場(負傷の影響) | ― | ― |
| 2024-25 | GPファイナル(グルノーブル) | 2位 | 206.71点 |
| 2025-26 | GPファイナル(名古屋) | 優勝 | 225.21点 |
GPファイナル2025名古屋大会のスコアと演技内容を徹底解説
ショートプログラムで首位発進した77.32点の内訳
名古屋大会のショートプログラムで、りくりゅうは77.32点を記録して首位に立ちました。
三浦選手は「練習通りに私たちらしくすることができた」と振り返っており、安定した滑り出しだったことがうかがえます。
2位のコンティ/マチー組との差は僅差でしたが、技術面・表現面ともにバランスよく得点を重ね、プログラムを大きなミスなくまとめたことが首位発進の要因となっています。
前年のグルノーブル大会でのショートプログラムが76.27点だったことを考えると、1点以上のスコアアップを実現しており、1年間の成長がはっきりと数字に表れた内容でした。
フリー「グラディエーター」で自己ベスト147.89点を記録した演技構成
フリースケーティングでは、映画「グラディエーター」の壮大な楽曲に乗せた演技を披露し、147.89点の自己ベストを更新しました。
ただし演技は完璧ではなく、冒頭付近の3回転トウループ-2回転アクセル-2回転アクセルのシークエンスで木原選手が着氷時に手をつくミスがありました。
さらに後半のスロー3回転ループでも着氷が乱れています。
それでもフリー単体で2位の高得点を獲得できた背景には、繋ぎやステップなど細部の質を高めてきた積み重ねがあります。
木原選手は「繋ぎであったり、細かいことをしっかり確認してきた。
ジャンプが抜けてしまっても、しっかりレベルを取ることを意識してやってきた」と語っており、ミスがあっても総合力でカバーできる体制が整っていたことがわかります。
合計225.21点の今季世界最高得点はなぜ生まれたのか
ショートプログラム77.32点とフリー147.89点を合わせた225.21点は、今季世界最高得点として記録されました。
この得点が生まれた要因は大きく3つあると考えられます。
1つ目は、シーズンを通じた安定感です。
グランプリシリーズのスケートアメリカで優勝するなど、ファイナルまでに実戦で結果を出し続けていたことが自信につながっていました。
2つ目は、前年の悔しさをバネにした練習の質の向上です。
2024年のグルノーブル大会で感じた課題を一つずつ潰し、特に繋ぎや表現面でスコアを底上げしています。
3つ目は、結成の地である名古屋での開催という心理的な追い風でしょう。
観客の大声援を力に変え、プレッシャーをはねのけて自分たちらしい演技を貫いた結果が、世界最高得点につながりました。
スケートアメリカとNHK杯の結果がファイナル優勝につながった理由
スケートアメリカでの優勝がもたらしたシーズンの勢い
2025-26シーズンのグランプリシリーズ第5戦スケートアメリカ(レイクプラシッド開催)で、りくりゅうは合計215.99点を記録して優勝を果たしています。
ショートプログラム74.42点、フリースケーティング141.57点という内訳で、現世界王者にふさわしい安定した演技を披露しました。
この勝利によってグランプリファイナルへの出場権を確実にしたと同時に、シーズンの流れを自分たちのペースでつくることに成功しています。
大舞台であるファイナルや五輪を見据えるうえで、シーズン序盤〜中盤に優勝という結果を出しておくことは、精神面でも技術面でも極めて重要な意味を持っていました。
NHK杯の欠場と木原龍一の腰椎分離症が与えた影響
グランプリシリーズ第6戦のNHK杯については、木原選手の腰椎分離症が完治していないことを理由に欠場が発表されています。
日本スケート連盟からの正式な発表があり、ファンの間では五輪シーズンにおける欠場への心配の声も上がりました。
木原選手は以前から怪我に悩まされることが多く、2023-24シーズンにも負傷の影響でコンディションを崩した経験があります。
NHK杯の欠場は、目先の成績よりもファイナルと五輪に照準を合わせた戦略的な判断だったと見ることもできるでしょう。
実際に、欠場による休養期間を経てファイナルには万全の状態で臨み、優勝という最高の結果を手にしています。
GPシリーズの戦い方から見えるファイナルへの戦略
2025-26シーズンのりくりゅうは、グランプリシリーズの中で「出る大会でしっかり勝ち、休むべき時は休む」という明確な方針を貫いていました。
スケートアメリカで優勝してファイナル進出を確定させた後、NHK杯は無理をせず欠場しています。
この判断により、ファイナルの舞台にはフレッシュな状態で挑むことができました。
五輪シーズンにおいて、すべての大会に出場してポイントを積み上げる方法もありますが、りくりゅう陣営はピーキング(調子のピークを合わせること)を最優先に考えたといえるでしょう。
結果的にファイナルでの優勝、そしてミラノ五輪での金メダルへとつながっており、シーズン全体の戦略設計が的確だったことを証明しています。
GPファイナル優勝からミラノ五輪金メダルへ至る道のり
ショートプログラム5位の絶望から一夜で立て直した舞台裏
2026年2月のミラノ・コルティナ五輪ペア種目で、りくりゅうのショートプログラムはまさかの5位発進となりました。
リフトでミスが出て得点が伸びず、首位との差は6.90点にまで開いています。
木原選手は「もう全部終わっちゃったなと絶望していた」と語っており、演技直後は涙が止まらなかったといいます。
しかし、ここで三浦選手が精神的な支柱となりました。
「いつもは龍一君が引っ張ってくれるけど、今回は私がお姉さんになって支えていた」と三浦選手が振り返ったように、一夜のうちにチームの空気を立て直し、翌日のフリーに向けて気持ちを切り替えることに成功しています。
フリーで世界歴代最高158.13点を叩き出した大逆転劇の詳細
翌日のフリースケーティングで、りくりゅうは圧巻の演技を披露しました。
記録した158.13点は、ペアのフリースケーティングにおける世界歴代最高得点です。
前日の失意を感じさせない完璧な演技で、すべての要素を高い完成度でまとめ上げています。
この得点は、ショートプログラム上位の選手たちが滑った後も破られることなく、りくりゅうが最終順位で頂点に立つことを確定させました。
木原選手は演技終了後に感極まって涙を流し、三浦選手とともに歓喜の瞬間を分かち合っています。
「諦めないことが、本当に良かったんだと思います」という三浦選手の言葉が、この逆転劇のすべてを物語っているでしょう。
合計231.24点で日本ペア史上初の五輪金メダルを獲得
ショートプログラムとフリーの合計231.24点で、りくりゅうはミラノ・コルティナ五輪の金メダルを獲得しました。
ショートプログラム5位からの大逆転は、五輪史上でも最大級の逆転劇として歴史に刻まれています。
2位はジョージアのメテルキナ/ベルラバ組で221.75点、3位はドイツのハーゼ/ボロディン組でした。
日本のフィギュアスケート・ペア種目で五輪の表彰台に上がったこと自体が初めてであり、しかも金メダルという最高の結果です。
| 順位 | 選手(国) | 合計得点 |
|---|---|---|
| 金 | 三浦璃来/木原龍一(日本) | 231.24点 |
| 銀 | メテルキナ/ベルラバ(ジョージア) | 221.75点 |
| 銅 | ハーゼ/ボロディン(ドイツ) | ― |
木原選手にとっては、ソチ五輪から数えて4度目のオリンピックで手にした初の個人戦メダルでもあり、長い競技人生の集大成ともいえる瞬間となりました。
ゴールデンスラム達成の意味とりくりゅうが塗り替えた歴史
五輪・世界選手権・GPファイナル・四大陸選手権の全制覇とは
ゴールデンスラムとは、ISU(国際スケート連盟)公認のシニア主要国際大会をすべて制覇することを指します。
具体的には、オリンピック、世界選手権、グランプリファイナル、四大陸選手権(もしくは欧州選手権)の4大会で優勝することが条件です。
りくりゅうはミラノ五輪での金メダルにより、これらすべてのタイトルを獲得し、ゴールデンスラムを達成しました。
フィギュアスケートの長い歴史の中でも、ゴールデンスラムを達成した選手やペアは限られており、競技における最高峰の栄誉の一つとされています。
羽生結弦以来2例目となる日本フィギュア界の金字塔
日本のフィギュアスケート選手でゴールデンスラムを達成したのは、男子シングルの羽生結弦氏に続いて2例目です。
SNS上でもこの偉業に気づいたファンから「そうか、りくりゅうはこれでゴールデンスラムだ」「本当にすごい」といった反応が多数寄せられ、大きな話題となりました。
日本のペア競技は長年にわたり世界との差が指摘されてきた分野です。
そこにおいてゴールデンスラムという最高到達点に達したことは、りくりゅう個人の偉業であると同時に、日本フィギュアスケート界全体にとっての歴史的な転換点でもあるといえるでしょう。
2022-23シーズンの年間グランドスラムとの違い
りくりゅうは2022-23シーズンにも「年間グランドスラム」を達成しています。
年間グランドスラムとは、1つのシーズン内でグランプリファイナル、四大陸選手権、世界選手権を制覇することを指し、この時点でも日本ペア初の快挙でした。
一方のゴールデンスラムは、シーズンをまたいだ「競技キャリア通算」での主要4大会制覇を意味しています。
つまり、年間グランドスラムが「1シーズンの完全制覇」であるのに対し、ゴールデンスラムは「選手生涯を通じた完全制覇」という、さらに上位の概念です。
りくりゅうはこの両方を達成した、名実ともに世界最高峰のペアといえます。
りくりゅうの主要大会タイトル一覧と通算戦績
世界選手権・四大陸選手権・全日本選手権の優勝回数まとめ
りくりゅうが獲得してきた主要タイトルは以下の通りです。
| 大会 | 優勝年 | 補足 |
|---|---|---|
| 全日本選手権 | 2019年、2024年 | 結成初年度に初優勝 |
| 四大陸選手権 | 2023年、2025年 | 2度の優勝 |
| 世界選手権 | 2023年、2025年 | 2度の優勝 |
| グランプリファイナル | 2022年、2025年 | 2度の優勝 |
| オリンピック | 2026年 | 日本ペア初の金メダル |
世界選手権と四大陸選手権はそれぞれ2回ずつ制しており、いずれも日本ペアとして前人未到の記録です。
なお、世界選手権では2022年と2024年にも2位に入っており、常に世界のトップを争い続けてきた安定感がわかります。
北京五輪の団体銀メダルからミラノ五輪の個人金メダルまでの成長
2022年の北京五輪が、りくりゅうにとって初のオリンピックでした。
個人戦では日本ペア過去最高の7位、団体戦では日本チームの一員として銀メダル獲得に貢献しています。
当時はまだ世界のトップ争いに加わり始めた段階であり、「次の4年間でさらに上を目指す」という決意を胸にミラノ五輪を見据えました。
その後の4年間で、世界選手権2回優勝、グランプリファイナル2回優勝、四大陸選手権2回優勝と着実にタイトルを積み重ね、名実ともに世界一のペアへと成長を遂げています。
北京で7位だったペアが、4年後にミラノで金メダルを獲得するまでの軌跡は、日本フィギュアスケート史に残る成長物語といえるでしょう。
歴代スコアの推移から見る競技力の進化
りくりゅうの合計スコアの推移を見ると、シーズンを重ねるごとに着実にレベルアップしてきたことがわかります。
| シーズン | 主要大会 | 合計スコア |
|---|---|---|
| 2024-25 | GPファイナル(グルノーブル) | 206.71点 |
| 2024-25 | 四大陸選手権 | 217.32点 |
| 2025-26 | スケートアメリカ | 215.99点 |
| 2025-26 | GPファイナル(名古屋) | 225.21点 |
| 2025-26 | ミラノ五輪 | 231.24点 |
特にミラノ五輪の231.24点は、フリー単体で世界歴代最高の158.13点を含む驚異的なスコアです。
シーズン内でもスケートアメリカの215.99点からファイナルの225.21点、そして五輪の231.24点と、大会を重ねるごとにスコアを伸ばしており、ピーキングの精度の高さが際立っています。
りくりゅうのグランプリファイナルに関するよくある疑問
GPファイナルに出場するための条件と仕組みとは?
グランプリファイナルは、シーズン前半に行われるグランプリシリーズ全6戦の成績上位者だけが出場できる大会です。
各選手・ペアはシリーズの中から最大2戦にエントリーし、順位に応じたポイントを獲得します。
6戦終了後にポイントランキングの上位6組がファイナルへの出場権を得る仕組みです。
りくりゅうの場合、2025-26シーズンはスケートアメリカで優勝してポイントを確保し、NHK杯は欠場したものの、すでにファイナル進出に十分なポイントを獲得していたため問題なく出場が叶いました。
りくりゅうのライバルとなる世界の強豪ペアは?
2025-26シーズンのグランプリファイナルでりくりゅうと接戦を繰り広げたのは、イタリアのサーラ・コンティ/ニッコロ・マチー組です。
ファイナルでの差はわずか1.93点であり、地元イタリア開催のミラノ五輪でも強力なライバルとなる存在でした。
また、ドイツのミネルバ・ファビエンヌ・ハーゼ/ニキータ・ヴォロディン組もファイナル3位、五輪で銅メダルを獲得しており、常にりくりゅうの背中を追う存在です。
ジョージアのメテルキナ/ベルラバ組は五輪で銀メダルを獲得しており、今後もペア競技の世界的なレベルの高さは続いていくでしょう。
2026-27シーズン以降の競技継続の可能性はある?
2026年2月18日現在、りくりゅうの2026-27シーズン以降の去就について公式な発表はありません。
木原選手は33歳を迎えており、怪我の影響もあることから、今後の競技継続については慎重な判断が求められる状況です。
一方で三浦選手は24歳とまだ若く、ペア競技の選手としてはキャリアのピーク期にあります。
ミラノ五輪で金メダルを獲得しゴールデンスラムを達成したことで、一つの大きな区切りを迎えたことは確かでしょう。
今後の動向については公式発表を待つ必要がありますが、いずれにしてもりくりゅうが日本フィギュアスケート界に残した功績は計り知れないものがあります。
まとめ:りくりゅうのグランプリファイナルから五輪金メダルまでの偉業
- りくりゅうは三浦璃来(24歳)と木原龍一(33歳)による日本代表フィギュアスケート・ペアの愛称である
- 2019年に名古屋でペアを結成し、カナダのブルーノ・マルコットコーチのもとで活動している
- グランプリファイナルでは2022年トリノ大会と2025年名古屋大会で優勝し、通算2勝を挙げた
- 2025年名古屋大会では合計225.21点の今季世界最高得点で3大会ぶりの優勝を果たした
- スケートアメリカでの優勝がシーズンの勢いをつくり、NHK杯欠場は五輪を見据えた戦略的判断だった
- 2026年ミラノ五輪ではショートプログラム5位から大逆転し、日本ペア史上初の金メダルを獲得した
- フリーで記録した158.13点はペアのフリースケーティングにおける世界歴代最高得点である
- 五輪・世界選手権・GPファイナル・四大陸選手権をすべて制覇する「ゴールデンスラム」を達成した
- ゴールデンスラムは日本フィギュアスケート界で羽生結弦に続く2例目の快挙である
- 北京五輪の個人戦7位からミラノ五輪の金メダルまで、4年間で世界最強ペアへと成長を遂げた

