韓国発の音楽サバイバル番組「現役歌王JAPAN」で圧倒的な歌唱力を見せつけ、見事に優勝を果たした竹中雄大。
ロックバンド・ノーベルブライトのボーカリストとして活動してきた彼が、なぜこの番組に挑戦し、どのような結果を残したのか気になっている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、竹中雄大の基本的なプロフィールから歌王での戦績、歌唱力の秘密、最新の活動状況、そして今後の展望まで、知りたい情報を余すことなくお届けします。
竹中雄大(ゆうだい)のプロフィールと経歴
竹中雄大(たけなか ゆうだい)は、1995年11月10日生まれ、兵庫県姫路市出身の歌手です。
5人組ロックバンド「Novelbright(ノーベルブライト)」のボーカリスト兼ソングライターとして知られています。
学歴は兵庫県立網干高等学校卒業で、高校時代にONE OK ROCKのコピーバンドを始めたことがきっかけで作曲活動をスタートさせました。
2013年にノーベルブライトを結成し、結成当初から在籍し続ける唯一のオリジナルメンバーでもあります。
2017年に自主制作ミニアルバムでデビューした後、2020年8月に配信シングル「Sunny drop」でユニバーサルシグマからメジャーデビューを果たしました。
所属事務所は株式会社ゼストで、2021年8月には姫路ふるさと大使にも任命されています。
口笛世界大会で2度の優勝を誇る異色の経歴
竹中雄大は、ボーカリストとしてだけでなく口笛の世界チャンピオンという異色の経歴を持っています。
2009年の第36回国際口笛大会ティーンの部で初優勝を飾り、2013年の第40回大会でも再び優勝を達成しました。
さらに準優勝も3回記録しており、口笛の技術は独学で磨いたものです。
2023年2月には東京で初の口笛コンサートを開催し、満員御礼を記録するなど、歌だけにとどまらない多彩な才能が注目を集めています。
ノーベルブライトとしての実績とヒット曲
ノーベルブライトは、国内外での総ストリーミング再生回数が20億回を突破しているロックバンドです。
代表曲「Walking with you」は2026年1月時点で単独5億回再生を達成し、Billboard JAPANのチャートでも大きな存在感を示しています。
「ツキミソウ」「愛とか恋とか」といった曲もそれぞれ1億回再生を超えており、幅広いリスナーに支持されている状況です。
2019年に路上ライブの動画がSNSで拡散されたことがブレイクのきっかけとなり、そこからライブ動員やストリーミング再生数が急上昇しました。
アリーナツアーは全公演ソールドアウトを達成し、ツアー総動員数は約7万人に上ります。
現役歌王JAPANとは?番組の概要と仕組み
「現役歌王JAPAN」は、韓国で高視聴率を記録した音楽サバイバル番組「現役歌王(현역가왕)」の日本版として制作された番組です。
2025年7月からBS日テレで放送が開始されました。
制作を手がけたのは、韓国の音楽サバイバル番組を数々成功に導いてきたソ・ヘジン率いるクレアスタジオです。
ジャンルや経験を問わず、歌に対する情熱にあふれた男性ボーカリストが集い、日本最強の男性ボーカル7名(TOP7)を決定するサバイバルオーディション形式が採用されました。
審査方式と選考プロセス
番組には20名以上の出場者がエントリーし、毎回の歌唱パフォーマンスに対して審査員と観客が採点を行います。
予選ラウンドからTOP10、そして最終的にTOP7が絞り込まれる段階的な選考プロセスが特徴です。
審査は韓国のスタジオで収録が行われており、初回から心臓を締め付けるような厳しい審査が展開されたと報じられています。
選ばれたTOP7は、その後の「2025日韓歌王戦」に日本代表として出場する権利を獲得する仕組みになっていました。
竹中雄大はなぜ現役歌王JAPANに出演したのか
竹中雄大が番組に出演した理由は、韓国での活動拡大を見据えた戦略的な判断でした。
本人はインタビューで「普段ノーベルブライトというバンドをやっていて、最近韓国で毎年ライブを行っている。
この番組が韓国でもヒットしているとスタッフから聞いて、挑戦しようと思いエントリーした」と語っています。
実は出演前の時点では、韓国でのノーベルブライト単独ライブのチケットが思うように売れていなかったことも背景にありました。
また、「青春をもう一度やり直したかった」というパーソナルな思いも出演を後押ししたとされています。
すでにメジャーデビュー5年目のプロでありながら、あえてオーディション番組に挑むという判断は、キャリアを賭けた大きな挑戦だったといえるでしょう。
歌王での竹中雄大の結果と披露した曲の一覧
竹中雄大は、現役歌王JAPANにおいて総合1058点という圧倒的なスコアで優勝を果たしました。
2位のMasayaが950点であったことから、108点という大差をつけての文句なしの1位です。
優勝賞金として1000万円が贈られ、2025年8月24日放送の最終回で栄冠を手にしています。
披露楽曲の詳細
番組を通じて竹中が披露した曲は、自身のバンドの楽曲から他のアーティストのカバーまで多岐にわたりました。
| ラウンド | 楽曲名 | 原曲アーティスト |
|---|---|---|
| 予選 | ベテルギウス | 優里 |
| 第2回 | ツキミソウ | Novelbright |
| デュエット戦 | ベテルギウス(SHUと共演) | 優里 |
| 第5回 | アイノカタチ | MISIA |
| 決勝 | Pretender | Official髭男dism |
特に「アイノカタチ」の歌唱動画はYouTubeで約800万回再生を記録し、決勝で披露した「Pretender」は審査員を圧倒するパフォーマンスとして大きな話題を呼びました。
TOP7の最終順位と得点比較
現役歌王JAPANの最終結果は以下の通りです。
| 順位 | 出場者名 | 総合得点 | キャッチコピー |
|---|---|---|---|
| 1位 | 竹中雄大 | 1058点 | 天才ボーカル |
| 2位 | Masaya | 950点 | 魔性の男 |
| 3位 | TAKUYA | 923点 | J-POP界の隠し玉 |
| 4位 | Juni | 846点 | ― |
| 5位タイ | 木本慎之介 | 844点 | ― |
| 5位タイ | SHU | 844点 | ― |
| 7位 | Shin | ― | ― |
竹中は予選段階から一貫して高い評価を獲得し続け、全ラウンドを通じて安定した実力を発揮したことが読み取れます。
2025日韓歌王戦での活躍とパク・ソジンとの対決
現役歌王JAPANのTOP7は、そのまま日本代表として「2025日韓歌王戦」に出場しました。
日韓国交正常化60周年を記念する特別番組として、韓国「現役歌王2」のTOP7と日本TOP7が激突する企画です。
BS日テレおよび韓国MBNで2025年9月14日から放送がスタートしました。
パク・ソジンとの3度の直接対決
日本1位の竹中雄大と韓国1位のパク・ソジンは、番組中で計3回にわたる直接対決を繰り広げています。
第1回の対決では、多くの視聴者が竹中のパフォーマンスを高く評価したものの、点数上はパク・ソジンの勝利となりました。
第2回の対決では竹中がX JAPANの「ENDLESS RAIN」を歌い上げ、131対69という大差で勝利を収めています。
第3回の「日韓トップテンショー」でのデュエット対決では、再びパク・ソジンが勝利を手にしました。
通算では1勝2敗という戦績になりましたが、竹中のパフォーマンスは日韓双方の視聴者から絶賛されています。
番組全体の最終結果と審査への議論
日韓歌王戦の最終結果は、韓国代表チームが4勝3敗で日本代表チームを下し、団体優勝を果たしました。
ただし、審査の公平性を巡っては日本の視聴者の間で議論が起きています。
「韓国側は演出を多用しているのに対し、日本側は歌だけで勝負しており、条件が対等ではない」という意見が一定数見られました。
興味深いのは、韓国の視聴者からも「竹中雄大への判定が不公平だった」「日本側が過小評価されている」という声が上がった点です。
審査員得点と観客得点で結果が逆転するケースもあり、判定方法そのものへの疑問が日韓双方で共有されていたことがうかがえます。
竹中雄大の歌唱力がやばいと言われる理由
竹中雄大の歌唱力は、音楽の専門家やボイストレーナーからも高く評価されています。
「やばい」「鳥肌が立つ」といった反応がSNS上で頻繁に見られるのは、決して誇張ではなく、技術的な裏付けがある実力の証といえるでしょう。
ミックスボイスを駆使した圧倒的なハイトーン
竹中の高音の秘密は「ミックスボイス」にあります。
地声と裏声が綺麗に混ざり合った発声法で、聴いている側は地声で歌っていると錯覚するほどの迫力を生み出しています。
音楽メディアの分析では「美しく澄み切ったハイトーンの中に少しだけハスキーな成分が混じり、リスナーの感情を揺さぶる」と表現されており、女性の音域にまで達する声帯の柔軟性は特筆すべきポイントです。
発声の専門家からは「横隔膜の力」「声帯の開大力」「響きの強さ」の3つが特に優れていると指摘されています。
息の流れをベースにした軽やかな発声スタイルが基本にあり、楽曲に応じて発声の質を自在に変化させられる点も大きな強みです。
カバー楽曲での表現力
他のアーティストの曲を歌うカバーにおいても、竹中は原曲の魅力を損なわず、独自の解釈を加えて聴かせる力を持っています。
現役歌王JAPANで披露したMISIAの「アイノカタチ」や、Official髭男dismの「Pretender」は、原曲とは異なるアプローチでありながら圧倒的な説得力を持つパフォーマンスでした。
一方で、「ボイストレーニング的な技術は高いが、感情表現や独自性の面ではまだ評価が分かれる」という意見も一定数存在しています。
技術面の高さは広く認められているものの、アーティストとしての個性やオリジナリティについては今後の成長に期待する声もあるのが現状です。
ソロカバーアルバム「DIVA」の全貌
2026年1月14日、竹中雄大は自身初となるソロカバーアルバム「DIVA」をユニバーサルミュージックからリリースしました。
タイトルの「DIVA」は、歌い始めた頃から歌姫のような存在を目指していたという竹中自身の思いに由来しています。
「20代最後の声」をコンセプトに掲げた全10曲入りの作品です。
収録曲のラインナップ
アルバムには、竹中が影響を受けた女性アーティストの楽曲を中心としたカバーが収録されています。
| トラック | 楽曲名 | 原曲アーティスト |
|---|---|---|
| 1 | Best Friend | 西野カナ |
| 2 | Love Story | 安室奈美恵 |
| 3 | カタオモイ | Aimer |
| 4〜8 | (順次公開) | ― |
| 9 | アイノカタチ | MISIA |
| 10 | 赤いスイートピー | 松田聖子 |
先行配信された「Love Story」と「Best Friend」はいずれも好評を博し、アルバム全体のトレーラー映像も大きな注目を集めました。
チャート成績と評価
オリコンデイリーアルバムランキングでは発売初日に4位を記録し、Billboard JAPAN Top Albums Salesでは8週連続でチャートインするロングセラーの動きを見せています。
2026年3月時点でも64位付近にランクインを続けており、発売から2か月以上が経過しても安定した売上を維持している状況です。
「DIVA Release Tour 2026」として全国5都市のZeppを巡るソロツアーも開催され、チケットの高い需要が確認されています。
韓国での人気爆発と海外展開の現在地
現役歌王JAPANでの優勝は、竹中雄大の韓国における知名度を劇的に押し上げました。
出演前はチケットの売れ行きに苦戦していた韓国でのライブが、優勝後には即完売するという状況の一変が起きています。
ソウルでの初単独ファンコンサートが全席完売
2026年3月14日、竹中はソウルの世宗大学校テヤンホールで初の韓国単独ファンコンサートを開催しました。
昼と夜の2回公演で、チケットは発売後すぐに全席完売を記録しています。
公演では韓国語でのMCやK-POPカバーも披露し、韓国メディアからは「成功裏に終了」と報じられました。
韓国のファンコミュニケーションアプリ「bubble for JAPAN」を活用したファン交流も行われており、日韓を横断する活動の基盤が着実に構築されています。
韓国の音楽番組への出演
日韓歌王戦の後も、竹中は韓国の音楽番組「日韓トップテンショー」に出演し、「First Love」(宇多田ヒカル)などを歌唱しています。
韓国の大物歌手MCリンが竹中の歌声に感銘を受けたことも話題となり、韓国のカラオケランキングで1位を獲得したという報道もあります。
韓国の視聴者からは「日本は彼を過小評価している」という声すら上がっており、日本以上に熱い支持を受けている側面があるのは注目すべきポイントです。
2026年の最新活動と今後の展望
2026年に入ってからの竹中雄大は、ソロ活動とバンド活動の両軸で精力的に動いています。
テレビ出演の拡大
2026年1月20日にはNHK「うたコン」に生出演を果たし、1月26日には日テレ「DayDay.」でカバーアルバムのスペシャルメドレーを生披露しました。
2月22日には「ダウンタウンDX」にも出演するなど、現役歌王での優勝を契機としてソロでのテレビ露出が大幅に増加しています。
バンドのボーカルとしてではなく「竹中雄大」個人としての認知度が、全国レベルで急速に高まっている状況です。
新曲「透明」でアニメ主題歌を担当
ノーベルブライトの新曲「透明」が、2026年4月放送開始のTVアニメ「氷の城壁」のオープニングテーマに決定しました。
作詞は竹中雄大、作曲は竹中雄大と沖聡次郎の共作で、編曲はノーベルブライトが担当しています。
TBS系での放送に加えてNetflixでの配信も予定されており、国内外でのさらなるリスナー拡大が見込まれます。
竹中本人は「2026年の僕たちを引っ張ってくれるキラーチューン」とコメントしており、バンドとしての新境地を切り開く意気込みがうかがえます。
Novelbright HALL & ARENA TOUR 2026
バンドとしては2026年のホール&アリーナツアーも予定されています。
地元の姫路では大和工業アリーナ姫路での2日間公演(9月26日・27日)が組まれており、地元凱旋公演として大きな注目を集めています。
知っておきたい注意点とリスク要因
竹中雄大に関しては、華々しい活躍の一方で注意すべき点もいくつか存在します。
気管支喘息の持病による公演リスク
竹中は気管支喘息の持病を抱えており、過去に複数回にわたりライブの中止や延期が発生しています。
2025年7月には喉の不調により医師から「ライブでの歌唱は困難」と診断され公演が延期となり、2026年2月にはインフルエンザ発症で札幌公演が当日延期になりました。
本人も「年1で体調の問題でライブができなくなる」と認めており、チケットを購入する際には公演延期の可能性を念頭に置いておく必要があるでしょう。
ギャンブルによる借金問題
2023年7月に「ギャンブルで7000万円負けた」と自身のYouTubeで告白し、大きな波紋を呼びました。
2024年初頭には「家賃が払えない」とSNSに投稿するほど経済的に困窮していた時期もあったとされています。
現役歌王JAPANの優勝賞金1000万円は「一度も見ることなくそのまま借金の返済に充てた」と本人が公表しました。
2026年2月のテレビ出演時には「だいぶクリーン」と現状を語っており、順調に返済が進んでいる様子ですが、完済の報告はまだなされていません。
ギャンブルについても「リハビリしながら」という表現を使っており、完全に断ち切ったという状況ではない点に留意が必要です。
まとめ:歌王・竹中雄大の実力と今後に注目
- 竹中雄大は1995年生まれ、兵庫県姫路市出身のノーベルブライトのボーカリストである
- 2025年8月放送の「現役歌王JAPAN」で総合1058点を記録し、2位に108点差をつけて優勝した
- 優勝の結果、韓国での知名度が劇的に向上し、単独ファンコンサートが全席完売するまでに成長した
- 日韓歌王戦ではパク・ソジンと3度対決し、1勝2敗の戦績を残した
- 歌唱力の核はミックスボイスで、女性の音域に達するハイトーンと声帯の柔軟性が強みである
- 2026年1月にソロカバーアルバム「DIVA」をリリースし、オリコン初日4位を記録した
- ノーベルブライトの新曲「透明」がTVアニメ「氷の城壁」のOPテーマに決定している
- 口笛の世界大会で2度優勝するという異色の経歴を併せ持つ
- 気管支喘息の持病があり、年に1回以上のペースで公演延期が発生するリスクがある
- ギャンブルによる借金は返済が進んでいるものの、2026年3月時点で完済報告はまだ出ていない

