フィギュアスケートの「りくりゅう」こと三浦璃来さんと木原龍一さんが、2026年8月23日に婚約を発表しました。
公開された写真には、氷上で木原さんが片膝をつき、三浦さんに指輪を差し出す姿が収められています。
その写真を見て、「プロポーズした場所はどこ?」「どこのスケートリンクなの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
日刊スポーツは、プロポーズ写真の舞台となったリンクについて、愛知県名古屋市港区にある「邦和みなと スポーツ&カルチャー」と報じています。かつての名称は「邦和スポーツランド」です。
しかもこのリンクは、りくりゅうにとって単に縁のある練習場というだけではありません。
2019年に2人がトライアウトを行い、後のオリンピック金メダルにつながるペアが生まれた「始まりの場所」でした。
りくりゅうのプロポーズ場所はどこ?邦和みなとスポーツ&カルチャー
りくりゅうの婚約発表で公開されたプロポーズ写真の舞台は、名古屋市港区の「邦和みなと スポーツ&カルチャー」です。
日刊スポーツは、この場所を2人がプロポーズ写真を撮影した「運命のスケートリンク」として紹介しています。三浦璃来さん自身も婚約発表後、写真について「私たちがペアを結成した思い出の場所で撮影しました」とXで明かしました。
邦和スポーツランドは現在の邦和みなとスポーツ&カルチャー
「邦和スポーツランド」と「邦和みなと スポーツ&カルチャー」の2つの名前を見かけて、別の場所なのかと思った人もいるかもしれません。
日刊スポーツによると、以前の「邦和スポーツランド」が、現在の「邦和みなと スポーツ&カルチャー」です。
名古屋市公式観光サイトの「なごや・ロケーション・ナビ」では、所在地を愛知県名古屋市港区港栄1丁目8-23と紹介しています。
施設には国際規格のアイススケートリンクがあり、観客席は500人収容。スケート以外にもプールや体育館、スポーツジムなどを備えた総合施設です。
三浦璃来が「ペアを結成した思い出の場所」と明かした
婚約発表後、三浦璃来さんは多くの祝福への感謝とともに、写真の撮影場所について「私たちがペアを結成した思い出の場所」と説明しています。
本人の発信で明確になっているのは、公開された写真が2人のペア結成につながった場所で撮影されたという点です。
一方、日刊スポーツは邦和みなと スポーツ&カルチャーをプロポーズ場所として報じており、氷上で木原さんが片膝をついて指輪を差し出す写真も公開されています。
競技人生のスタート地点に戻り、人生の新しい節目となる写真を残したことになります。
邦和みなとが選ばれた理由は?りくりゅうペア結成の思い出の場所
なぜ、りくりゅうは婚約を報告する大切な写真の場所として邦和みなとを選んだのでしょうか。
2人が理由を細かく説明したわけではありませんが、三浦さんが自ら「ペアを結成した思い出の場所」と明かしていることが大きな手がかりです。
このリンクでは2019年、木原さんの競技人生を大きく変える出会いがありました。
りくりゅうは2019年7月に邦和でトライアウト
三浦璃来さんと木原龍一さんがペアを組むきっかけになったのは、2019年7月に邦和のリンクで行われたトライアウトでした。
当時、2人はともに以前のパートナーとのペアを解消し、新たな相手を探していました。
日刊スポーツによると、三浦さんからの誘いを受けて2人は邦和でトライアウトを実施。実際に組んで技を試したところ、木原さんはそれまでとは違う感覚を覚えたといいます。
ここから、後に世界の頂点に立つ「りくりゅう」が始まりました。
木原龍一はツイストリフトで「カミナリが落ちた」と感じた
ペア結成を決定づけたエピソードとして知られているのが、トライアウトで試したツイストリフトです。
ツイストリフトは、男性選手が女性選手を上空へ投げ、回転した女性をキャッチするペアならではの大技。
日刊スポーツによると、木原龍一さんは三浦璃来さんと初めて試した際、これまでにない高さが出たことに驚き、当時の感覚を「カミナリが落ちた」と振り返っています。
木原さんにとって、それほど強烈な手応えのある出会いでした。
プロポーズ写真の舞台となったリンクが、2人の競技人生を変えた瞬間と同じ場所だったと考えると、邦和が持つ意味も大きく感じられます。
木原龍一は邦和スポーツランドでアルバイト!引退も考えた時期だった
邦和は、木原龍一さんにとってさらに深い思い出のある場所です。
三浦璃来さんとのペア結成前、木原さんはこのリンクでアルバイトをしていました。
華やかなオリンピック金メダリストとしてではなく、競技を続けるかどうか迷っていた時期にも通っていた場所なのです。
平昌五輪後にリンクでアルバイトを始めていた
スポニチによると、木原龍一さんは平昌オリンピック後、社会勉強の意味も込めてスケートリンクでアルバイトをしていました。
日刊スポーツは、貸し靴などの仕事を担当していたと伝えています。
当時は負傷やペア解消も重なり、木原さんは現役引退も視野に入れていた時期でした。
これまで人生の多くをスケートに注いできた木原さんにとって、邦和は競技から少し離れ、これからの人生を考えていた場所でもあったようです。
引退を考えたリンクで三浦璃来と出会い再び世界へ
そんな木原龍一さんの前に現れたのが三浦璃来さんでした。
2019年のトライアウトで抜群の感覚を得た木原さんはペア結成を決断し、2人はカナダ・オークビルへ渡ります。
日刊スポーツによると、木原さんにとって三浦さんとの出会いとトライアウトで得た手応えは、再び前を向く決め手の一つになりました。
引退を考えながらアルバイトをしていた場所で新しいパートナーと出会い、その7年後にはオリンピック金メダル。
そして、その場所に2人で戻り婚約を報告する写真を撮影したことになります。
邦和が「思い出の場所」と表現された理由が伝わってくるエピソードです。
りくりゅうのプロポーズ写真はグラディエーター衣装だった
プロポーズ写真には、場所だけでなく衣装にも特別な意味が込められていました。
2人が身につけていたのは、2026年ミラノ・コルティナオリンピックで金メダルを獲得したフリースケーティングの衣装です。
フリーの使用曲は映画「グラディエーター」でした。フジテレビの選手情報でも、2025-26シーズンのFS曲として映画「グラディエーター」より、と紹介されています。
五輪金メダルを獲得したフリーと同じ衣装
デイリースポーツは、婚約発表で公開されたプロポーズ写真の衣装が、ミラノ・コルティナ五輪のフリーで着用したものだったと報じています。
五輪ではショートプログラム5位と出遅れましたが、フリーで世界歴代最高得点となる158.13点をマーク。
大逆転で、日本のフィギュアスケート・ペアとして初めてオリンピック金メダルを手にしました。
「始まりのリンク」と「頂点に立った衣装」が重なった一枚
婚約写真には、りくりゅうの競技人生を象徴する2つの要素が重なっています。
場所は、2019年に2人がトライアウトをしてペア結成につながった邦和。
衣装は、2026年にオリンピック金メダルを獲得した「グラディエーター」の衣装です。
「ペアとして始まった場所」と「ペアとして世界の頂点に立った時の衣装」で人生の新しいスタートを報告した形になります。
2人が衣装や撮影場所に込めた意図をすべて語ったわけではありませんが、三浦さん自身が邦和を「ペアを結成した思い出の場所」と表現していることからも、このリンクが特別な場所であることは伝わってきます。
りくりゅうのプロポーズ写真には指輪を披露する姿も
2026年8月23日の婚約発表では、木原龍一さんが氷上で片膝をつき、三浦璃来さんに指輪を差し出す写真が公開されました。
ORICON NEWSによると、三浦さんの左手薬指には指輪が輝き、2人がそろって笑顔で指輪を披露する写真も投稿されています。
連名のメッセージでは、長い時間を一緒に過ごす中で互いがかけがえのない存在になったとして婚約を報告。
2019年のペア結成から約7年間、オリンピックや世界選手権を一緒に戦ってきた2人が、競技のパートナーから人生をともに歩むパートナーへ新たな一歩を踏み出しました。
りくりゅうのプロポーズ場所はペアが始まった思い出の邦和
りくりゅうの婚約発表で公開されたプロポーズ写真の舞台は、名古屋市港区にある「邦和みなと スポーツ&カルチャー」です。
以前は「邦和スポーツランド」と呼ばれ、木原龍一さんがスケートを始め、競技人生に迷っていた時期にはアルバイトもしていた場所でした。
そして2019年7月、三浦璃来さんと木原さんがトライアウトを行い、「りくりゅう」が誕生するきっかけになったリンクでもあります。
木原さんが三浦さんとのツイストリフトで「カミナリが落ちた」と感じた場所から2人の快進撃が始まり、2026年にはミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得。
婚約写真では、その金メダルを勝ち取った「グラディエーター」の衣装を身につけていました。
三浦さんが「ペアを結成した思い出の場所」と語った邦和。
競技人生の原点となったリンクが、2人にとって新たな人生の節目を刻む場所にもなりました。

