川口春奈さんの映画について、現在注目されているのが『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』です。
川口春奈さんが主人公・遠藤和さんを演じ、高杉真宙さんが夫・将一さんを演じる作品で、2026年10月2日に全国公開される予定です。映画公式サイトでも、現時点で10月2日の公開が案内されています。
一方、公開を前に厚生労働省とのタイアップが行われていましたが、2026年8月24日に中止が発表されました。
タイアップ用に作られ、すでに自治体やがん診療連携拠点病院などへ送られていたポスターも回収されることになっています。
映画そのものが公開中止になったわけではありません。
川口春奈さんの主演映画はどんな作品なのか、厚労省との間で何が起きたのかを見ていきます。
川口春奈の映画は『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』!10月2日公開
川口春奈さんが主演する映画の正式タイトルは、『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』です。
映画公式サイトでは、2026年10月2日(金)の公開が発表されています。主演は川口春奈さんで、高杉真宙さんが共演します。
今回の厚労省タイアップ中止を受け、「映画も公開されなくなるの?」と気になった人もいるかもしれませんが、2026年8月25日時点で映画公式サイトには10月2日公開と掲載されています。
川口春奈主演映画の公開日は2026年10月2日
『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』の公開日は、2026年10月2日(金)です。
映画公式サイトのほか、配給する東映も10月2日の公開を案内しています。
主な作品情報は次の通りです。
- 公開日:2026年10月2日(金)
- 主演:川口春奈
- 共演:高杉真宙
- 原作:遠藤和『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』
- 監督:山戸結希
- 配給:東映
川口春奈さんが演じるのは、21歳でステージIVの大腸がんを宣告された遠藤和さんです。
高杉真宙さんは、和さんを支える夫・将一さんを演じています。
『ママがもうこの世界にいなくても』は実話をもとにした映画
この映画は、遠藤和さんが亡くなる10日前まで書き続けた手記『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』を原作としています。
映画公式サイトによると、遠藤和さんは21歳でステージIVの大腸がんを宣告されました。夫の将一さんや家族と過ごした日々、生と死に向き合った時間をつづった日記が後に書籍化され、今回の映画につながっています。
遠藤和さんと将一さんの姿は、日本テレビ系『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』でも取り上げられていました。
映画では、青森で暮らす和と将一の生活や結婚、家族への思い、がんと向き合いながら過ごす時間が描かれます。
川口春奈の映画と厚労省のタイアップはなぜ中止になった?
今回大きく報じられたのは、映画自体のトラブルではなく、厚生労働省が実施していたタイアップ企画の中止です。
厚生労働省は2026年8月19日、『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』とのタイアップを発表しました。
ところが、その5日後となる8月24日、タイアップを中止すると正式に発表しています。
厚労省は8月19日に映画とのタイアップを発表
厚生労働省が映画とのタイアップを最初に発表したのは、2026年8月19日です。
目的は、AYA世代と呼ばれる15歳から39歳のがん患者やその家族に向けて、利用できる制度や支援サービスを知らせることでした。
厚生労働省では「15歳~30歳代でがんと診断されたあなたへ がんの治療と暮らしを支える制度ガイド」というパンフレットを作成しており、その周知に映画を活用する企画でした。
タイアップでは、映画を使った普及啓発ポスターの作成や特設ページの開設などが行われました。
当初、ポスターは各都道府県や都道府県がん診療連携拠点病院を中心とする関係団体などに掲示される予定でした。
がん患者が利用する病院へのポスター掲示に批判の声
発表後、ネット上ではポスターの掲示場所などに対してさまざまな声が出ました。
ポスターには映画のタイトルである「ママがもうこの世界にいなくても」という言葉と、川口春奈さんや高杉真宙さんが写った作品ビジュアルが使われていました。
このポスターを、実際にがん患者が治療などで日常的に利用するがん診療連携拠点病院へ掲示する企画だったことから、当事者への配慮を求める声が出たとJ-CASTニュースやTBS NEWS DIGなどが報じています。
厚生労働省も後の発表で、患者が日常的に利用する場所へのポスター掲示や、今回のタイアップによる制度周知について、患者や家族への配慮に欠ける点があったとの認識を示しています。
映画作品そのものへの評価と、厚労省がどこにどのような形でポスターを掲示するかという問題は、別の話として受け止めた方が分かりやすそうです。
厚労省はタイアップ中止と映画ポスター回収を発表
厚生労働省は2026年8月24日、映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』とのタイアップを中止すると正式に発表しました。
同省は、情報発信によってがんと向き合う患者や家族に不快な思いをさせたとして謝罪しています。
発表された対応は、タイアップを取りやめるだけではありません。
すでに発送されていたポスターの回収や掲示中止、特設ページやSNS投稿の削除まで行われることになりました。
映画ポスターは全国の自治体や病院から回収へ
厚生労働省によると、タイアップポスターはすでに全国の都道府県や都道府県がん診療連携拠点病院などへ送付されていました。
8月24日の発表では、送付済みのポスターを回収し、掲示も中止するとしています。
そのため、「映画のポスターが回収された」という情報を見た場合、今回回収対象となっているのは厚生労働省とのタイアップで制作・送付された普及啓発ポスターです。
映画館などで使用される映画宣伝用ポスター全般について、映画公式が回収を発表したという内容ではありません。
特設ページやSNS投稿も削除
ポスターだけでなく、厚生労働省が開設したタイアップ特設ページや関連するSNS投稿についても削除すると発表されています。
厚生労働省は今回の中止について、がん患者や家族に利用できる支援制度を知らせるという当初の目的があったことも説明しています。
一方で、その周知方法や掲示場所に配慮が足りなかったとして、企画そのものを取りやめる判断となりました。
『ママがもうこの世界にいなくても』の映画公開は中止になる?
厚労省とのタイアップ中止が大きく報じられたことで、映画の公開予定まで変わったように感じた人もいるかもしれません。
しかし、厚生労働省が8月24日に発表したのは、あくまで同省と映画との「タイアップ中止」です。
2026年8月25日時点で、映画公式サイトでは『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』の2026年10月2日公開が引き続き案内されています。
10月2日の公開予定は現在も映画公式サイトに掲載
映画公式サイトのトップページには「2026年10月2日(金)公開決定」と掲載されています。
厚労省の発表にも、映画そのものの公開を取りやめるという内容はありません。
現時点で確認できるのは、
- 厚生労働省とのタイアップは中止
- 厚労省タイアップポスターは回収
- 厚労省の特設ページやSNS投稿は削除
- 映画は2026年10月2日公開予定
という状況です。
今後、公開スケジュールについて新たな案内が出た場合は映画公式サイトや東映から発表されるとみられますが、8月25日時点では10月2日公開の案内が続いています。
川口春奈主演映画のキャストは?高杉真宙や松本穂香も出演
『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』には、川口春奈さんと高杉真宙さんのほかにも多くの俳優が出演します。
映画公式サイトでは、松本穂香さん、中島瑠菜さん、清水くるみさん、笠原秀幸さん、豊本明長さん、一ノ瀬颯さん、星野真里さん、森田望智さん、デビット伊東さん、小林聡美さんらの出演が発表されています。
川口春奈は主人公・遠藤和役
川口春奈さんが演じるのは、主人公の遠藤和さんです。
映画公式サイトでは、天真爛漫で芯の強い和さんが、夫や家族とともに限られた時間を生きる姿が紹介されています。
川口春奈さんにとって本作は久しぶりの映画主演作としても注目されています。
高杉真宙は夫・遠藤将一役
高杉真宙さんは、和さんの夫・遠藤将一さんを演じます。
突然のがん宣告を受けた和さんに寄り添い、夫婦で困難な時間を歩んでいく役どころです。
映画では病気だけを中心に描くのではなく、二人が笑ったりぶつかったりしながら過ごした日常や、夫婦や家族として生きた時間にも焦点が当てられています。
原作は遠藤和さんが残した手記
原作は、遠藤和さんによる『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』です。
映画公式サイトによると、和さんは亡くなる10日前まで日記を書き続けていました。
その記録が書籍となり、山戸結希監督によって映画化されています。配給は東映です。
制作を担当するAOI Pro.の作品情報では、主題歌としてVaundyさんの「しわあわせ」も発表されています。
川口春奈の映画と厚労省タイアップ中止の今後
川口春奈さん主演の映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は、2026年10月2日に公開される予定です。
公開前の8月19日には厚生労働省とのタイアップが発表されましたが、ポスターをがん患者が日常的に利用する医療機関などへ掲示する方法について批判の声が出ました。
厚生労働省は8月24日、患者や家族への配慮に欠ける点があったとしてタイアップ中止を発表。送付済みのタイアップポスターを回収し、掲示を中止するとともに、特設ページやSNS投稿も削除するとしています。
一方、映画そのものについては、8月25日時点でも公式サイトで10月2日の公開予定が掲載されています。
今回取りやめになったのは厚労省とのタイアップ企画であり、川口春奈さん主演映画の公開中止が発表されたわけではありません。
『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は、実在した遠藤和さんの手記を原作に、川口春奈さんと高杉真宙さんが夫婦の時間を演じる作品です。
厚労省とのタイアップ中止をきっかけに作品名を知った人にとっても、まず押さえておきたいのは「映画は2026年10月2日公開予定」という点です。

