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後藤大樹の自己ベストは?400mハードル48秒09はどれほどすごい?

後藤大樹の自己ベストは?400mハードル48秒09はどれほどすごい?

陸上・男子400mハードルの後藤大樹選手の自己ベストは、48秒09です。日本陸連がU18世界最高と発表したタイムですが、年齢制限のない日本記録とは別です。100mや200m、ハードルのない400mでも好記録を残しています。

目次

後藤大樹の自己ベストは?100m・200m・400mの記録も

後藤大樹選手の主な公認自己ベストは、次のとおりです。2026年9月21日時点で、日本陸連のアジア大会代表プロフィールにも、400mハードルの自己ベストは48秒09と掲載されています。

種目自己ベスト記録した大会
400mハードル48秒092026年6月14日・日本選手権
100m10秒492025年・国民スポーツ大会
200m20秒432026年7月11日・京都選手権
400m46秒802025年10月24日・京都府私学総体

400mの46秒80は、ハードルを置かない種目のタイムです。一方、400mハードルの48秒09は、走りながら10台のハードルを越える種目の記録。同じ400mでも、別の競技として記録されます。

月陸Onlineの大会記事によると、46秒80を出したのは、後藤選手にとって初めての個人種目の400mレースでした。当時は高校1年生で、それまでの高1最高記録だった47秒31を14年ぶりに更新しています。

200mは20秒43と20秒19のどちらが自己ベスト?

後藤大樹選手の200mは、公認の自己ベストが20秒43、追い風参考記録が20秒19です。20秒19の方が速いものの、風の条件が異なるため、同じ扱いにはなりません。

公認自己ベストの20秒43を出したのは、2026年7月11日の京都選手権です。月陸Onlineによると、大会前の自己ベストは21秒12でしたが、午前の予選で20秒86、決勝ではさらに20秒43へと短縮しました。

決勝の風は向かい風1.0m/s。記録達成時点では、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手の20秒34、桐生祥秀選手の20秒41に続く高校歴代3位のタイムでした。21秒12という数字は誤りではなく、更新前の自己ベストです。

その後、2026年9月6日の近畿選手権では、20秒19で優勝しました。ただし、このレースは追い風3.1m/sだったため、追い風参考記録となっています。

日本陸連のルール解説にあるとおり、200mなどでは追い風が2.0m/sを超えると、記録の公認条件を満たしません。そのため、20秒19で走った事実はあっても、公認の自己ベストや日本記録の更新には使われないのです。

48秒09は世界記録?U18世界最高と日本記録の違い

後藤大樹選手の48秒09は、U18世界最高であり、U20日本記録・日本高校記録でもあるタイムです。ただし、年齢制限のない男子400mハードルの世界記録を更新した、という意味ではありません。

記録の区分タイム選手
U18世界最高(ハードルの高さ91.4cm)48秒09後藤大樹
U20日本記録48秒09後藤大樹
日本高校記録48秒09後藤大樹
一般の日本記録47秒89為末大

U18は18歳未満、U20は20歳未満を意味する年齢区分です。日本陸連の年齢区分表では、2009年5月生まれの後藤選手は、2026年にU18・U20両方の日本記録の対象となります。高校記録は在学区分によるものなので、年齢別の記録とは分けて扱われます。

また、日本陸連のU18日本記録一覧には、48秒09の横に「91.4cm」と記されています。これは一般男子400mハードルと同じ高さです。「U18だから低いハードルで出したタイム」というわけではありません

為末大氏との比較で重要なのは、高校記録と一般の日本記録を分けることです。後藤選手は、為末氏が持っていた高校記録49秒09を2026年6月13日の予選48秒31で更新し、翌14日の決勝では48秒09へとさらに短縮しました。前年には目標として語っていた高校記録を、日本選手権で上回ったことになります。

一方、一般の日本記録47秒89は、為末氏が2001年8月10日の世界選手権で出したタイムです。後藤選手の48秒09との差は0秒20。高校記録は更新していますが、一般の日本記録にはまだ届いていません。

記録を支える強みは?ラスト100mのスピードとリレーでの実績

後藤大樹選手自身が強みとして挙げているのは、スプリント、つまり短距離を走るスピードです。

日本陸連が掲載した日本選手権優勝後のコメントでは、自分のリズムを崩さずに相手についていくことを心がけ、「ラスト100mが勝負だ」という気持ちで臨んだと説明しています。最終コーナーを抜けた時には、スプリントで勝負できる自信があったそうです。

また、月陸Onlineの取材記事では、洛南高校の柴田博之監督から、残り200mはミニハードルの練習をイメージしてリズムを刻むよう助言を受けていたことも伝えられています。速さだけでなく、後半まで走りのリズムを保つことも意識したレースでした。

リレーでも実績があります。2025年7月29日のインターハイでは、洛南高校の4×400mリレーのアンカーを担当。チームは3分07秒25の高校新記録を出して優勝しました。

さらに、2026年6月6日に洛南高校が出した4×100mリレー39秒17の高校記録にも、後藤選手がメンバーとして名を連ねています。これらは4人でつないだチーム記録で、個人種目の自己ベストとは別の実績です。

まとめ

後藤大樹選手の48秒09は、年齢別・高校の記録を塗り替えただけでなく、一般の日本記録にも0秒20まで迫ったタイムです。200mでは公認20秒43に加え、追い風参考ながら20秒19も記録。400mハードルの後半で本人が自信を持つスピードは、短距離種目の実績にも表れています。

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