「ダイナソー小林」の愛称で知られる恐竜研究の第一人者、小林快次さん。
カムイサウルス(むかわ竜)の発見など、輝かしい功績でメディアに登場することも多いですが、そのプライベート、特に結婚した妻や家族についてはあまり知られていません。
この記事では、小林快次さんのミステリアスな妻の人物像から、彼の人柄を形成した父親との感動的なエピソード、さらには現在の活動まで徹底的に解説します。
この記事を読めば、小林快次さんという研究者の奥深い魅力と、彼を支える家族の存在について深く理解できるでしょう。
【結論】小林快次は結婚していた!謎に包まれた妻の人物像とは?
日本の恐竜研究をリードする小林快次さんですが、結婚して妻がいることが明らかになっています。
しかし、ご自身のプライベートについては多くを語らないスタイルのため、奥さんに関する情報は非常に限られています。
2017年のインタビューで初めて「妻がいます」と公言
小林快次さんは、2017年に行われたインタビューで家族について問われた際、「…家族は妻がいます。」と、結婚している事実を初めて公にしました。
この一言が、彼が既婚者であることを示す数少ない公的な発言となっています。
多くを語らない姿勢から、家族のプライバシーを非常に大切にされていることがうかがえます。
妻の顔写真や名前、年齢は公表されている?
結論から言うと、小林快次さんの妻の顔写真や名前、年齢といった具体的な個人情報は一切公表されていません。
ご本人のX(旧Twitter)や各種メディア、インタビューなどを見ても、奥さんに関する情報を見つけることはできませんでした。
お子さんについても同様で、その存在については明らかにされていませんが、年齢を考えるといても不思議ではありません。
好きなタイプは「文化的な人」- 妻は研究者仲間?
小林快次さんは、過去のインタビューで好きな女性のタイプについて「文化的な人、自分を持っている人はすごく魅力的だなと思う」と語っています。
この発言から、奥様も知的好奇心が旺盛で、教養の深い方である可能性が考えられます。
もしかすると、同じ分野の研究者や、彼の研究に深い理解を持つ知的なパートナーなのかもしれません。
小林快次さんに子供はいるの?
前述の通り、小林快次さんにお子さんがいるかどうかは公表されていません。
インタビューで家族について語った際も「妻がいます」とだけ答えており、子供の有無については言及されませんでした。
プライベートを大切にする姿勢を貫いているため、今後も家族に関する情報が公開される可能性は低いと考えられます。
ダイナソー小林こと「小林快次」の読み方とwiki風プロフィール
メディアでは「ダイナソー小林」として親しまれていますが、その本名や経歴について詳しく見ていきましょう。
名前の正しい読み方は「こばやし よしつぐ」
小林快次さんの名前は「こばやし よしつぐ」と読みます。
「快次」という名前が少し珍しいため、時折「かいじ」と間違われることもありますが、正しくは「よしつぐ」です。
年齢・出身地・学歴・経歴を総まとめ
小林快次さんのプロフィールを以下の表にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 小林 快次 (こばやし よしつぐ) |
愛称 | ダイナソー小林 |
生年月日 | 1971年12月23日 |
年齢 | 53歳(2025年時点) |
出身地 | 福井県 |
出身高校 | 福井県立高志高等学校 |
出身大学 | ワイオミング大学 地質学地球物理学科 |
最終学歴 | サザンメソジスト大学大学院 地球科学科 博士号取得 |
役職 | 北海道大学総合博物館 教授 |
大阪大学総合学術博物館 招聘教授 | |
穂別博物館 特別顧問 | |
研究分野 | 層位学、古生物学 |
日本人初!恐竜の博士号を取得した経緯
小林さんは高校時代に恐竜の魅力にのめり込み、横浜国立大学に進学します。
しかし、当時最先端だったアメリカの恐竜研究に惹かれ、大学を1年で退学するという大きな決断を下しました。
その後、アメリカのワイオミング大学へ留学し、首席で卒業。
さらにサザンメソジスト大学大学院へ進み、2004年に日本人として初めて恐竜の博士号を取得するという快挙を成し遂げました。
主な受賞歴と輝かしい功績一覧
国内外での数々の発見と研究が評価され、多くの賞を受賞しています。
- 第71回 北海道新聞文化賞 学術部門
- 平成30年度 北海道文化奨励賞
- 令和3年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰
これらの受賞は、彼の研究が学術界において高く評価されていることの証です。
小林快次さんの人柄がわかる!父親との感動エピソード

小林快次さんの研究への情熱と人柄は、彼の父親との関係の中に深く根差しています。
その感動的なエピソードは、彼の「性格」や価値観を理解する上で欠かせません。
息子の「好き」を全力で応援した生真面目な父親
小林さんの父親は、会社員で決して裕福ではなかったものの、息子の「やりたいこと」を常に尊重してくれる方でした。
小学生の小林さんが高価な城の写真集をねだれば、渋りながらも買ってくれました。
ハレー彗星を見たいと言えばカメラをプレゼントしてくれるなど、息子の知的好奇心を否定せず、全力で応援する姿勢を貫いていました。
アンモナイト採掘に毎週付き添ってくれた父の愛情
中学生になると、小林さんはアンモナイトの化石採掘に夢中になります。
父親はそんな息子のため、日曜日になると車を運転して採掘場まで送り迎えをしてくれました。
息子が一日中石を割っている間、父親は少し離れた場所で自分の仕事をしながら、静かに見守っていたそうです。
土地を売ってまでアメリカ留学の学費を工面
小林さんがアメリカ留学を決意し、さらに大学を中退して再びアメリカで学びたいと伝えた時も、父親は反対しませんでした。
実は、父親は息子のために土地を売って学費を工面していたのです。
そのことを小林さんには一切告げず、経済的な負担を一人で背負いながら、息子の夢を支え続けました。
「反省しても後悔するな」父から受け継いだ言葉と石屋の血
父親は常々「反省しても後悔するな」と小林さんに語っていたそうです。
この言葉は、息子が後悔なく自分の道を進めるようにという父親の深い愛情の表れでした。
また、父親の実家は石屋を営んでおり、親戚からは「石屋の血だね」と言われていたというエピソードも、彼のルーツを物語る興味深い話です。
恐竜学者としての功績とメディアでの評判
小林快次さんは、数々の歴史的な発見で知られています。
メディア出演も多く、その専門性と分かりやすい解説で一般のファンからも高い支持を得ています。
日本最大の恐竜「むかわ竜(カムイサウルス)」の発見
小林さんの功績として最も有名なものの一つが、北海道むかわ町で発見された「むかわ竜」の研究です。
この日本最大の全身骨格恐竜を新属新種と突き止め、2019年に「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名しました。
この発見は日本の恐竜研究史における金字塔となりました。
世紀の発見!謎の恐竜「デイノケイルス」の全身骨格を発掘
長年、巨大な腕の化石しか見つかっていなかった「謎の恐竜」デイノケイルス。
小林さんらのチームはゴビ砂漠での発掘調査でその全身骨格を発見し、長年の謎を解き明かしました。
この発見は世界中の古生物学者を驚かせ、彼の名を国際的に知らしめることになりました。
人気番組「クレイジージャーニー」で話題になった発掘調査
小林さんはTBS系の人気番組「クレイジージャーニー」にも出演し、過酷なゴビ砂漠での発掘調査の様子が放送されました。
番組を通じて、彼の研究に対する情熱や驚異的な集中力、そして「ファルコン・アイ」と呼ばれる化石発見能力が広く知れ渡り、お茶の間での知名度も一気に高まりました。
小林快次さんの現在の活動(研究室・イベント・講演会)

第一線で活躍を続ける小林快次さん。
彼の現在の活動拠点や、ファンが直接触れ合えるイベント情報について紹介します。
北海道大学総合博物館にある研究室の様子は?
小林さんは、北海道大学総合博物館の教授として後進の指導にもあたっています。
研究室には、ニッポノサウルスのタイプ標本といった世界的に貴重な化石が保管されており、学生たちは日々研究に励んでいます。
NHKの番組では、中学生リポーターが研究室を訪れ、化石のクリーニング作業や収蔵庫の様子が紹介されるなど、その活動の一端を垣間見ることができます。
【2025年最新】講演会やイベントに参加する方法
小林さんは全国の博物館での講演会や、子供向けのオンラインイベントなどにも積極的に登壇しています。
例えば、KADOKAWA主催の「みんなの恐竜コンテスト」では審査員を務めるなど、未来の恐竜博士たちとの交流も大切にしています。
最新のイベントや講演会の情報は、北海道大学総合博物館の公式サイトや、主催団体のウェブサイトで告知されることが多いので、こまめにチェックするのがおすすめです。
アラスカでの発掘調査に向けたクラウドファンディングも実施
近年、小林さんは極寒の地アラスカでの発掘調査に力を入れています。
恐竜がどのように寒冷地で生き延び、大陸間を移動したのかという壮大な謎に挑むため、クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」で調査費用を募るプロジェクトも行いました。
研究を一般に開き、多くの人々と共に謎に挑むという新しいスタイルも、彼の魅力の一つです。
まとめ:小林快次さんは家族の支えを力に変える情熱的な恐竜ハンター
この記事では、謎に包まれた小林快次さんの妻の人物像から、彼の人柄を形作った父親との感動秘話、そして研究者としての輝かしい功績や現在の活動について詳しく解説しました。
- 小林快次は結婚しており、妻がいることを2017年のインタビューで公言した
- 妻の名前や顔写真、子供の有無などプライベートな情報は一切公開されていない
- 好きなタイプは「文化的な人」「自分を持っている人」と語っている
- 名前の読み方は「こばやし よしつぐ」である
- 横浜国立大学を1年で中退し、アメリカへ渡り日本人初の恐竜博士号を取得した
- 父親は息子の「好き」を全力で応援し、土地を売って留学費用を工面した
- 父親からの「反省しても後悔するな」という言葉が彼の信条となっている
- 「むかわ竜(カムイサウルス)」や「デイノケイルス」など歴史的な発見を成し遂げた
- 北海道大学総合博物館の教授として研究と後進の指導にあたっている
- 講演会やイベントにも積極的に参加し、クラウドファンディングで新たな挑戦を続けている