カラオケに行くと必ず聞かれる「DAMとJOYSOUND、どちらにしますか?」という質問。
なんとなく選んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、この2つのカラオケ機種には明確な違いがあり、歌うジャンルや目的によって最適な選択が変わってきます。
DAMは本人映像や採点機能に強みがあり、JOYSOUNDは曲数の多さやボカロ楽曲の充実で知られています。
この記事では、市場シェアや収録曲数、採点機能の違いから、あなたに合った機種の選び方まで詳しく解説していきます。
カラオケをもっと楽しみたい方、採点で高得点を狙いたい方、お気に入りの曲を見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
DAMとJOYSOUNDはどっちが人気?市場シェアで比較
DAMとJOYSOUNDの人気を客観的に判断するには、市場シェアのデータが参考になります。
結論から言えば、業務用市場全体ではDAMが優勢ですが、カラオケボックスに限定するとほぼ互角の状況です。
それぞれのデータを詳しく見ていきましょう。
業務用カラオケ機器のシェアはDAMが約65〜70%
業務用カラオケ機器の市場では、DAMが圧倒的なシェアを誇っています。
SBI証券の調査によると、DAMの市場占有率は約70%と推測されています。
DAMを提供する第一興商は、カラオケチェーン「ビッグエコー」を全国展開しており、全店舗にDAMを導入していることがシェア拡大の大きな要因となっています。
また、スナックやバーなどのナイト市場では特にDAMの人気が高く、演歌や歌謡曲を好む年配の利用者から支持を集めています。
第一興商の2025年3月期の売上高は約1,530億円で、カラオケ業界最大手の地位を確立しています。
カラオケボックス市場ではほぼ互角の5対5
一方、カラオケボックス市場に限定すると、状況は異なります。
DAMとJOYSOUNDのシェアはおおよそ5対5で、ほぼ互角の勝負を繰り広げています。
カラオケボックスでは若い世代の利用者が多く、JOYSOUNDが得意とするアニソンやボカロ楽曲の需要が高いことが理由の一つです。
また、JOYSOUNDは曲数の多さを武器に、幅広いジャンルの楽曲を求めるユーザーを取り込んでいます。
両社とも月に数百曲の新曲を追加し続けており、激しい競争が続いている状況です。
ユーザー支持率はDAM66%対JOYSOUND34%
実際にカラオケを利用するユーザーの支持率を見ると、DAMが優勢という結果が出ています。
あるアンケート調査では、DAM支持が66%、JOYSOUND支持が34%と、約2対1の割合でDAMが選ばれています。
両方の機種を導入している店舗では、DAMの部屋から先に埋まっていく傾向があるという声もあります。
ただし、この結果は利用者の年齢層や好みのジャンルによって大きく変わるため、一概にDAMが優れているとは言えません。
若い世代やボカロファンの間では、JOYSOUNDの方が人気が高いケースも多く見られます。
DAMとJOYSOUNDの基本スペックを徹底比較
カラオケ機種を選ぶ際には、収録曲数や映像コンテンツ、音質などの基本スペックを把握しておくことが重要です。
ここでは、両者の違いを具体的な数字とともに比較していきます。
収録曲数はJOYSOUNDが約2万曲多い
総収録曲数では、JOYSOUNDがDAMを上回っています。
2025年現在の最新機種で比較すると、JOYSOUNDは約36.8万曲、DAMは約34.4万曲を収録しています。
JOYSOUNDは「圧倒的曲数No.1」をキャッチコピーに掲げており、特にボーカロイド楽曲は約8,000曲以上を配信しています。
一方、DAMは曲数では劣るものの、メジャーなヒット曲や演歌・歌謡曲のラインナップが充実しています。
注意点として、同じブランドでも機種のグレードによって収録曲数は大きく異なります。
古い機種や下位グレードの機種では、最新機種より数万曲少ないケースもあるため、店舗で確認することをおすすめします。
本人映像・アニメ映像の数はDAMが圧倒的
映像コンテンツにおいては、DAMが業界随一の充実度を誇っています。
DAMの最新機種「LIVE DAM WAO!」では、サザンオールスターズやB’zなど、特定のアーティストの本人映像を全曲配信するという力の入れようです。
K-POPではBTSやTWICE、BLACKPINK、SEVENTEENなどの人気グループの公式映像も豊富に揃っています。
演歌の分野でも五木ひろしや石川さゆりなど、大御所アーティストの本人映像が多数収録されています。
JOYSOUNDもライブ映像やミュージックビデオを提供していますが、全体的な本人映像の数ではDAMに軍配が上がります。
アニメ映像についても、DAMは「DAMアニメ部」として積極的に展開しており、JOYSOUNDよりも充実しているのが現状です。
音質の違いと特徴を解説
音質面では、両者ともに高品質なサウンドを提供していますが、特徴に違いがあります。
DAMは「AiR SOUND」というAI技術を用いた音響システムを採用し、原曲に忠実で重厚感のあるサウンドが特徴です。
ドンシャリ系の音作りで、低音がしっかりと響く傾向があります。
一方、JOYSOUNDは業界初のハイレゾ音源に対応しており、クリアで柔らかなサウンドが特徴です。
最新機種では日本フィルハーモニー交響楽団のサウンドを音源化したカラオケ専用生音源を搭載しています。
また、JOYSOUNDはマイクからスピーカーへの声の通りが良く、自分の声が耳にダイレクトに返ってくるため、気持ちよく歌えるという評価があります。
キー変更時の音質については、JOYSOUNDの方が劣化が少なく自然に聞こえます。
DAMは最新機種「LIVE DAM WAO!」で音源方式を変更した結果、キー変更時の音質劣化が大きくなったという指摘もあります。
最新機種のスペック一覧表
2025年現在の最新機種のスペックを表にまとめました。
| 項目 | DAM(LIVE DAM WAO!) | JOYSOUND(JOYSOUND X1) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年4月 | 2023年 |
| 収録曲数 | 約34.4万曲 | 約36.8万曲 |
| 採点機能 | 精密採点Ai Heart | 分析採点AI+ |
| 本人映像 | 業界最多 | やや少なめ |
| キー変更 | 音質劣化あり | 音質劣化少ない |
| 特徴的機能 | ハモルン、なりきりエフェクト | X PARK、セッションボックス |
DAMの「LIVE DAM WAO!」は5年半ぶりのフルモデルチェンジ機で、映像コンテンツと採点機能が大幅に強化されています。
JOYSOUNDの「JOYSOUND X1」は遠隔でカラオケを楽しめる「X PARK」機能や、楽器を接続できる「セッションボックス」など、歌う以外のコンテンツが充実しています。
採点機能はDAMとJOYSOUNDでどれくらい違う?
カラオケの採点機能は、歌唱力の向上を目指す人にとって重要なポイントです。
DAMとJOYSOUNDでは採点のアルゴリズムが大きく異なり、同じ歌でも点数に差が出ることがあります。
同じ歌でも点数差は5〜10点になることも
同じ人が同じ曲を同じように歌っても、DAMとJOYSOUNDでは点数が異なります。
一般的に、JOYSOUNDの方が5〜10点ほど高い点数が出やすい傾向があります。
具体的な例として、DAMで平均82点の人がJOYSOUNDでは平均92点になったという報告があります。
また、DAMで85点だった曲がJOYSOUNDでは93点になるケースも珍しくありません。
これは採点アルゴリズムの設計思想が根本的に異なるためで、どちらかが「正しい」というわけではありません。
DAMは「細かい分析と精密さ」を重視し、JOYSOUNDは「楽しさと達成感」を重視する傾向があります。
DAM精密採点が厳しい理由と評価項目
DAMの「精密採点」シリーズは、業界で最も厳格な採点システムとして知られています。
最新の「精密採点Ai Heart」では、以下の項目が評価対象となります。
音程の正確さはもちろん、リズム、ビブラート、抑揚、安定性、表現力など、多角的な視点から歌唱を分析します。
さらに、アクセントやハンマリングといった細かな技法もカウントされるようになりました。
「ハートタイプ判定」という新機能では、パワフル、ヒーリングなど、歌い方のタイプを判別することもできます。
DAMの採点で90点以上を取れれば「歌が上手い」と言えるレベルで、開発者も「94〜95点が出せれば十分上手い」と公式にコメントしています。
音程バーがリアルタイムで表示されるため、自分の音程のズレを確認しながら歌える点も、練習用途に適しています。
JOYSOUNDは初心者でも高得点が出やすい
JOYSOUNDの採点機能は、DAMと比較して甘めの評価が特徴です。
最新の「分析採点AI+」は、歌唱全体のバランスを重視する設計となっています。
極端な話、棒読みに近い歌い方でもある程度の点数が出やすいという指摘もあります。
JOYSOUNDの平均点は89点前後とされており、90点以上を取ることは比較的容易です。
友人や家族とワイワイ楽しみたい場面では、点数にプレッシャーを感じずリラックスして歌えるメリットがあります。
ただし、採点の精度については「AIを謳うには物足りない」という声もあり、分析の深さではDAMに及ばないのが現状です。
また、ガイドメロディが間違っている曲があるという報告もあり、採点結果の信頼性に疑問を持つユーザーもいます。
歌唱力を上げたいならどっちで練習すべき?
歌唱力の向上を目指すなら、DAMでの練習がおすすめです。
DAMの精密採点は評価項目が細かく、自分の弱点を具体的に把握できるためです。
音程、リズム、ビブラート、抑揚など、どの要素が足りないのかが明確に分かります。
YouTube上でもDAMの精密採点を使った解説動画が多く、学習コンテンツが充実しています。
一方、JOYSOUNDの採点は深掘りする要素が少ないため、歌唱力向上の教材としては物足りない面があります。
ただし、最初から厳しい採点で低い点数ばかり見ていると、モチベーションが下がってしまう可能性もあります。
初心者のうちはJOYSOUNDで楽しく歌い、ある程度自信がついたらDAMに挑戦するという段階的なアプローチも有効でしょう。
DAMが向いている人の特徴と強み
DAMには独自の強みがあり、特定のニーズを持つユーザーに適しています。
ここでは、DAMを選ぶべき人の特徴を具体的に解説します。
本人映像を楽しみながら歌いたい人
アーティストの公式映像やライブ映像を見ながら歌いたい人には、DAMが最適です。
DAMは本人映像の収録数が業界最多で、まるでライブ会場にいるかのような臨場感を味わえます。
「LIVE DAM WAO!」では、サザンオールスターズやB’zの本人映像が全曲配信されており、ファンにとっては見逃せないコンテンツです。
映像を見ながら歌うことで、アーティストの世界観に浸りながらカラオケを楽しめます。
「DAMを選ぶ理由の第1位は本人映像の多さ」という声も多く、映像重視のユーザーから圧倒的な支持を得ています。
演歌・洋楽・K-POPをよく歌う人
演歌、洋楽、K-POPをよく歌う人は、DAMを選んだ方が満足度が高いでしょう。
演歌の分野では、五木ひろし、石川さゆり、美空ひばりなど大御所アーティストの本人映像が多数収録されています。
洋楽についても、ビートルズやクイーンといった往年の名曲から、テイラー・スウィフトやエド・シーランなど最新のヒット曲まで幅広くカバーしています。
K-POPはBTS、BLACKPINK、TWICE、SEVENTEENなど、人気グループの公式映像が充実しています。
これらのジャンルはDAMが特に力を入れている分野で、楽曲のアレンジも原曲に忠実と評価されています。
採点で本格的に練習したい人
歌唱力を向上させるために本格的に練習したい人は、DAMの精密採点が大きな武器になります。
DAMの採点は厳しいからこそ、高得点を取るのが難しく、チャレンジする楽しさがあります。
音程バーで自分の歌唱をリアルタイムに確認できるため、どこでズレているかを把握しやすくなっています。
採点結果のグラフ表示も詳細で、安定性やビブラートなど、どの技術が足りないのかを具体的に知ることができます。
「DAMで90点以上を目指す」という目標を持って練習すれば、着実に歌唱力が向上していくでしょう。
プロ志向のユーザーや、歌手を目指している人にとっては、DAMの厳格な採点が最適な練習環境となります。
40代以上の世代に人気の理由
DAMは40代以上の世代から特に高い支持を得ています。
その理由は、演歌や昭和の名曲といった、この世代が好む楽曲のラインナップが充実しているためです。
本人映像も演歌歌手を中心に豊富に用意されており、懐かしい映像を見ながら歌える点が好評です。
また、DAMのアレンジは原曲に忠実で、コーラスもしっかり入っているため、昔から親しんできた曲を違和感なく歌えます。
スナックやバーなどのナイト市場でDAMが優勢なのも、この世代のユーザーが多いことが背景にあります。
「カラオケに行くなら絶対DAM」という年配のファンも多く、世代を超えて愛されるブランドとなっています。
JOYSOUNDが向いている人の特徴と強み
JOYSOUNDにもDAMにはない独自の強みがあります。
特定のニーズを持つユーザーにとっては、JOYSOUNDの方が満足度が高くなるケースも多いです。
ボカロ・アニソンをたくさん歌いたい人
ボーカロイド楽曲やアニメソングを中心に歌いたい人には、JOYSOUNDが断然おすすめです。
JOYSOUNDはボカロ配信曲数No.1を公式にアピールしており、約8,000曲以上のボーカロイド楽曲を収録しています。
「初音ミク」「鏡音リン・レン」などのボカロキャラクターの楽曲が網羅されており、マイナーな曲も見つかりやすいです。
アニソンについても、JOYSOUNDは「どアニメ宣言!」というキャッチコピーで積極的に展開しています。
DAMと比較して、ボカロやアニソンの新曲が早く配信される傾向があるため、最新の曲を歌いたい人にも適しています。
ボカロファンやアニメファンの間では「カラオケはJOYSOUND一択」という声も多く聞かれます。
マイナーな曲やインディーズ曲を探したい人
総曲数の多さを活かし、マイナーな曲やインディーズ曲を歌いたい人にはJOYSOUNDが向いています。
JOYSOUNDはDAMより約2万曲多い約36.8万曲を収録しており、ニッチな楽曲も見つかりやすくなっています。
また、「うたスキミュージックポスト」という機能を使えば、一般のユーザーが自作の楽曲を無料で配信することも可能です。
YouTuberが歌っていた曲や、まだメジャーになっていないアーティストの曲が配信されているケースもあります。
「DAMにないあの曲がJOYSOUNDにはあった」という経験をしたことがある人も多いでしょう。
幅広いジャンルの曲を歌いたい人、定番曲以外の楽曲を楽しみたい人には、JOYSOUNDがおすすめです。
キーを変えて歌うことが多い人
原曲のキーでは歌いにくく、キーを上げたり下げたりして歌うことが多い人は、JOYSOUNDを選んだ方が快適です。
JOYSOUNDはキー変更時の音質劣化が少なく、違和感なく歌い続けることができます。
一方、DAMは最新機種「LIVE DAM WAO!」で音源方式を変更した結果、キー変更時の音質劣化が以前より大きくなったという指摘があります。
特に女性が男性アーティストの曲を歌う場合や、その逆のケースでは、キー変更は必須となります。
そういった場面で音質が劣化してしまうと、せっかくの歌が台無しになってしまいます。
キー変更を頻繁に使う人は、JOYSOUNDを選ぶことで快適なカラオケ体験ができるでしょう。
10〜30代の若い世代に支持される理由
JOYSOUNDは10〜30代の若い世代から特に支持されています。
その最大の理由は、ボカロやアニソンなど、若者に人気のジャンルが充実していることです。
また、採点が甘めで高得点が出やすいため、カラオケ初心者でも楽しく歌えるという点も支持される理由の一つです。
「みるハコ」というサービスでは、ライブ映像や映画、アニメの特別映像を視聴することもできます。
歌う以外のエンターテイメントコンテンツが充実しているため、友達同士でワイワイ楽しむ場面に適しています。
スマホの動画をカラオケ画面に映す機能など、若者のニーズに応える機能も多く搭載されています。
カラオケを「歌う場所」だけでなく「遊ぶ場所」として捉える若い世代にとって、JOYSOUNDは魅力的な選択肢となっています。
DAMとJOYSOUNDのデメリットと注意点
どちらの機種にもメリットがある一方で、デメリットや注意点も存在します。
後悔しない選択をするために、弱点もしっかり把握しておきましょう。
DAMの弱点はボカロ曲とキー変更時の音質
DAMの主な弱点は、ボカロ楽曲の収録数とキー変更時の音質です。
ボーカロイド楽曲については、JOYSOUNDと比較すると明らかに少なく、マイナーなボカロ曲は見つからないケースが多いです。
以前と比べて改善されてきてはいますが、ボカロをメインで歌う人にはJOYSOUNDの方が向いています。
キー変更時の音質については、最新機種「LIVE DAM WAO!」で音源方式が変わり、以前より劣化が大きくなったという報告があります。
また、DAMの採点は厳しいため、初心者や歌に自信がない人にとっては、低い点数ばかり見ることになりモチベーションが下がる可能性もあります。
「気持ちよく歌いたい」「高得点を見て楽しみたい」という人には、DAMは向いていないかもしれません。
JOYSOUNDの弱点は採点精度と映像の少なさ
JOYSOUNDの弱点は、採点精度の甘さと映像コンテンツの少なさです。
採点機能については、DAMの精密採点と比較すると分析が浅く、「AIを謳うには物足りない」という声があります。
棒読みに近い歌い方でも高得点が出てしまうことがあり、本当の歌唱力を測る指標としては信頼性に欠けます。
また、ガイドメロディが間違っている曲があるという指摘もあり、採点結果に疑問を感じるケースもあります。
採点アルゴリズム自体が10年前からほぼ変わっていないという声もあり、進化が遅れている印象があります。
映像コンテンツについては、本人映像の数がDAMと比べて明らかに少ないです。
アニメ映像についても「どアニメ宣言!」と謳っているものの、DAMの「DAMアニメ部」には及ばないのが現状です。
機種のグレードで曲数や機能が大きく変わる
同じDAM、同じJOYSOUNDでも、機種のグレードによって収録曲数や機能は大きく異なります。
最新の上位機種と数年前の下位機種では、数万曲の差がある場合もあります。
JOYSOUNDには「当たりのJOY」と「ハズレのJOY」があるという声もあり、店舗によって体験が異なる可能性があります。
最新機種ほど性能が良いのは当然ですが、カラオケ店が導入している機種は店舗によってバラバラです。
「JOYSOUND MAX」と「JOYSOUND X1」では機能や曲数に差があり、「LIVE DAM Ai」と「LIVE DAM WAO!」でも同様です。
お目当ての曲が入っているかどうかは、実際にその店舗の機種で確認するまで分からないこともあります。
カラオケ店での機種確認方法
カラオケ店に行く前に、どの機種が置いてあるか確認する方法がいくつかあります。
まず、電話で直接店舗に問い合わせる方法が確実です。
「DAMとJOYSOUNDはどちらがありますか?」「最新機種は入っていますか?」と聞けば、教えてもらえます。
大手カラオケチェーンの場合は、公式サイトやアプリで機種情報を公開していることもあります。
また、DAMの公式サイト「DAM★とも」やJOYSOUNDの公式サイトでは、楽曲検索機能を使って、歌いたい曲が収録されているか事前に確認できます。
特定のアーティストの曲やマイナーな曲を歌いたい場合は、事前に収録状況をチェックしておくと安心です。
店舗に着いてから「入っていなかった」とならないよう、準備をしておきましょう。
目的別で選ぶDAMとJOYSOUNDの使い分け方
DAMとJOYSOUNDには、それぞれ得意な場面があります。
目的に応じて使い分けることで、カラオケをより楽しめるようになります。
一人カラオケで効率よく練習するなら
一人カラオケで歌唱力の向上を目指すなら、DAMがおすすめです。
DAMの精密採点は詳細な分析結果を提供してくれるため、自分の弱点を把握しやすくなっています。
音程バーを見ながら歌えるので、どの部分でズレているかをリアルタイムで確認できます。
また、DAMは予約から演奏開始までのスピードが速いため、一人カラオケで効率よく曲数をこなしたい場合にも適しています。
一方、JOYSOUNDは採点の分析が浅いため、練習用途としてはやや物足りない面があります。
ただし、JOYSOUNDはガイドメロディの音が大きく聞こえるため、曖昧な曲でも歌いやすいというメリットもあります。
初めて歌う曲の練習には、JOYSOUNDの方が適しているケースもあるでしょう。
友達や家族とワイワイ楽しむなら
友達や家族とワイワイ楽しむ場面では、JOYSOUNDが向いています。
JOYSOUNDの採点は甘めで高得点が出やすいため、採点へのプレッシャーを感じずにリラックスして歌えます。
点数が低くて気まずい雰囲気になるといったことも起こりにくいです。
また、JOYSOUNDには「みるハコ」などのエンターテイメントコンテンツがあり、歌う以外の楽しみ方もできます。
ライブ映像や映画、アニメの映像を見たり、スマホの動画をカラオケ画面に映したりすることも可能です。
曲数が多いため、誰かが「あの曲歌いたい」と言ったときに、見つかる可能性も高くなります。
パーティー感覚でカラオケを楽しみたいなら、JOYSOUNDを選ぶと良いでしょう。
歌いたい曲のジャンルで選ぶ方法
歌いたい曲のジャンルによって、最適な機種は変わってきます。
演歌、洋楽、K-POPを中心に歌うならDAMがおすすめです。
これらのジャンルは本人映像も充実しており、映像を見ながら臨場感のあるカラオケを楽しめます。
ボカロ、アニソン、インディーズ曲を中心に歌うならJOYSOUNDが向いています。
総曲数の多さを活かし、マイナーな曲も見つかりやすくなっています。
J-POPの最新ヒット曲については、両者ともに充実しているため、大きな差はありません。
どちらを選んでも、Mrs. GREEN APPLEやAdoなどの人気アーティストの曲は問題なく歌えるでしょう。
迷ったときの判断基準まとめ
DAMとJOYSOUNDで迷ったときの判断基準を整理します。
本人映像を見ながら歌いたいならDAMを選んでください。
採点で本格的に練習したいならDAMがおすすめです。
演歌、洋楽、K-POPを歌うならDAMが適しています。
ボカロ、アニソンを歌うならJOYSOUNDを選んでください。
マイナーな曲を探したいならJOYSOUNDが向いています。
キーを変えて歌うことが多いならJOYSOUNDがおすすめです。
気軽に高得点を楽しみたいならJOYSOUNDを選んでください。
歌う以外のコンテンツも楽しみたいならJOYSOUNDが適しています。
最終的には、自分が何を重視するかで決めることが大切です。
2025年最新情報とこれからの動向
カラオケ業界は常に進化を続けています。
2025年の最新情報と、今後の動向について解説します。
DAM最新機種LIVE DAM WAO!の新機能
2025年4月に発売された「LIVE DAM WAO!」は、DAMの新たなフラッグシップモデルです。
5年半ぶりのフルモデルチェンジで、映像コンテンツと採点機能が大幅に強化されました。
新採点「精密採点Ai Heart」では、人が実際に「上手い」と感じる「聴感」に着目し、膨大な歌唱サンプルをもとにAI評価を行います。
「ハートタイプ判定」機能では、パワフル、ヒーリングなど、歌い方のタイプを判別してくれます。
新機能「ハモルン」は、自分の声を元にハモリパートを自動生成してくれる機能です。
「なりきりエフェクト」は、原曲でアーティストが使用している特殊なボイスエフェクトを自動で再現します。
「歌うまフィルター」は、自分の歌声のまま音程を自動補正してくれるため、誰でも上手く聞こえるようになります。
「精密採点NIGHT」という新採点モードも搭載され、点数が出にくい人でも高得点を狙えるようになりました。
U-NEXTによるJOYSOUND買収で何が変わる?
2025年12月、U-NEXT HOLDINGSがJOYSOUNDを運営するエクシングを買収すると発表しました。
2026年4月1日に株式の70%を約175〜177億円で取得する予定です。
この買収により、U-NEXTのコンテンツとJOYSOUNDのカラオケサービスの連携が期待されています。
U-NEXTは動画配信サービスで500万人以上の会員を抱えており、そのコンテンツ力とカラオケ事業のシナジーを狙っています。
具体的にどのような変化があるかは未定ですが、U-NEXTで配信されている映像コンテンツがカラオケで楽しめるようになる可能性があります。
また、U-NEXTの店舗向け音楽配信サービスとの連携も考えられます。
なお、JOYSOUNDブランドの業務用カラオケ機器の製造は、引き続きブラザー工業が担当します。
カラオケユーザーにとってどのようなメリットがあるか、今後の動向に注目です。
2025年カラオケランキング1位の曲は?
DAMとJOYSOUNDそれぞれの2025年年間カラオケランキングでは、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」が1位を獲得しました。
DAMのランキングでは、歌手別でもMrs. GREEN APPLEが2年連続で1位となり、楽曲別と歌手別を同時に制覇しています。
JOYSOUNDの年代別ランキングを見ると、「ライラック」は20〜40代で1位を獲得しており、幅広い世代から支持されています。
男性からはバルーンの「シャルル」、女性からはDECO*27の「モニタリング」が人気を集めています。
興味深いのは、全年齢層で歌われる共通曲が10年間で5倍に増加しているという点です。
世代間の壁を越えた「カラオケの定番曲」が増えており、幅広い年齢層が同じ曲を楽しむ傾向が強まっています。
DAMとJOYSOUNDの違いに関するよくある質問
DAMとJOYSOUNDについて、よく寄せられる質問にお答えします。
料金や価格に違いはある?
カラオケボックスでの利用料金については、DAMとJOYSOUNDで基本的に違いはありません。
料金は機種ではなく、店舗の設定によって決まります。
ただし、業務用機器を店舗に導入する場合は、レンタル費用に若干の差があります。
DAMのレンタル費用は月額3〜5万円程度、JOYSOUNDは月額2〜4万円程度とされており、JOYSOUNDの方がやや安価な傾向があります。
購入する場合は、どちらも200〜300万円程度が相場です。
一般のカラオケ利用者にとっては、料金の違いを気にする必要はないでしょう。
家庭用カラオケはどっちがおすすめ?
家庭用カラオケ機器を選ぶ場合は、DAMとJOYSOUNDのどちらにもおすすめできるポイントがあります。
DAMの家庭用モデルは10〜20万円程度で、業務用に近い高音質と採点機能を楽しめます。
本人映像も家庭で楽しめるため、臨場感のあるカラオケ体験ができます。
JOYSOUNDはNintendo Switch向けのカラオケサービスを提供しており、手軽に始められるのが魅力です。
Nintendo Switchにしかない楽曲やスペシャルムービーも楽しめます。
予算と目的に応じて選ぶのが良いでしょう。
本格的な歌唱練習をしたいならDAM、手軽に家族で楽しみたいならJOYSOUNDのSwitch版がおすすめです。
カラオケアプリで自宅で使うならどっち?
自宅でスマートフォンやタブレットを使ってカラオケを楽しむ場合、DAMとJOYSOUNDの両方がアプリを提供しています。
DAMの「カラオケ@DAM」は約18万曲を配信しており、精密採点機能も利用できます。
JOYSOUNDの「JOYSOUND」アプリも豊富な楽曲を配信しています。
両者を比較したユーザーの声では、採点の点数差がアプリでも同様に見られるようです。
DAMアプリでは平均82点程度の人が、JOYSOUNDアプリでは92点程度になるという報告があります。
歌唱力を向上させたいならDAMアプリ、気軽に楽しみたいならJOYSOUNDアプリを選ぶと良いでしょう。
どちらも無料でお試しできる曲があるので、まずは両方試してみることをおすすめします。
まとめ:DAMとJOYSOUNDどっちが人気かは目的次第
- 業務用カラオケ市場全体ではDAMが約65〜70%のシェアで優勢である
- カラオケボックス市場に限定すると、DAMとJOYSOUNDはほぼ5対5の互角である
- 収録曲数はJOYSOUNDが約36.8万曲でDAMより約2万曲多い
- 本人映像やアニメ映像の数はDAMが業界最多で圧倒的である
- 採点機能はDAMの方が厳しく、同じ歌でもJOYSOUNDより5〜10点低くなる傾向がある
- 歌唱力を向上させたい人にはDAMの精密採点が最適である
- ボカロやアニソンを歌いたい人にはJOYSOUNDが断然おすすめである
- キーを変えて歌う場合はJOYSOUNDの方が音質劣化が少ない
- DAMは40代以上の世代に人気があり、JOYSOUNDは10〜30代の若い世代に支持されている
- 2026年4月にU-NEXTがJOYSOUNDを運営するエクシングを買収予定で、今後のサービス変化に注目である

