かつて国民的グループとして一世を風靡したEXILEですが、最近テレビで見かける機会が減ったと感じている方も多いのではないでしょうか。
「EXILEはなぜ消えたのか」「人気がなくなった理由は何か」といった疑問や、ネット上で囁かれる様々な噂の真相が気になるところです。
本記事では、メディア露出減少の背景にある明確な理由から、現在の活動状況、そして業界内で噂される黒い疑惑の真偽までを徹底的に解説します。
グループの現状を正しく理解し、今後の彼らの動向をより深く楽しむための情報をお届けします。
EXILEがテレビから「消えた」と言われる5つの決定的理由
EXILEが以前のようにテレビ番組に出演しなくなった背景には、単なる人気の浮き沈みだけではない、構造的な理由が複数存在します。
ここでは、グループが直面した物理的な問題から、事務所全体の戦略変更まで、主要な5つの要因を解説します。
ATSUSHIの長期活動休止と体調不良(ライム病・一酸化炭素中毒)の影響
EXILEの顔であり、絶対的なボーカリストであるATSUSHIの不在は、グループの活動に最も大きな影響を与えました。
彼は2020年に一度グループを卒業しましたが、2022年に復帰を宣言したものの、その後深刻な体調不良に見舞われています。
具体的には、一酸化炭素中毒の疑いから始まり、メニエール病や、マダニが媒介する感染症である「ライム病」の診断を受けたことが公表されました。
これらの病気は完治に時間を要するため、長期間にわたって表立った活動が制限されることになります。
メインボーカルが不在の状況では、EXILE本体として音楽番組に出演したり、新曲のプロモーションを行ったりすることが物理的に困難でした。
この期間のメディア露出の激減が、世間に「消えた」という印象を強く植え付ける決定的な要因となったのです。
地上波テレビからライブ・SNS・YouTubeへメディア戦略の大転換
かつてEXILEは、冠番組を持ち、ゴールデンタイムのテレビ番組に頻繁に出演することでファン層を拡大してきました。
しかし、近年LDH(所属事務所)は、メディア戦略を大きく転換しています。
不特定多数に向けた地上波テレビへの露出よりも、YouTubeチャンネルでの独自コンテンツ配信や、InstagramなどのSNSを通じた発信に重きを置くようになりました。
また、収益の柱をCDセールスやテレビ出演料から、ライブツアーのチケット収入やグッズ販売、ファンクラブ運営へとシフトさせています。
テレビに出なくなったのは「呼ばれなくなった」という側面だけでなく、事務所として「テレビに依存しないビジネスモデル」を選択した結果でもあるのです。
そのため、熱心なファン以外からは活動が見えにくくなり、一般層には露出が減ったように映っています。
メンバーの兼任・ソロ活動増加による「EXILE本体」の稼働率低下
現在のEXILEメンバーは、その多くが他のグループやプロジェクトを兼任しています。
例えば、NAOTO、小林直己、岩田剛典は「三代目 J SOUL BROTHERS」のメンバーでもあり、白濱亜嵐、関口メンディー(※2024年6月退社前まで)などは「GENERATIONS」としても活動してきました。
さらに、SHOKICHIやNESMITHは「EXILE THE SECOND」として、TAKAHIROはソロとして活動するなど、個々のスケジュールは極めて多忙です。
メンバー全員のスケジュールを調整し、EXILE本体として活動できる期間は1年の中でも限られてしまいます。
結果として、EXILE単体での新曲リリースやテレビ出演の頻度が下がり、グループとしての稼働率が低下していることが、露出減少の一因となっています。
LDHの世代交代戦略:三代目・ジェネ・ランペなど若手へのリソース集中
LDHという組織全体の視点で見ると、EXILEへの依存度を下げ、次世代のグループを育成することが急務でした。
そのため、ここ数年は「三代目 J SOUL BROTHERS」をはじめ、「GENERATIONS」「THE RAMPAGE」「FANTASTICS」といった若手グループのプロモーションにリソースを集中させています。
テレビ番組の出演枠やメディアへの露出機会も、EXILE本体よりこれら後輩グループに優先的に回される傾向がありました。
これは組織を存続させるための健全な世代交代戦略ですが、かつてEXILEが一心に浴びていたスポットライトが分散されたことで、相対的にEXILEの影が薄くなったように感じられるのです。
初期メンバー卒業による「誰がいるか分からない」という認知度の低下
一般層がイメージする「EXILE」は、HIRO、MATSU、USA、MAKIDAIといったオリジナルメンバーや、ATSUSHI、TAKAHIROが揃っていた時代の姿が強い傾向にあります。
しかし、現在これらの初期メンバー(パフォーマー)は全員勇退しており、グループの顔ぶれは大きく様変わりしました。
現在のメンバーは14名体制ですが、新しく加入したメンバーの顔と名前が一般層には浸透しきっていない現状があります。
テレビでパフォーマンスを見ても「知っている人がほとんどいない」「誰が誰だか分からない」という感想を持たれることが増えました。
この認知度の低下とメンバー構成の変化に対する戸惑いが、大衆の関心を遠ざけ、「昔のEXILEとは別物」という認識を広める結果につながっています。
「EXILEは落ちぶれた」「人気なくなった」は本当か?数字で見る現状
ネット上では「落ちぶれた」「オワコン」といった厳しい言葉も見られますが、実際はどうなのでしょうか。
ここでは、楽曲の評価やライブ動員数、市場の変化などから、EXILEの現在の立ち位置を客観的に分析します。
全盛期とのギャップ:「昔の方が良かった」と言われる楽曲とスタイルの変化
EXILEの人気が絶頂期にあった第1章、第2章の頃は、「Lovers Again」や「Ti Amo」「道」といった、万人の心に響くメロディアスなバラードがヒットの主流でした。
しかし、近年はEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)を取り入れた楽曲や、パフォーマンス重視の激しいダンスナンバーが増加しています。
この音楽性の変化に対し、往年のファンからは「昔のような心に染みる曲が聴きたい」「今の曲は印象に残らない」といった声が上がることがあります。
また、メンバー数の増加により、ボーカルの声よりもダンスパフォーマンスの視覚的要素が強まったことも、歌を重視する層が離れる原因となりました。
「昔の方が良かった」という感想は、楽曲スタイルの変化とファンのニーズとのミスマッチから生まれている側面が強いと言えます。
ライブ動員数は健在か?チケット販売状況とリセールの実態
「人気がなくなった」と言われる一方で、ライブビジネスにおいては依然として国内トップクラスの動員力を誇っています。
ドームツアーを開催できるアーティストは日本でも限られており、EXILEはその規模を維持し続けてきました。
しかし、全盛期のように「チケットが全く取れないプラチナチケット」という状況ではなくなりつつあります。
公演によってはチケットが完売せず、空席が見られたり、公式のリセールサービスでチケットが多く出品されたりするケースも散見されるようになりました。
コアなファン層は健在で熱量も高いものの、ライト層の動員に関しては陰りが見えており、集客力という点では全盛期と比較して落ち着いてきているのが実情です。
CD売上至上主義の限界?ストリーミング時代とのミスマッチ
かつてのEXILEは、ミリオンセラーを連発し、CD売上が人気のバロメーターでした。
特典商法などを駆使してオリコンチャートの上位を獲得する力は今も持っていますが、現在の音楽シーンの指標である「ストリーミング再生数」では苦戦を強いられています。
SpotifyやApple Musicなどのサブスクリプションサービスのランキングでは、K-POPアーティストや新世代のバンドが上位を占めることが多く、EXILEの楽曲がランクインすることは稀です。
若年層を中心とした「音楽をスマホで聴く」層に対し、EXILEの楽曲が十分にリーチできていない現状があります。
CDは売れても曲が世間で流行していないという現象が起きやすく、これが「ヒット曲が出ていない」「人気が落ちた」と感じさせる要因となっています。
「チンピラの盆踊り」と揶揄されるパフォーマンスへの批判と世間の反応
インターネット上の掲示板やSNSでは、大人数で踊るEXILEのスタイルを「チンピラの盆踊り」と揶揄する心ない書き込みが見られることがあります。
これは、黒い衣装に身を包み、強面な雰囲気で一糸乱れぬダンスをする様子が、一部の視聴者には威圧的あるいは滑稽に映ってしまった結果の表現でしょう。
特に「Choo Choo TRAIN」のロールダンスのようなキャッチーな振付だけでなく、複雑で人数の多さを活かした構成が増えたことで、「ごちゃごちゃしていて何をしているか分からない」という批判的な意見も出ています。
こうしたネガティブなワードが検索候補に出ることは、かつてのかっこいいイメージに対し、アンチや批判的な層が一定数存在することの裏返しでもあります。
EXILEやLDHにまつわる「やばい噂」と黒い疑惑の真相
EXILEやその事務所であるLDHには、様々な「やばい噂」や疑惑がつきまとってきました。
ここでは、世間を騒がせた主な疑惑について、報道や事実関係に基づきその真相に迫ります。
レコード大賞買収報道が与えたブランドイメージへのダメージ
EXILEおよびLDHのイメージを大きく損なったのが、2016年に週刊文春によって報じられた「日本レコード大賞の買収疑惑」です。
報道では、2015年に三代目 J SOUL BROTHERSが大賞を受賞した際、芸能プロダクション「バーニングプロダクション」に対して1億円が支払われたとされる請求書の写しが掲載されました。
この報道に対し、LDH側は明確な否定会見を行わず、法的措置などの強硬な対応も取らなかったため、世間では「事実は黙認された」という認識が広がりました。
この一件により、「実力ではなく金で賞を買っている」「音楽業界の闇」というネガティブなレッテルが貼られ、グループのブランドイメージに深刻なダメージを与えました。
それ以降、一般視聴者が彼らの受賞やヒットを純粋に称賛しにくい空気が生まれたことは否定できません。
業界で嫌われている?「オラオラ系」スタイルへの反感と飽き
EXILE特有の、日焼けした肌、派手な髪型、筋肉質な体型、ジャージやスーツといった「オラオラ系」「ヤンキー系」のビジュアルやスタイルは、一時期大きなブームを作りました。
しかし、時代の変化とともに、よりナチュラルで清潔感のあるアイドルやアーティストが好まれるようになり、EXILEのスタイルに対して「怖い」「時代遅れ」「ダサい」といった反感を持つ層が増えました。
また、業界内でも、LDHの体育会系的なノリや内輪受けの強さを敬遠する関係者がいるという噂も絶えません。
「嫌われている」とまでは断定できませんが、かつてのような圧倒的な支持が失われ、好みがはっきりと分かれる存在になったことは確かです。
事務所の「ブラック企業」体質や体育会系イジメ報道の影響
かつて週刊誌により、LDH内部での過剰な体育会系ルールやパワハラ疑惑が報じられたことがあります。
社員に対する路上での土下座強要や、ラーメンの完食強要、頭を丸めての謝罪といった衝撃的な内容が含まれていました。
これらの報道により、「Love, Dream, Happiness」を掲げる事務所の裏側にある「ブラック企業」的な体質が疑われるようになりました。
HIROが社長を退き会長職に就くなどの人事異動もありましたが、こうしたネガティブな報道は、クリーンなイメージを求める現代の視聴者やスポンサーにとってマイナス要素となります。
ファン離れを招く一因となり、グループ全体の好感度を下げる結果となりました。
ネットで拡散された「メンバー死亡説」などのデマ情報の正体
Googleなどの検索サジェストに「メンバー 死亡」といった不穏なワードが表示されることがありますが、これは完全なデマ情報です。
このような噂が立つ背景には、かつてパフォーマーの翔(FANTASTICSの中尾翔太さん)が若くして亡くなった悲しい事実と、情報が混同されている可能性があります。
また、ATSUSHIの長期療養や、他のメンバーのメディア露出激減により、「最近見ない=亡くなったのでは?」という安直な憶測が検索行動につながり、サジェストとして表示されてしまっていると考えられます。
現在、EXILEの主要メンバーにおいて、死亡したという事実は一切ありません。
このような根拠のないデマが拡散されることも、グループの活動が見えにくくなっている現状を表していると言えるでしょう。
主要メンバーの現在:TAKAHIRO引退説とATSUSHI復帰の真実
グループ全体としての露出は減りましたが、主要メンバーたちはそれぞれ異なる場所で活動を続けています。
ここでは、特に注目されるメンバーの現在の動向について解説します。
TAKAHIROに「引退理由」の検索候補が出る背景と現在のソロ活動
ボーカルのTAKAHIROについて検索すると「引退」「引退理由」といったワードが出てくることがありますが、彼が引退を発表した事実はありません。
このようなワードが出る背景には、EXILEとしての活動減少や、家庭(妻は女優の武井咲さん)を優先しているのではないかという憶測があるようです。
実際には、TAKAHIROはソロ活動を精力的に行っており、2023年には日本武道館での単独ライブを成功させるなど、ボーカリストとしての実力を発揮し続けています。
また、書道や絵画などの個展を開催するなど、アーティストとしての幅も広げており、引退どころか新たな境地を開拓しています。
ATSUSHIの復活宣言と2025年以降の活動ビジョン
体調不良により活動を制限していたATSUSHIですが、2024年のEXILE結成記念日に「完全復活」に向けたメッセージを発信しました。
彼は、体調を見ながら徐々に活動を再開させており、2025年にはソロとしての全国ツアーも計画されています。
また、EXILE本体への復帰についても前向きな姿勢を示しており、ファンにとっては待望のニュースとなりました。
彼の復帰は、停滞していたEXILEの活動を再び活性化させる起爆剤として、大きな期待が寄せられています。
AKIRAの台湾進出と演技力に対する評価・批判の声
オリジナルメンバーの魂を受け継ぐAKIRAは、現在台湾を拠点に活動の幅を広げています。
台湾のトップ女優であるリン・チーリンさんとの結婚を機に、現地のLDH子会社の役員を務めるなど、アジア展開のキーマンとして活躍しています。
一方で、俳優業に関しては厳しい意見も見られます。
過去に出演したドラマや映画での演技に対し、「棒読み」「演技が不自然」といった批判がネット上で話題になることがありました。
しかし、台湾では「国民的お兄さん(国民姐夫)」として絶大な人気を誇っており、日本国内の評価とは異なるスター性を発揮しています。
岩田剛典や白濱亜嵐など人気メンバーの俳優・DJ活動の現在地
現在、EXILEの中で最もメディア露出が多いと言えるのが、岩田剛典と白濱亜嵐です。
岩田剛典は俳優として多くのドラマや映画に主要キャストとして出演し、アイドル的な人気だけでなく演技派としての地位も確立しつつあります。
また、ソロ歌手としてもアリーナツアーを行うなど、個人のブランド力はグループを凌ぐ勢いです。
白濱亜嵐は、俳優業に加え、DJとしての活動に注力しています。
世界的な音楽フェスへの出演や楽曲制作を行い、海外市場を視野に入れたアーティスト活動を展開しています。
彼らの活躍は、EXILEという看板に頼らずとも自立できる個人の強さを証明しています。
EXILE解散の可能性は?グループの未来とLDHの新たな戦略
「このまま解散してしまうのではないか」という不安の声も聞かれますが、事務所の方針やメンバーの発言からは別の未来が見えてきます。
最後に、グループの今後と新たな戦略についてまとめます。
公式発表から読み解く「解散説」の真偽とグループ存続の意図
現時点で、EXILEの解散に関する公式発表は一切ありません。
むしろ、リーダーであったHIROは「EXILEは形を変えて永久に続いていくグループ」という構想を以前から語っています。
メンバーが入れ替わりながら存続する「EXILEシステム」は、宝塚歌劇団や歌舞伎のように、屋号や魂を継承していくスタイルを目指しています。
したがって、現在のメンバーが全員卒業したとしても、グループ自体は解散せず、新たなメンバーによって継続される可能性が高いでしょう。
解散説は、活動の停滞に対するファンの不安が生んだ憶測に過ぎません。
「EXILE系は消えた」を覆せるか?アジア・世界展開への挑戦
国内での人気が落ち着いた今、LDHが目指しているのはアジアを中心とした世界展開です。
タイや台湾、韓国などのエンターテインメント企業と提携し、オーディション番組の開催や現地のアーティスト育成を進めています。
国内市場が少子化で縮小していく中、海外に活路を見出すのは必然的な戦略です。
「日本のテレビから消えた」と言われても、アジアの市場で成功を収めれば、ビジネスとしては十分に成立します。
EXILEブランドをアジア全体に広げることが、今後の復活の鍵となるでしょう。
結論:EXILEは消滅したのではなく「ファンビジネス」へ特化した
「EXILEなぜ消えた」という問いに対する結論は、「大衆向けの露出を減らし、コアファン向けのビジネスに特化したから」と言えます。
テレビで広く浅く人気を集めるスタイルから、ライブやファンクラブを通じて濃く深いファンと向き合うスタイルへと移行しました。
全盛期のような派手なブームはありませんが、確実に収益を上げるシステムの中で、彼らは活動を続けています。
「消えた」のではなく、「会いに来るファンのために活動している」というのが、現在のEXILEの正しい姿なのです。
まとめ:EXILEなぜ消えたの真相と現在の姿
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EXILEが「消えた」主な理由は、ATSUSHIの長期休養やメディア戦略のテレビ以外への移行である
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メンバーの多くが兼任しており、EXILE本体としてのスケジュール確保が難しく稼働率が低下している
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LDHは三代目JSBやGENERATIONSなど次世代グループへリソースを集中させる世代交代を進めた
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初期メンバーの全員卒業により、一般層からの認知度が下がり「誰がいるか分からない」状態になった
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「昔の方が良かった」という声は、バラード中心からEDM・ダンス重視への楽曲変化に起因する
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ライブ動員力は依然として高いが、チケット完売が難しくなるなど全盛期ほどの勢いはない
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レコ大買収報道やブラック企業疑惑などの「黒い噂」がブランドイメージを大きく損なった
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ネット上の「メンバー死亡説」や「TAKAHIRO引退説」は根拠のないデマ情報である
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現在はマス向けからコアファン向けのビジネスモデルへ転換し、ライブやSNSを中心に活動している
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解散の予定はなく、アジア展開やメンバーの入れ替えを通じてグループを永続させる構想がある

