「フジテレビの天皇」とも称される日枝久氏。
その絶大な影響力から、彼の一族、特に息子である日枝広道氏にも多くの関心が寄せられています。
「日枝久の息子は電通社員らしいけど、コネ入社なのだろうか」「息子の学歴や経歴、家族構成はどうなっているの?」といった疑問を持つ方も少なくないでしょう。
また、日枝久氏自身の現在の状況や年収、総資産に至るまで、その実像はベールに包まれている部分も多いかもしれません。
この記事では、公開されている情報を基に、日枝久氏の息子・広道氏の人物像、コネ入社疑惑の真相、そして妻や家系図を含む華麗なる家族について、専門的な視点から徹底的に解説します。
【顔画像】日枝久の息子・日枝広道のプロフィールと経歴
↓インスタ画像の一番左の方が日枝広道さんです
息子の名前は日枝広道!現在の年齢・職業は何をしている?
日枝久氏の息子の名前は日枝広道(ひえだ ひろみち)さんです。
1970年生まれとされており、2025年時点での年齢は55歳になります。
長年にわたり大手広告代理店である株式会社電通に勤務しており、メディア業界でキャリアを積んでいます。
役職については、過去に映像事業部の専任部長を務めていたとの情報があり、現在は局長クラスのポジションに就いていると言われています。
父親と同じメディア業界で、重要な役割を担っていることがうかがえます。
息子の学歴は?父と同じ早稲田大学出身という噂の真相
日枝広道さんの最終学歴については、公式には公表されていません。
しかし、勤務先である電通が採用する大学は、慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学が上位を占めることが知られています。
このことから、広道さんもこれらの難関大学の出身である可能性が非常に高いと考えられます。
特に、父である日枝久氏が早稲田大学教育学部の卒業生であるため、同じ大学に進学したのではないかという見方が有力視されています。
プロデューサーとしての実績一覧|『鳩の撃退法』などを手掛ける実力派
日枝広道さんは電通での業務において、映像プロデューサーとして数々の作品に携わり、高い評価を得ています。
これまでにプロデュースや企画を担当した主な作品は以下の通りです。
公開年 | 種別 | 作品名 | 主な役割 |
2008年 | 映画 | 銀幕版 スシ王子!~ニューヨークへ行く~ | プロデューサー |
2010年 | ドラマ | 熱海の捜査官 | プロデューサー |
2014年 | ドラマ | 戦う女 | プロデューサー |
2018年 | ドラマ | BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸 | プロデューサー |
2021年 | 映画 | 鳩の撃退法 | 企画プロデュース |
2022年 | 映画 | 宮松と山下 | プロデューサー |
2023年 | ドラマ | オレは死んじまったゼ! | プロデューサー |
2023年 | ドラマ | THE TRUTH | プロデューサー |
これらの作品群を見ると、話題性の高い映画から個性的なテレビドラマまで幅広く手掛けており、単なる「二世」ではない、確かな実力を持ったプロデューサーであることがわかります。
【徹底検証】息子は電通にコネ入社?噂の真相とメディアでの評価
「コネ入社」は事実なのか?ネット上の噂を調査
日枝広道さんの電通入社について、「父親のコネを利用したのではないか」という噂は根強く存在します。
メディア業界、特に広告代理店とテレビ局は非常に密接な関係にあり、フジテレビのトップであった日枝久氏の影響力は絶大です。
そのため、「超強力な武器であるコネクションを使わない理由がない」という見方や、入社の背景に父親の影響があったと考える声が上がるのは、ある意味で自然なことかもしれません。
しかし、これらはあくまで状況からの推測であり、コネ入社を断定する具体的な証拠が示されたことはありません。
なぜ「コネではない」と言われる?実力でキャリアを築いた根拠とは
一方で、広道さんの入社はコネクションだけによるものではない、という意見も多く見られます。
その最大の根拠は、前述したプロデューサーとしての輝かしい実績です。
仮に入社のきっかけがコネであったとしても、競争の激しい広告業界で生き残り、ヒット作を生み出し続けることは本人の実力がなければ不可能です。
また、「もし完全なコネ入社であれば、もっと早い段階で役員などの要職に就いているはず」という指摘もあり、現在のポジションは実力で築き上げたものだという見方を裏付けています。
結論:入社の真偽は不明だが、現在の活躍は本人の実力と評価
結論として、日枝広道さんが電通に入社した経緯の真偽を完全に明らかにすることは困難です。
しかし、重要なのは、入社のきっかけがどうであれ、その後のキャリアで確かな実績を積み重ね、業界内で高い評価を得ているという事実でしょう。
メディア業界における彼の現在のポジションや成功は、父親の七光りだけではなく、自身の才能と努力によって勝ち取られたものと見るのが妥当だと考えられます。
日枝久の家族構成|名門出身の妻と息子の嫁について

日枝家の家族構成と家系図まとめ
日枝久氏の家族は、本人のほかに妻と長男の3人家族で構成されています。
息子である広道氏は一人っ子であり、他に兄弟姉妹はいないとされています。
メディア界のトップに君臨する日枝家ですが、家族構成は比較的シンプルです。
- 父: 日枝 久(ひえだ ひさし)
- 母: 日枝 加寿子(ひえだ かずこ)
- 長男: 日枝 広道(ひえだ ひろみち)
妻・日枝加寿子さんは名門出身のお嬢様
日枝久氏の妻である加寿子さんは、名門の家柄のご出身です。
加寿子さんの父親は、東洋電機製造株式会社で常務取締役を務めた滝沢七郎氏であり、彼女はその次女にあたります。
学歴は青山学院女子短期大学を卒業しており、教養と品格を兼ね備えた女性として知られています。
日枝氏がフジテレビでキャリアを築き上げていく過程で、家庭を守り、公私にわたって夫を支え続けた「内助の功」は計り知れないものがあったと言われています。
息子の嫁(妻)に関する情報はある?
「日枝久 息子の嫁」と検索されているのを見かけますが、長男・広道さんの配偶者に関する公的な情報は見当たりません。
一般の企業に勤務しているとはいえ、メディア界の重要人物の一族であるため、プライベートな情報は厳重に管理されているものと考えられま
そのため、結婚しているかどうかを含め、詳細は不明です。
父・日枝久とは何者?「フジテレビの天皇」の年収と総資産

日枝久氏の経歴|フジテレビの黄金期を築いた功労者
日枝久氏は、1937年生まれの実業家で、日本のメディア史にその名を刻む重要人物です。
早稲田大学を卒業後、1961年にフジテレビジョンに入社。
労働組合の活動などを経て、1980年に42歳の若さで編成局長に抜擢されます。
「楽しくなければテレビじゃない」という有名なキャッチフレーズを掲げ、『オレたちひょうきん族』などを次々とヒットさせ、フジテレビを長年の視聴率三冠王へと導きました。
1988年には同社初の生え抜き社長に就任。
その後、会長職などを歴任し、フジサンケイグループのトップとして長年にわたり絶大な権力を握ったことから「フジテレビの天皇」とも呼ばれています。
日枝久氏の現在の役職と影響力
2017年にフジ・メディア・ホールディングス(FMH)とフジテレビジョンの代表取締役会長を退任し、現在は両社の取締役相談役などを務めています。
2025年に発生した一連の問題を受け、経営諮問委員会の委員などを辞任し、第一線からは一歩引いた形となりました。
しかし、長年にわたり築き上げた政財界への広範な人脈と影響力は依然として健在であると見られています。
推定年収はいくら?役員報酬を公開データから分析
日枝久氏の年収は、フジ・メディア・ホールディングスの会長職にあった頃には億単位にのぼっていました。
有価証券報告書で公開されている過去の役員報酬は以下の通りです。
決算期 | 役員報酬額 |
2014年3月期 | 1億7,400万円 |
2015年3月期 | 1億7,400万円 |
2016年3月期 | 1億5,800万円 |
2017年3月期 | 1億5,200万円 |
2018年3月期 | 1億700万円 |
代表を退いた現在の正確な年収は非公開ですが、相談役としての報酬などを合わせると、数千万円程度ではないかと推定されています。
総資産35億円の内訳は?杉並区の自宅や保有株式を解説
日枝久氏の総資産は、推定で約35億円にのぼると言われています。
その莫大な資産の主な内訳は、不動産と株式です。
東京都杉並区に構える自宅の土地は約250坪あり、その土地評価額だけで約7億5,000万円とされています。
さらに、フジ・メディア・ホールディングスの株式を約23万株保有しており、その時価評価額は約5億円に相当します。
これら以外の資産を含め、35億円という巨万の富を築いていると見られています。
日枝久と息子に関するよくある質問(Q&A)
日枝久氏と共産党には関係がある?
日枝久氏の政治的信条について、特に日本共産党との関係性を指摘する声が一部で見られますが、両者の間に特別なつながりがあることを示す公然たる事実はありません。
メディア企業のトップとして、与野党問わず幅広い政治家との交流があったことは事実ですが、特定の政党と深く結びついているという情報は確認されていません。
なぜ「フジサンケイグループの代表」と呼ばれるの?
日枝久氏が「フジサンケイグループの代表」と称されるのは、単にフジテレビの社長や会長だったからというだけではありません。
1992年に創業家である鹿内家を追放するクーデターを主導し、フジテレビ、産経新聞、ニッポン放送などからなる巨大メディア・コングロマリット「フジサンケイグループ」の実質的な支配権を確立しました。
以降、長年にわたりグループ全体の意思決定を主導するトップとして君臨してきた実績から、そのように呼ばれています。
息子の今後のキャリアはどうなる?
息子である日枝広道氏の今後のキャリアについては、引き続き映像プロデューサーとしての活躍が期待されます。
数々のヒット作を手掛けてきた実績と、父親から受け継いだであろうメディアに対する鋭い感覚を武器に、さらに多くの話題作を生み出していく可能性があります。
また、その実績を基に、将来的には勤務先である電通本体や、関連会社の経営層など、より重要なポストに就くことも十分に考えられるでしょう。
まとめ:日枝久の息子は電通勤務!コネ疑惑と華麗なる一族の真相
- 日枝久の息子は日枝広道で、大手広告代理店・電通に勤務している
- 広道氏の役職は映像プロデューサーで、局長クラスとされている
- 学歴は非公表だが、父と同じ早稲田大学出身の可能性がある
- 『鳩の撃退法』など多くのヒット作を手掛け、プロデューサーとしての実力は高い
- 電通への入社は「コネ」という噂があるが、真偽を証明する情報はない
- 入社の経緯に関わらず、現在の活躍は本人の実力によるものと評価されている
- 日枝久の妻・加寿子さんは名門家の出身で、内助の功で夫を支えた
- 日枝家の家族構成は、本人、妻、息子・広道氏の3人家族である
- 父・日枝久の総資産は推定35億円で、年収は全盛期に1億円を超えていた
- 日枝久氏は現在、相談役としてグループに影響力を持ち続けている