M-1グランプリ史上初の2連覇という偉業を成し遂げた令和ロマン・髙比良くるま。
お笑い界のトップに立った直後から、オンラインカジノ問題、不倫疑惑、吉本興業との契約解除と、立て続けに不祥事が報じられました。
「くるまは何をしたのか」「なぜ吉本をクビになったのか」「書類送検はされたのか」「現在はどうなっているのか」など、多くの疑問が飛び交っています。
この記事では、令和ロマン・くるまの不祥事に関するあらゆる情報を時系列で整理し、オンラインカジノ問題の法的な論点から不倫訴訟の現在地、復帰後の活動状況、そして2026年2月の最新熱愛報道まで、全容を網羅的に解説していきます。
令和ロマン・髙比良くるまとは?経歴と実績を簡単に解説
プロフィールと学歴|慶應中退の高学歴芸人
髙比良くるまは1994年9月3日生まれ、東京都練馬区出身のお笑い芸人です。
中学受験を経て本郷中学校・高等学校に進学し、慶應義塾大学文学部に入学しました。
大学ではお笑いサークル「お笑い道場O-keis」に所属し、在学中からお笑い活動をスタートさせています。
最終的に大学は中退していますが、「慶應中退の高学歴芸人」として知られるようになりました。
お笑いに対する分析力や考察力の高さには定評があり、漫才の構成力だけでなく、テレビでの的確なコメント力でも多くの視聴者から支持を集めていました。
M-1グランプリ史上初の2連覇という偉業
令和ロマンの最大の功績は、M-1グランプリでの史上初となる2年連続優勝です。
2023年大会ではエントリー8,540組の頂点に立ち、翌2024年大会では史上最多となる10,330組の中から再び優勝を果たしました。
2024年の第45回ABCお笑いグランプリでも優勝しており、名実ともに若手漫才師の頂点に君臨する存在だったのです。
M-1の決勝では、くるまが1人で10役以上を演じ分ける圧倒的な演技力が審査員から高く評価されました。
2連覇の達成は大会20年の歴史の中で前人未到であり、お笑い界に大きな衝撃を与えた出来事でした。
相方・松井ケムリとのコンビ結成の経緯
相方の松井ケムリは、神奈川県横浜市出身で、桐朋中学校・高等学校を経て慶應義塾大学法学部法律学科を卒業しています。
2人は慶應義塾大学のお笑いサークルで先輩後輩として出会い、コンビを結成しました。
当初のコンビ名は「魔人無骨」でしたが、2019年5月に「令和ロマン」へ改名しています。
NSC東京校にも通い、「NSC大ライブTOKYO 2018」で優勝するなど、結成当初から高い実力を見せていたコンビです。
くるまの不祥事はなぜ起きた?オンラインカジノ問題の全容
オンラインカジノ利用はいつ・どのくらいの期間だったのか
くるまがオンラインカジノを利用していたのは、本人の説明によると2019年末から2020年頃にかけてです。
知人に誘われたことがきっかけで利用を始めたとされています。
当時はまだM-1グランプリで優勝する前であり、芸人としての知名度もそれほど高くありませんでした。
利用期間や賭けた金額の詳細は明かされていませんが、一定期間にわたってオンラインカジノでの賭博行為があったことは本人が認めています。
警視庁の事情聴取で何が明らかになったのか
2025年2月14日、毎日新聞が令和ロマン・髙比良くるまとともに、とろサーモン・久保田かずのぶが警視庁から任意で事情聴取を受けていたと報じました。
翌15日、くるまは令和ロマンの公式YouTubeチャンネルで自ら事実を認め、「警視庁から任意での事情聴取を受けた段階」であることを説明しました。
動画の中で「オンラインカジノをしていたのは事実」と明言し、「深く反省しております。
本当に申し訳ございませんでした」と謝罪しています。
吉本興業に所属する複数のタレントに対して捜査が行われていた中で、くるまの名前が浮上した形でした。
「グレーだと思っていた」発言の法的な問題点
くるまは事情聴取の中で「違法にはならないグレーゾーンだと思っていた」という趣旨の供述をしたと報じられています。
しかし、複数の弁護士がメディアを通じて「日本においてオンラインカジノでの賭博は明確に違法であり、グレーゾーンは存在しない」と断言しました。
日本の刑法では、海外に拠点を置くオンラインカジノであっても、日本国内からアクセスして金銭を賭ける行為は賭博罪に該当します。
罰則は単純賭博罪で「50万円以下の罰金または科料」、常習賭博罪では「3年以下の懲役」と定められています。
著名人がPR活動を行っていたこともあり、違法性を正しく認識していなかった利用者が少なくなかった点は社会問題として指摘されていますが、法的には「知らなかった」では済まされない行為です。
くるまは書類送検・起訴されたのか?結論と理由
結論から言えば、くるまは書類送検も起訴もされていません。
2025年4月3日、警視庁は吉本興業所属タレント6名を単純賭博容疑で東京地検に書類送検しましたが、くるまの名前はこの中に含まれていませんでした。
書類送検されなかった理由として、法律の専門家からは「賭博罪の公訴時効は3年であり、くるまの利用が2019〜2020年頃であれば、すでに時効が成立している可能性が高い」との分析が示されています。
一方、書類送検された6名(ダイタク・吉本大、9番街レトロ・なかむら☆しゅん、ダンビラムーチョ・大原優一ら)は、2025年5月22日に賭博の罪で略式起訴され、罰金10万円程度の略式命令を受けました。
称賛から一転|謝罪動画が契約解除につながった理由
2025年2月15日の謝罪動画が高評価された理由
くるまがYouTubeに投稿した謝罪動画は、公開直後から非常に高い評価を受けました。
多くのメディアやネットユーザーが「前例がないほど適切な対応」「危機管理の鑑」と称賛したのです。
評価されたポイントは大きく3つあります。
1つ目は、報道からわずか1日で自らの言葉で事実を認めた迅速さです。
2つ目は、弁護士同伴のスーツ姿という定型的な謝罪会見のスタイルを取らず、自然体で誠実さを伝えた点です。
3つ目は、事実関係を曖昧にせず、明確に非を認めた率直さでした。
ネット炎上に詳しい専門家からも「今後のスタンダードになり得る模範的な謝罪」と評される内容だったのです。
吉本興業が問題視した「無断公開」とは何か
ところが、この高評価の謝罪動画には致命的な問題がありました。
くるまは吉本興業の事前承認を得ることなく、独断でYouTubeに謝罪動画を公開していたのです。
芸能事務所のマネジメント契約において、タレントが事務所に無断で対外的な発信を行うことは、重大な信頼違反に該当します。
特にスキャンダルに関する対応は、スポンサーや関係各所への影響を事務所が総合的に判断して進めるのが業界の慣例です。
くるまの行動は、視聴者から見れば「誠実な対応」であっても、ビジネス上のパートナーである事務所から見れば「マネジメント契約の根幹を揺るがす行為」だったということになります。
「信頼関係の破壊」で契約解除に至るまでの経緯
2025年2月19日、くるまは自身のX(旧Twitter)で当面の間の芸能活動自粛を発表しました。
自粛理由は「今回の件を真摯に受け止め、自らを律する機会とするため」と説明されています。
約2カ月の自粛期間を経た2025年4月28日、吉本興業は「双方合意の上、同日付をもってマネジメント契約を終了した」と公式サイトで発表しました。
くるま本人がYouTubeやポッドキャストで説明した内容によれば、動画の無断公開後、吉本興業の幹部から「会社との信頼関係が壊れた」と告げられ、契約解除を提案されたとのことです。
くるまは驚き、何度も謝罪を重ねましたが、最終的には契約終了という結論に至っています。
起訴された芸人は復帰なのにくるまだけ解除?不公平論争の真相
この契約解除をめぐっては、大きな議論が巻き起こりました。
略式起訴され罰金刑を受けた芸人6名は活動自粛の後に順次復帰し、吉本興業との契約も継続されています。
一方、書類送検も起訴もされなかったくるまだけが契約を解除された構図に、「処分基準が不公平ではないか」という声がネット上に多数寄せられたのです。
しかし、メディアの分析では「契約解除の理由はオンラインカジノ利用そのものではなく、事務所への無断行動による信頼関係の破壊にある」と繰り返し指摘されています。
吉本興業の立場からすれば、「どんな事態が起きても、まず事務所を通す」という基本ルールを守れなかったこと自体が、契約解除に値する重大な問題だったという論理です。
「吉本が非情すぎる」という擁護派と「事務所のルールを無視したくるまが悪い」という批判派の間で、意見は今も分かれ続けています。
不倫疑惑と訴訟トラブル|もう一つの不祥事の詳細
既婚女性との不倫報道で何が報じられたのか
オンラインカジノ問題で活動自粛を発表した直後の2025年2月21日、週刊誌によって新たなスキャンダルが報じられました。
報道の内容は、くるまが既婚者で子どもがいる一般女性と1年以上にわたる不倫関係にあり、一時は半同棲状態だったというものです。
交際は2023年頃から続いていたとされ、M-1グランプリの連覇を達成した時期と重なっていました。
相手の女性はその後夫と離婚したことも併せて報じられています。
「M-1連覇の影で」というフレーズとともに大きく取り上げられ、オンラインカジノ問題と合わせて「ダブルスキャンダル」として世間に衝撃を与えました。
くるま側が一貫して否定している主張の内容
くるまは不倫報道に対して、一貫して「不倫関係はない」と否定しています。
報道直後には自身のSNSで「事実と異なる部分が散見された」とコメントし、交際自体は認めつつも不貞行為については強く否定する姿勢を示しました。
2025年12月に不倫訴訟が報じられた際にも、改めて「不倫は事実ではない」という立場を崩していません。
くるま側の主張と週刊誌報道の間には認識の隔たりがあり、最終的な事実認定は司法の判断に委ねられている状況です。
元夫から慰謝料300万円を請求された訴訟の現在地
2025年12月4日、週刊文春が新たな展開を報じました。
不倫関係にあったとされる女性の元夫が、くるまに対して慰謝料300万円を請求する民事訴訟を東京地方裁判所に提起したという内容です。
元夫側の主張は「婚姻期間中に髙比良と女性の不貞行為によって夫婦関係が破綻し、精神的ダメージを受けた」というものでした。
くるま側は訴訟においても不倫の事実を否定しているとされています。
2026年2月時点で判決は公表されておらず、裁判の行方は依然として不透明なままです。
この訴訟の結果次第では、くるまのイメージや今後の活動に再び大きな影響を及ぼす可能性があります。
CM停止・番組降板・活動自粛|不祥事がもたらした影響
公開停止になったCMと差し替えられた番組一覧
オンラインカジノ問題が報じられた2025年2月15日以降、令和ロマンが出演していたCMの公開停止が相次ぎました。
出演していた新CMの特設サイトが閲覧不能となり、YouTubeに投稿されていた関連のショートドラマ動画も非公開にされています。
テレビ番組でも影響は深刻で、フジテレビの「ボクらの時代」では出演部分が差し替えとなりました。
ABCテレビの冠番組にも影響が及んだと報じられています。
スポンサー企業がCM放送の差し止めを行ったことで、番組制作サイドも対応を迫られる事態となったのです。
活動自粛中のケムリのピン活動と世間の反応
くるまが活動を自粛していた約2カ月間、相方の松井ケムリはピンでの活動を続けていました。
ケムリ自身は2025年4月のインタビューで「土日が空いた」と自粛期間中の変化を率直に語っています。
ピンでの活動を通じて、ケムリの落ち着いたキャラクターや独自のトーク力が再評価される機会にもなりました。
一部の芸能関係者からは「ケムリが期待以上の働きをした」という声も聞かれ、コンビの片方が不在でも一定の存在感を示した点は注目されています。
スポンサーや業界関係者はどう動いたのか
スポンサー企業の反応は素早いものでした。
CM放送の差し止めや出稿の取りやめが即座に行われ、企業のコンプライアンス意識の高さを改めて示す結果となっています。
テレビ局側も、番組の差し替えや収録済み素材の取り扱いに苦慮する場面があったと報じられています。
芸能界全体としては、オンラインカジノ問題を受けてコンプライアンス体制の強化を進める動きが加速しました。
吉本興業自身も所属タレントへの法令順守の啓発を強化せざるを得ない状況に追い込まれたと言えるでしょう。
吉本興業を退所してフリーに|復帰後の活動と現在の立ち位置
2025年4月の活動再開から地上波復帰までの流れ
2025年4月28日、くるまは令和ロマンのYouTubeチャンネルに投稿された動画「令和ロマンから皆さまへ。
」で活動再開を報告しました。
動画内では相方のケムリが「おかえり!」と声をかけるシーンがあり、コンビの絆が感じられる内容でした。
地上波への復帰は2025年5月22日、TBS系の朝の情報バラエティ番組「ラヴィット!」への生出演で実現しています。
MCの川島明が「令和ロマンいるやん!くるまさん、お久しぶりでございます!」と温かく迎え入れ、スタジオ全体が歓迎ムードに包まれたと報じられました。
活動自粛の開始からおよそ3カ月での地上波復帰は、賛否を呼ぶ結果にもなっています。
コンビ存続も所属事務所は別々という異例の形
吉本興業との契約終了後も、令和ロマンとしてのコンビ活動は継続されています。
ただし、くるまはフリーランス、ケムリは引き続き吉本興業所属という、コンビでありながら所属事務所が異なる変則的な形態となりました。
一部では「ケムリは吉本の人質ではないか」という憶測も飛び交いましたが、コンビの公式YouTubeでケムリ自身が「僕、人質なんですか?」と自虐的にネタにする場面もあり、コンビ間の関係性は良好に見える状況です。
劇場での漫才の機会がどう変化するかなど、実務面での課題は残されているものの、コンビ解散には至っていません。
フリーで活動するメリットとリスク
フリーランスとしての活動には、事務所を通さず直接仕事を受けられる自由度の高さというメリットがあります。
YouTube活動やポッドキャスト配信など、個人で展開しやすいメディアでは特に制約が少なくなるでしょう。
一方で、大手事務所のバックアップがなくなることのリスクも無視できません。
テレビ局やスポンサーとの交渉を個人で行う必要があるほか、スケジュール管理やトラブル対応も自己責任となります。
2025年6月時点の報道では「地上波には戻りにくい現実がある」「第二の宮迫になるのでは」との懸念も示されており、フリーでの長期的なキャリア維持がくるまにとっての大きな課題です。
M-1グランプリ2025は不出場|今後の出場の可能性は
2024年の連覇達成時にくるまが「来年は出ない」と宣言していた通り、令和ロマンはM-1グランプリ2025には出場しませんでした。
ただし、M-1グランプリは結成15年以内のコンビに出場資格があり、令和ロマンにはまだラストイヤーまで出場権が残っています。
2025年の大会には前年王者として決勝戦に登壇しており、会場では大きな歓声で迎えられたと報じられています。
また、2025年6月の「M-1グランプリ2025」記者会見にはフリーの立場で出席し、オンラインカジノ問題を自虐ネタにする場面も見られました。
3連覇への挑戦があるのかどうかは、今後のファンの大きな関心事の一つです。
くるまとMEGUMIの熱愛報道|最新ニュースと世間の反応
2026年2月の文春スクープで何が報じられたのか
2026年2月17日、週刊文春電子版がくるま(31歳)とタレント・MEGUMI(44歳)の熱愛をスクープしました。
報道によれば、2026年1月27日の深夜1時頃、東京・西麻布の路地にあるワインバーで2人がデートしている姿が確認されています。
文春の直撃取材に対し、MEGUMI側は交際を認めたと報じられました。
13歳の年齢差があるカップルの誕生は、芸能界でも大きな話題となっています。
MEGUMIは元夫であるDragon Ashの降谷建志との間に不倫報道を経て離婚した過去があり、それぞれの恋愛遍歴も含めて注目を集める結果となりました。
13歳差交際に対するネット上の賛否まとめ
熱愛報道に対するネット上の反応は、概ね2つに分かれています。
肯定的な意見としては「成功者同士でお似合い」「若さと才能を感じる組み合わせ」「意外だけど応援したい」といった声が見られます。
一方で否定的な意見としては「不倫訴訟が係争中なのに大丈夫なのか」「次から次へとスキャンダルが出てくる」という懸念の声も少なくありません。
全体としては、くるまの過去の不祥事を踏まえた上でも比較的温かい反応が多いとの見方が一般的です。
不倫訴訟が係争中の今なぜ新恋人報道が注目されるのか
くるまの新恋人報道が特に注目を集めている背景には、前述の不倫訴訟がまだ決着していないという事実があります。
慰謝料300万円を請求する民事裁判が東京地裁で係属中の状態で、新たな交際相手の存在が明らかになったことは、訴訟の行方にも影響を与えかねないと一般的に指摘されています。
訴訟でくるま側は「不倫関係はない」と一貫して否定しているため、新恋人との交際が始まった時期や経緯も今後の焦点になる可能性があるでしょう。
裁判の結果が出るまでは、くるまの恋愛に関する報道が続くたびに世間の関心が再燃する構図が続くと考えられます。
他の吉本芸人の処分と比較してわかること
書類送検された6名の処分内容と復帰状況
2025年4月3日に書類送検された吉本興業所属タレント6名の処分内容は以下の通りです。
| 芸人名 | 所属コンビ等 | 書類送検 | 略式起訴 | 罰金 | 復帰 |
|---|---|---|---|---|---|
| 吉本大 | ダイタク | あり | あり | 約10万円 | 2025年6月 |
| なかむら☆しゅん | 9番街レトロ | あり | あり | 約10万円 | 2025年6月以降 |
| 大原優一 | ダンビラムーチョ | あり | あり | 約10万円 | 2025年6月以降 |
| 笹本はやて | ネイチャーバーガー | あり | あり | 約10万円 | 2025年6月以降 |
| 竜大 | プリズンクイズチャンネル | あり | あり | 約10万円 | 2025年6月以降 |
| 最強の庄田 | プリズンクイズチャンネル | あり | あり | 約10万円 | 2025年6月以降 |
6名全員が活動自粛を経て復帰しており、吉本興業との契約は解除されていません。
この処分状況が、くるまとの「不公平さ」を際立たせることになりました。
とろサーモン久保田のケースとの違い
とろサーモン・久保田かずのぶも、オンラインカジノに関して警視庁から事情聴取を受けたと報じられた芸人の一人です。
しかし久保田は2025年2月21日のラジオ番組で「事情聴取に行き、関与していないと否定した。
短時間で終わった」と説明し、オンラインカジノへの関与を完全に否定しました。
久保田は書類送検されておらず、活動自粛後に復帰し、吉本興業との契約も継続しています。
くるまとの最大の違いは「オンラインカジノ利用を認めたかどうか」という点にあります。
くるまが自ら利用を認めて謝罪したのに対し、久保田は一貫して否定を貫きました。
吉本興業の処分基準は妥当なのか?論点を整理
吉本興業の処分基準をめぐっては、複数の論点が存在します。
第一に、略式起訴された芸人が復帰して契約継続している一方で、起訴されなかったくるまだけが契約解除されたという「結果の不均衡」があります。
第二に、契約解除の理由が「オンラインカジノ利用そのもの」ではなく「無断で謝罪動画を公開したことによる信頼関係の破壊」である点です。
業界の慣行に照らせば、事務所を通さない対外発信は確かに重大な問題です。
しかし「誠実に謝罪しようとした行動が最も重い処分につながった」という構図には、多くの人が違和感を覚えたのも事実でしょう。
処分の妥当性について明確な答えは出ておらず、芸能事務所とタレントの関係性やマネジメント契約のあり方を考えるうえで、重要な事例として語り続けられています。
令和ロマンくるまの不祥事から学ぶ注意点と今後の展望
オンラインカジノがなぜ明確に違法なのかを改めて解説
日本においてオンラインカジノで金銭を賭ける行為は、刑法第185条の賭博罪に該当する違法行為です。
海外の合法的なライセンスを持つカジノサイトであっても、日本国内からアクセスして賭博を行えば日本の法律が適用されます。
「海外のサービスだからグレーゾーン」という認識は完全な誤りであり、著名人がプロモーションに関与していた事実が一般利用者の誤解を助長した側面も指摘されています。
くるまの事例は、こうした誤解がどれほど大きな代償を伴うかを示す象徴的なケースとなりました。
公訴時効は3年であるため、発覚のタイミングによっては刑事罰を免れることもありますが、社会的な制裁はそれとは別に科されることを忘れてはなりません。
SNS時代の謝罪対応で気をつけるべきポイント
くるまの事例は、SNS時代における危機管理の難しさを浮き彫りにしました。
視聴者やファンから見れば「素早く自分の言葉で謝罪した」行為は好印象ですが、組織に属している場合は「組織のルールに従った上での対応」が求められます。
個人の判断でSNSやYouTubeに発信すれば、たとえ内容が適切であっても、所属先との信頼関係を損なうリスクがあるのです。
一般的な危機管理の観点からは、不祥事が発覚した際にまず行うべきは「関係者への報告と方針の確認」であり、対外的な発信はそのあとに行うのが鉄則とされています。
個人の誠意と組織のルールが相反する場面では、拙速な行動が最悪の結果を招きうることを、くるまの事例は教えています。
くるまの今後のキャリアはどうなるのか
フリーランスとなったくるまの今後のキャリアには、いくつかのシナリオが考えられます。
YouTube、ポッドキャスト、ライブ活動など、事務所を通さなくても展開できるメディアでは、持ち前の才能と知名度を活かした活動が十分に可能でしょう。
地上波テレビへの本格的な復帰については、スポンサー企業の姿勢や係争中の不倫訴訟の結果に左右される部分が大きいとみられています。
M-1グランプリへの再挑戦の可能性も残されており、もし3連覇を達成するようなことがあれば、不祥事からの完全復活として語り継がれることになるでしょう。
2026年2月現在、令和ロマンとしてのコンビ活動は継続しており、くるまの「お笑いの才能」そのものへの評価は依然として高いまま維持されています。
不祥事を乗り越えた先にどのようなキャリアを築くのか、多くのファンと業界関係者が注目し続けています。
まとめ:令和ロマンくるまの不祥事の全容と現在の状況
- 令和ロマン・髙比良くるまはM-1グランプリ史上初の2連覇を達成した実力派芸人である
- 2019〜2020年頃にオンラインカジノを利用しており、2025年2月に報道されて発覚した
- 日本ではオンラインカジノでの賭博は明確に違法であり「グレーゾーン」は存在しない
- 公訴時効(3年)が成立していたとみられ、くるまは書類送検も起訴もされていない
- 謝罪動画は世間から高く評価されたが、吉本興業に無断で公開したことが契約解除の決定打となった
- 略式起訴された6名の芸人が契約継続で復帰した一方、くるまだけが契約解除となり不公平論争が起きた
- 既婚女性との不倫疑惑についてはくるま側が一貫して否定しているが、元夫から慰謝料300万円を請求する訴訟が係属中である
- 吉本興業退所後はフリーランスとして活動し、コンビ「令和ロマン」は所属事務所が異なる変則的な形態で存続している
- 2026年2月にはタレント・MEGUMIとの13歳差の熱愛が報じられ、MEGUMI側が交際を認めた
- M-1グランプリへの出場資格はまだ残っており、3連覇への挑戦を含めた今後のキャリアに注目が集まっている

