ミラノ・コルティナ五輪でフリー世界歴代最高得点を叩き出し、日本ペア史上初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来選手と木原龍一選手。
圧巻の演技もさることながら、氷上でも氷の外でも見せる2人の仲良しぶりに心を奪われた方は多いのではないでしょうか。
漫才のような掛け合い、演技後に涙を流しながら抱き合う姿、表彰台でのリフト。
2人の関係性は「尊い」「ラブラブすぎる」と国内外で大きな反響を呼んでいます。
一方で、「本当に付き合っているの?」「なぜあんなに仲がいいの?」という疑問を抱く方も少なくありません。
この記事では、りくりゅうの仲良しエピソードを網羅的に紹介しながら、2人の関係性の本質や信頼が生まれた背景、さらには海外からの反応や採点をめぐる議論まで、多角的に掘り下げていきます。
りくりゅうとは?仲良しペアの基本プロフィール
りくりゅうとは、フィギュアスケート・ペア種目で活躍する三浦璃来選手と木原龍一選手の愛称です。
三浦選手は2001年12月17日生まれの兵庫県宝塚市出身で、身長は146cm。
木原選手は1992年8月22日生まれの愛知県東海市出身で、身長174cm、中京大学スポーツ科学部を卒業しています。
2人の年齢差は9歳で、所属はともに木下グループ、練習拠点はカナダのトロント近郊オークビルに置いています。
ペアを結成したのは2019年7月のことでした。
当時17歳だった三浦選手の申し出をきっかけにトライアウトが行われ、木原選手は「最初に一緒に滑った瞬間から絶対にうまくいくと確信した」と語っています。
数日後には正式にペア結成が決まり、以来7年にわたって世界のトップを走り続けてきました。
2人の仲を取り持ったのは、共通の友人でアイスダンス元五輪代表の小松原美里さんだったことも広く知られています。
三浦選手は小松原さんから「龍一くんって、すごくいい人だよ」とアシストを受け、木原選手に声をかけたといいます。
りくりゅうの主要大会成績と歩み
りくりゅうの仲良しぶりを理解するうえで、2人が共有してきた苦労と栄光の歴史を知ることは欠かせません。
以下に主要な大会成績をまとめます。
| シーズン | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2021-22 | 北京五輪(個人戦) | 7位入賞(日本ペア史上初) |
| 2021-22 | 北京五輪(団体戦) | 銀メダル貢献 |
| 2022-23 | GPファイナル | 優勝(日本ペア史上初) |
| 2022-23 | 四大陸選手権 | 優勝 |
| 2022-23 | 世界選手権 | 優勝(日本ペア史上初・グランドスラム達成) |
| 2023-24 | 世界選手権 | 2位 |
| 2024-25 | 世界選手権 | 優勝(2度目) |
| 2025-26 | GPファイナル | 優勝(2度目) |
| 2025-26 | ミラノ・コルティナ五輪 | 金メダル(日本ペア史上初) |
2022-23シーズンにはGPファイナル、四大陸選手権、世界選手権の主要国際大会をすべて制覇する「グランドスラム」を達成しました。
しかし道のりは決して平坦ではありませんでした。
2022年に三浦選手が肩を脱臼して一時リンクを離れ、翌2023年には木原選手が腰椎分離症を発症してシーズン前半を欠場しています。
こうした逆境を2人で乗り越えてきたからこそ、氷上で見せる息の合った演技と揺るぎない信頼関係が生まれたのです。
ミラノ五輪で見せた大逆転と仲良しシーンの全貌
2026年2月のミラノ・コルティナ五輪は、りくりゅうの仲良しぶりが世界中に知れ渡る大舞台となりました。
ショートプログラムの失意と支え合い
ショートプログラムでは代名詞ともいえるリフトでまさかのミスが出て、5位発進という苦しいスタートとなりました。
首位との差は6.90点。
演技終了後、リンクに跪いて涙する木原選手の姿は、多くの視聴者の胸を打ちました。
しかし三浦選手は冷静に寄り添い、2人は翌日のフリーに向けて気持ちを立て直していきます。
フリーでの世界歴代最高得点
翌日のフリーで、りくりゅうは圧巻の演技を披露しました。
高さのあるトリプルツイストリフト、グループ5アクセルラッソーリフト、スロートリプルループなど、すべての技を高いクオリティで成功させ、世界歴代最高となる158.13点をマーク。
合計231.24点で2位に9.49点差をつけ、五輪ペア史上最大級の逆転劇を演じてみせました。
氷上で泣き崩れた木原選手を三浦選手が優しく撫でる
演技を終えた直後、氷上でうずくまって泣く木原選手の頭を、三浦選手が優しく撫でる場面は日本中を感動の渦に巻き込みました。
2人が抱き合うシーンでは、木原選手が三浦選手を抱き上げた瞬間にも三浦選手は両脚をそろえてつま先まで美しく伸ばしており、「ハグの瞬間も演技が続いていた」と報じられています。
スケーターとしての矜持と、パートナーへの信頼が同時に表れた一瞬でした。
表彰台での可愛すぎるリフト
表彰式では、木原選手が三浦選手の腰を持って表彰台の頂点にリフトする場面が生まれました。
この光景は「世界一の高い高い」と称され、国内外のSNSで瞬く間に拡散。
さらに表彰式後には、木原選手が両手を広げる三浦選手を抱きかかえたままカーペットの上を歩く姿も目撃されています。
ファンからは「こんなにほっこりする表彰式は見たことがない」と絶賛の声が上がりました。
りくりゅうの仲良しエピソード集|年間360日一緒の日常
りくりゅうの仲良しぶりは競技中だけにとどまりません。
2人は試合や遠征、練習を含めると年間360日は一緒に過ごしていると言われ、自宅こそ別々ですが互いに手料理を振る舞い合う関係です。
食事もシェアする距離感
レストランやカフェでは同じ飲み物をオーダーし、食事もシェアするのが日常だとされています。
お互いが使っていたフォークやスプーンをそのまま交換して使ったり、相手の口に料理を運んであげたりすることもあると報じられました。
テレビカメラに撮影されても全く気にしない自然体ぶりが特徴的です。
初めてこの光景を目にした人は、恋人同士と思っても無理はないでしょう。
木原選手の圧力鍋カレーと三浦選手のツッコミ
普段から自炊をしている木原選手は、圧力鍋でカレーを作るのが得意とのことです。
あるインタビューで木原選手が自慢げにカレーの話をすると、三浦選手が「木原選手が作っているというより、圧力鍋が作っているよね」と鋭くツッコミを入れる場面がありました。
木原選手が「もうおすそわけしない」とふてくされると、三浦選手は「ごめんなさい、おいしいです」と笑って収めたといいます。
こうした漫才のような掛け合いが、2人の日常なのです。
桃鉄やマリオカートで盛り上がるゲーム好き
ミラノ五輪の選手村では、2人で「桃太郎電鉄」をプレイしてリラックスしていたことが明かされています。
桃鉄の話題になった途端にスイッチが入り、三浦選手が「この人、本当に良くない」と木原選手にツッコミを入れる姿が報じられました。
試合前には「マリオカート」で対戦しながら気分を盛り上げるのが「りくりゅう流」の過ごし方だそうです。
SPY×FAMILYにハマる2人
2023年のオフシーズンには、2人ともマンガ「SPY×FAMILY」にハマっていることが明らかになりました。
日本とカナダ用に持ち歩く2台のスマホそれぞれに、同作品のシールを貼っているほどです。
三浦選手が好きなキャラクターは「アーニャ」と「ボンド」、木原選手は「ロイド」。
木原選手は「アーニャに振り回されるロイドが、りくちゃんに振り回されている自分みたい」と苦笑しており、普段の2人の力関係がうかがえます。
りくりゅうは付き合ってる?交際説と本当の関係性
りくりゅうの仲良しぶりを見れば、「2人は付き合っているの?」と気になるのは自然な感情です。
実際にこの疑問は国内外のメディアやSNSで繰り返し議論されています。
交際説が浮上する理由
交際説が根強く語られる背景には、2人の距離感の近さがあります。
手をつなぐような何気ないスキンシップ、演技後のハグ、同じ食器を共有する食事風景。
こうした姿を目にしたファンやメディアが「ラブラブなのでは?」と推測するのは無理もありません。
ミラノ五輪の表彰式で見せた密着リフトも、米国メディア「Heavy」が「三浦璃来と木原龍一は付き合っているのか」と記事にする一因となりました。
本人たちの見解と周囲の証言
ペア結成当初の2019年、木原選手は当時17歳だった三浦選手に「僕を好きにならなくていい」と伝えたことが報じられています。
競技パートナーとしての信頼構築を最優先にした木原選手の配慮がうかがえるエピソードです。
木原選手のかつてのアルバイト先のスタッフは「どちらかというと兄妹に近い関係」と証言しており、元パートナーで今回のミラノ五輪で解説を務めた高橋成美さんも「上っ面の仲のよさじゃなくて、本当に苦楽を共にした兄妹のような関係」と表現しています。
2026年2月18日現在、交際や結婚を公式に発表した事実はありません。
母親同士も仲良し
興味深いのは、2人の母親同士の関係です。
りくりゅうが愛用する日本のお惣菜ブランドには、双方の母親の連名でお礼の手紙が届いているとのことです。
「りくりゅうの母」と書かれた直筆の手紙には「いつも助かっています」と添えられていたといいます。
選手だけでなく家族ぐるみの信頼関係が築かれている点も、2人の絆の深さを物語っています。
りくりゅうのケンカ事情|仲良しだからこその日常
仲が良いからこそぶつかることもある。
りくりゅうは「ケンカは日常」と公言しており、その率直さも多くのファンに愛されている理由のひとつです。
些細なことで始まるケンカ
ケンカの内容は「どっちが曲をかけるか」など、比較的些細なことがきっかけだといいます。
毎日何時間も練習をともにする中で、お互いが思ったことを素直にぶつけ合う場面は避けられません。
木原選手によると、ケンカをすると三浦選手は「ふんっ」と効果音付きのリアクションをするそうです。
話しかけても「ふんっ」と返されるため、「怒っていてもそれやるんだ」と思うと語っています。
ケガをしたくないから仲直りする
ただし2人のケンカには明確なルールがあります。
三浦選手は「お互いケガをしたくないので、ちゃんと仲直りはします」と述べており、不和を長引かせないことを徹底しているのです。
ペア競技では男性が女性を持ち上げるリフトやスロージャンプなど、命にかかわる技術が求められます。
信頼関係が揺らいだままでは安全な演技ができないため、素早い仲直りは競技上の必然でもあるのでしょう。
関係性の変化|「かかあ天下」への道
ペア結成当初は三浦選手が木原選手に敬語を使っていましたが、年月を経て壁はどんどん取り払われていきました。
木原選手自身が2024年のインタビューで「最近は尻に敷かれるようになった」「立場がだんだん弱くなってきている」と笑いながら明かしています。
ファンの間では2人の関係性を「かかあ天下」と表現する声もあり、ペア結成初期に年上の木原選手がリードしていた関係から、対等あるいは三浦選手が主導する場面が増えている変化が見て取れます。
仲良しの秘密|スケーティングの相性と信頼の構築
りくりゅうがこれほどの結果を出せる背景には、仲の良さだけでなく、競技面での相性の良さがあります。
腰を落とす滑りと高いシンクロ率
フィギュア関係者の間で広く指摘されているのが、2人のスケーティングの類似性です。
三浦選手も木原選手も腰を落として滑るタイプで、足さばきもよく似ています。
ペア競技で重要な「サイドバイサイド」は、2人が隣り合って全く同じジャンプやスピンを披露する要素ですが、もともと滑り方が似ているためシンクロ率が非常に高いのです。
通常は長い年月をかけて息を合わせていくものですが、りくりゅうは結成当初から自然に合っていたとされています。
小柄なペアの強み
三浦選手が146cm、木原選手が174cmという体格は、他国のペアと比較すると小柄な部類に入ります。
表彰台で3組が並んだ写真ではその差が際立ちますが、小柄であるがゆえにリフトの高さが映え、スロージャンプの滞空時間や回転の美しさが際立つという技術的なメリットがあると評価されています。
ケガを乗り越えた経験が深めた絆
2022年に三浦選手が肩を脱臼した際、復帰後に2人で滑った木原選手は「2人で1つなんだな」と実感したと語っています。
翌年には木原選手が腰椎分離症を発症し、午前はリンク、午後は病院という生活が続きましたが、三浦選手は片時も離れず付き添ったとのことです。
前述の通り年間360日を共に過ごす2人ですが、こうした苦しい時期を一緒に乗り越えた経験が、競技パートナーとしての信頼をさらに深めたと考えられます。
海外の反応|米メディアの交際説と中国からの称賛
りくりゅうの仲良しぶりと金メダル獲得は、海外でも大きな話題を呼びました。
米国メディアの「付き合っているのか?」報道
米国メディア「Heavy」は、ミラノ五輪直後に「三浦璃来と木原龍一は付き合っているのか」と題した記事を掲載しました。
「氷上とオフの両面で見せる2人の感情表現が注目を集めている」と報じつつ、「最近の報道では彼らの関係はあくまでプロフェッショナルなもの」との見解も併記しています。
表彰式での密着リフトや、演技後のハグの場面が特に注目材料となったようです。
中国での反響と日本語で祝福した記者
ペア競技の強豪国である中国でも、りくりゅうの快挙は大きな関心を集めました。
中国版SNS「WEIBO」では一部に「採点が水増しされすぎ」との声もありましたが、演技そのものを称える声が多数を占めています。
「難度もスピードも素晴らしく、金メダルは当然だ」「コメントする前に試合を見てほしい」といった冷静な擁護意見が目立ちました。
特に話題となったのは、金メダル獲得後の会見で中国メディアの記者がりくりゅうに日本語で祝福した場面です。
「国を超えたリスペクト」「スポーツの力ってすごい」と、国境を越えた感動が広がりました。
採点をめぐる議論
フリーの158.13点という世界歴代最高得点に対し、ロシアの元世界王者が「フリーで158点はこのペアにとって多すぎる」と批判的なコメントを出した一方、銀メダルのジョージアペアと銅メダルのドイツペアはいずれも「彼らは得点に値する」と擁護しています。
採点への賛否はフィギュアスケートにつきものですが、会場全体が魂を奪われたと評される圧巻の演技だったことは多くの関係者が認めるところです。
りくりゅうが切り開く日本ペア競技の未来
りくりゅうの存在は、日本のフィギュアスケート界においてペア競技の歴史を塗り替える原動力となっています。
長い冬の時代を終わらせた一筋の光
日本のフィギュアスケートは、男女シングルでは羽生結弦さんや浅田真央さんなどスター選手を次々と輩出してきました。
しかしペア種目では長く冬の時代が続き、五輪で入賞すらままならない時期が長かったのが実情です。
りくりゅうは2022年北京五輪で日本ペア史上初の入賞を果たし、2023年には世界選手権を初制覇。
2026年ミラノ・コルティナ五輪では金メダルという頂点にまで到達し、ペア競技のグランドスラムを完成させました。
後輩ペアの誕生
りくりゅうの活躍に刺激を受けて、日本でもペア競技を始める選手が増えています。
2023年5月には長岡柚奈選手と森口澄士選手による新ペアが結成され、清水咲衣選手と本田ルーカス剛史選手のペアも活動を開始しました。
木原選手は「僕が始めたときは道しるべがなかったので、僕たちが走り続けることで次の世代の子たちの道しるべになれば」と語っています。
仲良しペアの背中を追う新世代の活躍にも、今後注目が集まるでしょう。
知っておきたい注意点|プライベートの尊重と情報の見極め
りくりゅうの仲良しぶりは大きな魅力ですが、情報を受け取る際にはいくつかの点に留意する必要があります。
交際説は推測の域を出ない
2人の距離感の近さから交際説が繰り返し話題になりますが、本人たちは交際について肯定も否定もしていません。
メディアやSNSで見かける情報の多くは推測に基づくものであり、確定的な事実として受け取ることは適切ではないでしょう。
「仲良し」の消費への懸念
ファンコミュニティ内では、2人のプライベートを詮索する行為に対して「競技に集中させてあげるべき」「プライベートは尊重すべき」との声も一定数上がっています。
一部の海外メディアからは「日本のメディアが2人のプライベートを過度に消費している」との指摘もあり、仲良しぶりを楽しむ際にも節度ある距離感が求められます。
嫉妬や過度な詮索がファン同士のトラブルにつながるケースもあるため、あくまでも応援する姿勢を大切にしたいものです。
公開情報の限界
メディアに公開されているエピソードはあくまで取材で切り取られた一場面であり、2人のプライベートの全貌が明らかにされているわけではありません。
テレビやインタビューで見せる仲良しな姿は事実ですが、カメラの外にある日常のすべてを知ることはできない点を意識しておく必要があります。
まとめ:りくりゅうの仲良しぶりが世界を魅了する理由
- りくりゅうとは、フィギュアスケート・ペアの三浦璃来選手(24歳)と木原龍一選手(33歳)の愛称である
- 2019年にペアを結成し、2026年ミラノ・コルティナ五輪で日本ペア史上初の金メダルを獲得した
- フリーで世界歴代最高の158.13点を記録し、SP5位からの大逆転劇を演じた
- 年間約360日を共に過ごし、手料理の交換やゲーム、マンガなど多くの時間を共有している
- 表彰台でのリフトや演技後のハグなど、仲良しぶりが尊いと国内外で話題を呼んでいる
- 2人の関係性は周囲から「兄妹に近い」と表現されており、交際を公式に認めた事実はない
- ケンカは日常的にあるが「ケガをしたくないからすぐ仲直りする」というルールが存在する
- 結成当初は木原選手がリードしていたが、現在は三浦選手が主導する場面が増えている
- 米国メディアでも2人の親密さが注目され、中国からも演技を称賛する声が多数寄せられた
- りくりゅうの活躍が日本のペア競技全体の底上げにつながり、後輩ペアの誕生を後押ししている

