小島夢貴(こじま・ゆめき)選手は、個人メドレーと背泳ぎを得意とする17歳の競泳選手です。豊川高校3年生で、2026年9月20日のアジア大会では男子200m個人メドレーで世界ジュニア新記録の1分55秒36をマークし、銀メダルを獲得しました。
中学生の頃から全国トップクラスでしたが、高校進学後に急成長。個人メドレーだけでなく、独特なキックを使う背泳ぎでもシニアの国際大会を制しており、複数種目で世界を狙える若手として注目されています。
小島夢貴のプロフィール!読み方や年齢、高校は?
| 名前 | 小島夢貴 |
|---|---|
| 読み方 | こじま ゆめき |
| 生年月日 | 2008年12月20日 |
| 年齢 | 17歳(2026年9月現在) |
| 出身地 | 東京都 |
| 出身中学 | 日本大学豊山中学校 |
| 高校 | 豊川高等学校3年 |
| 所属 | 豊川高等学校/コパンスポーツクラブ豊川 |
| 主な種目 | 個人メドレー・背泳ぎ |
JOCのアジア大会日本代表プロフィールでは、2008年12月20日生まれの17歳。TBSの選手紹介では東京都出身、日大豊山中から豊川高校へ進んだことが確認できます。
競泳ブランド「アリーナ」の公式プロフィールでも、専門種目は個人メドレー・背泳ぎとされています。
中学時代から全国王者!小島夢貴のこれまでの経歴
小島夢貴選手は、高校に入って突然出てきた選手ではありません。
日大豊山中時代には、全国中学校水泳競技大会で200m個人メドレーと400m個人メドレーの2種目を優勝。学校の水泳部公式記録にも全国中学校選手権の優勝者として名前が残っています。
その後、競泳の強豪・豊川高校へ進学すると、世界レベルへ一気にタイムを伸ばしました。
- 中学時代:全国中学校大会の200m・400m個人メドレーで優勝
- 2025年7月:400m個人メドレーで4分09秒38の世界ジュニア新記録
- 2025年8月:世界ジュニア選手権の200m・400m個人メドレーで銀メダル
- 2026年3月:日本選手権で200m・400m個人メドレーの世界ジュニア記録を更新し、日本代表入り
- 2026年8月:パンパシフィック選手権の200m背泳ぎで金メダル
- 2026年9月:アジア大会の200m個人メドレーで銀メダル、世界ジュニア記録を更新
2026年3月の日本選手権では、200m個人メドレーを1分56秒53、400m個人メドレーを4分08秒84で泳ぎ、いずれも当時の世界ジュニア記録を更新しました。これをきっかけに、パンパシフィック選手権とアジア大会の日本代表に選ばれています。
さらに9月20日のアジア大会では、200m個人メドレーを1分55秒36まで短縮。世界ジュニア新記録と日本高校新記録を樹立しました。優勝した松下知之選手の1分55秒30とは、わずか0秒06差でした。
小島夢貴は何がすごい?個人メドレーなのに背泳ぎでも世界トップ級
小島夢貴選手の大きな特徴は、4泳法を使う個人メドレーの選手でありながら、背泳ぎ単独でも世界トップレベルの力を持っていることです。
2026年8月のパンパシフィック選手権では、男子200m背泳ぎを1分55秒38で制して金メダルを獲得しました。個人メドレーを主戦場とする小島選手が、背泳ぎ単独でもシニアの国際大会を制したことで、その強さが改めて注目されました。
個人メドレーはバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の4種目を泳ぐため、どこか1種目だけが速くても勝ち切ることはできません。その中で小島選手には、背泳ぎで大きくリードを作れる明確な武器があります。
2025年に400m個人メドレーで世界ジュニア記録を出した際も、得意とする背泳ぎで一気にリードを広げています。
独特な背泳ぎ「リズム泳法」とは?
小島夢貴選手の背泳ぎで特に注目されているのが、足をクロスさせるように動かす独特なキックです。
一般的な背泳ぎでは足を上下に打ちますが、小島選手は横方向にも水を捉えるような特徴的な動きを見せます。本人は腕の動きにキックのタイミングを合わせる泳ぎを「リズム泳法」と表現しています。
テレビ朝日の『GET SPORTS』では、五輪個人メドレー金メダリストの萩野公介さんが、そのキックを世界的に見ても珍しいものとして評価。瀬戸大也選手も小島選手を「超天才型」と表現しています。
ただ、本人の感覚では奇抜な泳ぎをしようとしているわけではありません。キックやストロークの回数を抑え、できるだけエネルギーを使わずに速く泳ぐことを重視しており、その省エネ型の背泳ぎが個人メドレーにも生きています。
4種目を最後まで泳ぎ切る個人メドレーでは、単純なスピードだけでなく体力の配分も重要です。小島選手の背泳ぎは、速さと省エネを両立できる点が大きな強みといえます。
17歳で日本代表へ!ロサンゼルス五輪を目指す
2026年3月の日本選手権で初の日本代表入りを決めた小島夢貴選手は、同年8月のパンパシフィック選手権で200m背泳ぎを制し、シニアの主要国際大会でも結果を残しました。
そして9月20日のアジア大会200m個人メドレーでは、パリ五輪400m個人メドレー銀メダリストの松下知之選手と最後まで競り合い、0秒06差の銀メダル。17歳ながら、日本のトップ選手と互角に争うところまで成長しています。
9月22日にはアジア大会の男子400m個人メドレーにも出場予定です。200mに続き、小島選手の本領ともいえる個人メドレーでどこまで記録を伸ばすのか注目されます。
中学時代の全国王者から、世界ジュニア記録保持者、日本代表へ。小島夢貴選手は、個人メドレーの総合力と唯一無二の背泳ぎを武器に、2028年ロサンゼルス五輪を目指している若手スイマーです。

