「小関裕太って、子どもの頃にNHKの番組に出ていたんだっけ?」
そんな記憶を持つ人は多いのではないでしょうか。
現在は俳優として映画・ドラマ・ミュージカルと多彩なフィールドで活躍している小関裕太ですが、その原点には、NHK教育テレビで長年愛され続けた子ども向け番組『天才てれびくん』での経験があります。
幼少期からカメラの前に立ち、生放送の緊張感を肌で覚え、同期の仲間たちと切磋琢磨した日々。
あの頃の経験が、今の小関裕太をかたちづくっているといっても過言ではありません。
この記事では、小関裕太と天才てれびくんの関係を軸に、子役時代から現在に至るまでのキャリアをできるだけ詳しく掘り下げていきます。
若い頃の姿や昔のエピソード、天てれ卒業後の飛躍、そして30周年の凱旋出演まで——。
時系列を追いながら、一人の俳優の成長物語を追いかけてみてください。
小関裕太が天才てれびくんに出演していたのはいつ?
てれび戦士としての出演期間と当時の年齢
小関裕太が天才てれびくんに出演していたのは、2006年4月から2009年3月にかけての約3年間です。
出演開始時は小学5年生、つまり11歳のこと。
卒業した2009年3月時点では中学1年生、13歳になっていました。
番組内では「てれび戦士」と呼ばれるレギュラーメンバーとして活動し、歌やダンス、バラエティコーナーをこなす毎日を送っていました。
子どもがここまで長期にわたって第一線の番組に出続けるのは、決して簡単なことではありません。
学業との両立、ロケでの全国移動——それでも3年間やり遂げたことは、後のキャリアに確実につながっています。
天才てれびくんMAXはどんな番組だったのか
小関裕太が出演していた当時の番組タイトルは『天才てれびくんMAX』です。
1993年に放送を開始した天才てれびくんシリーズの一形態で、4歳から12歳を主なターゲットとした「エデュテイメント(教育+エンターテイメント)」番組として長年にわたって放送されてきました。
単なる子ども向けバラエティではなく、歌・ダンス・演技・クイズなど多彩な要素が組み込まれた番組で、出演する子どもたち自身が企画や表現に積極的に関わる点が特徴的でした。
てれび戦士たちは視聴者と同じ目線に立ちながらも、プロの現場で鍛えられていく。
そういう独特の環境が、多くの才能ある人材を生み出す土壌になっていたといえます。
小関裕太が天才てれびくんに選ばれた経緯とは
小関裕太は2003年、アミューズ(アミューズモデルス)に所属する形で芸能界にデビューしています。
デビュー当初からCMやドラマに出演しており、2004年にはTBSのドラマ『ホステス探偵危機一髪6』で初めてドラマに出演。
2005年には舞台経験も積んでいました。
こうした子役としての実績が評価された形で、2006年にてれび戦士への参加が実現したと考えられます。
もともとダンスを特技としていたことも、歌やパフォーマンスを重視する天才てれびくんとの相性がよかった理由のひとつでしょう。
小関裕太の子役時代と幼少期はどんな様子だったのか
芸能界デビューから天才てれびくん出演までの歩み
小関裕太の幼少期は、東京都で育ちました。
芸能界への第一歩は2003年、8歳のとき。
セキスイハイムのCM『となりのハイムさんシリーズ』で、俳優・阿部寛の息子役として画面に登場したのが最初のお仕事です。
その後、2004年にはテレビドラマへ初出演、2005年には舞台に初挑戦と、着実に経験値を積み重ねていきました。
天才てれびくんへの参加は2006年。
つまり、デビューからわずか3年でレギュラー番組を持つまでになったわけです。
子役時代の小関裕太は、いわゆる「ひとつのジャンルに特化した子役」ではなく、CM・ドラマ・舞台・バラエティと幅広い経験を早い段階から積んでいたのが大きな特徴です。
若い頃・昔の小関裕太の写真や映像で見る素顔
2023年10月、小関裕太が自身のInstagramに小学5年生当時の写真を公開し、大きな話題になりました。
「可愛すぎる」「今と全然変わらない」「面影がある」——各メディアでそうした声が次々と報じられ、昔の姿への関心が一気に高まりました。
この投稿は、天才てれびくんの30周年企画コーナーへの出演に合わせたもの。
自ら過去の姿をさらけ出す姿勢には、今の自分への自信と、あの頃への愛着の両方が感じられます。
幼い頃からの素顔を知ることで、現在の小関裕太という俳優のルーツが見えてくる気がします。
子役時代に経験した印象的なエピソードと失敗談
子役時代のエピソードの中で、特に印象的なものがあります。
天才てれびくんの生放送中、Mr.Childrenの楽曲「Simple」を歌唱した際に、歌詞が飛んでしまったというハプニングです。
肝心な部分——「君となら 何だって信じれる様な気がしてんだ」という歌詞を忘れてしまい、最後のお辞儀には「本当にごめんなさい」という気持ちがこもっていたと、後年本人が明かしています。
「今でもカラオケに行ったらリベンジで歌ったりする。それくらいちょっと引きずっているんですけど……」
そう語りながらも、現役のてれび戦士たちに「失敗してもくじけないで、どんどん挑戦してほしい」とエールを送った姿には、あの頃の悔しさを笑いに変える大人の余裕がありました。
天才てれびくんでの小関裕太の活動内容と見どころ
てれび戦士として担当していたコーナーや企画
てれび戦士としての活動は、単にカメラの前に立つだけではありませんでした。
番組内では「放課後コロシアム」と呼ばれるコーナーをはじめ、様々な企画に体当たりで挑戦。
視聴者との対戦型コーナーや、全国各地でのロケなど、子どもながらにタフなスケジュールをこなしていました。
30周年の特別企画では、「うまとびパスセブン」という当時のコーナーに、現役てれび戦士たちと一緒に再挑戦する場面もありました。
当時の映像が改めて流れると、懐かしさと同時に、あの頃の自分たちがいかに全力だったかが伝わってくるものがあります。
番組内での歌・ダンス・バラエティへの挑戦
天才てれびくんは、歌やダンスのパフォーマンスが番組の核のひとつです。
小関裕太はダンスを特技としていたこともあり、そのフィールドでは持ち前の身体能力を発揮していたと考えられます。
前述の通り、生放送での歌唱に挑戦した経験もあり、子役としてはかなりハードルの高い表現活動に日常的に取り組んでいました。
こうした経験の積み重ねが、後にミュージカル俳優として舞台に立つための素地になっていったことは間違いありません。
歌って踊ってしゃべる。
その総合力は、天てれの現場で磨かれたといえます。
同期てれび戦士たちとの関係と豪華メンバーの顔ぶれ
小関裕太が在籍していた時期のてれび戦士メンバーは、その後の活躍が目立つことで知られています。
同期にはてんちむ(橋本直)や「ことり」など、現在もモデル・歌手・声優として活動を続けている人物が複数おり、「天てれ同期の同窓会が超豪華」と一般的に言われるほどです。
子役時代から切磋琢磨した仲間たちが、それぞれ違う道を歩みながらも芸能界で生き続けている。
その事実が、いかに天才てれびくんという番組が才能を育てる場だったかを物語っています。
子役時代の経験が今の小関裕太をどう形成したのか
天才てれびくん卒業後のキャリアの変化と飛躍
2009年3月に天才てれびくんを卒業した後、小関裕太は一時、活動の幅を絞る時期を経ています。
大きな転機が訪れたのは2011年。
ミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』に出演し、菊丸英二役を2年間にわたって演じたことで、一気に注目が集まりました。
さらに2013年には、自身が子役時代に出演した舞台『FROGS』に今度は主演として参加。
芸歴10周年の節目に、同じ舞台の主役を飾るという、まるで伏線回収のようなキャリアの歩み方でした。
その後2014年にはフジテレビ『ビター・ブラッド』で8年ぶりに連続ドラマに復帰し、俳優としての再スタートを切ります。
天てれでの経験が俳優活動に与えた影響とは
天才てれびくんという番組がユニークなのは、出演する子どもたちに「本物の現場」を経験させる点にあります。
生放送のプレッシャー、大勢の観客の前でのパフォーマンス、慣れない地でのロケ——これらはすべて、後に俳優として舞台やドラマに立ったとき、大きな支えになる経験です。
歌詞を忘れて落ち込んだあの生放送の記憶でさえ、今となっては「失敗を笑いに変える力」として昇華されています。
小関裕太本人も、天てれでの経験が今の自分の土台にあることを、さまざまな場面で示してきました。
子役から大人の俳優へと成長した転換点
天てれ卒業後からミュージカル出演までの2年ほどは、小関裕太にとっての「模索期」でもあったと思われます。
子役のイメージを脱ぎ捨て、大人の俳優として再認識されるためには、何か強いインパクトが必要でした。
その役割を果たしたのが、ミュージカル『テニスの王子様』での菊丸英二役です。
アクロバティックな動きが求められるキャラクターを2年間演じ続けたことで、「歌えて踊れる俳優」としての評価が定着していきました。
天てれで培ったパフォーマンス力が、まさにここで活きた形です。
小関裕太は現在も天才てれびくんとつながりがあるのか
放送30周年を機にした天てれへの凱旋出演の内容
2023年4月、天才てれびくんは放送開始から30周年を迎えました。
この節目を記念して設けられた特別コーナー「天てれ 30th PARTY」に、小関裕太が「先輩てれび戦士」として登場。
NHK Eテレにて2023年10月24日と11月14日の2回にわたって放送されました。
出演を前に自身のInstagramで「ただいま! 古巣に帰り、現役戦士のみんなとしゃべります」と投稿した一文には、古巣への愛着がにじんでいました。
当時の失敗エピソードを包み隠さず語り、現役メンバーたちと笑顔で交流する姿は、多くのファンにとって感慨深いシーンだったようです。
先輩てれび戦士として現役世代へ贈ったメッセージ
30周年の凱旋出演で小関裕太が現役のてれび戦士たちに伝えたのは、シンプルだけれど力強い言葉でした。
「失敗してもくじけないで、どんどん挑戦してほしい。」
自らの生放送での失敗を正直に明かしながら、それでも今こうして笑って振り返れると話す姿は、先輩としての誠実さを感じさせます。
自分の黒歴史すら後輩へのエールに変えてしまえる——そのスタンスが、関係者からも「素敵なお人柄」と評される理由のひとつかもしれません。
天てれ出身俳優の代表格として今も注目される理由
ウエンツ瑛士、大沢あかね、前田公輝、メロディー・チューバック——天才てれびくん出身の芸能人は数多くいますが、小関裕太はその中でも「俳優として第一線で活躍し続けている」代表例としてよく取り上げられます。
理由はシンプルで、子役時代から現在まで途切れることなくキャリアを積み上げてきた事実があるからです。
ドラマ・映画・舞台・ミュージカルと、どのフィールドでも一定以上の評価を獲得している点が、他の出身者と一線を画しています。
天てれというブランドを背負いながら、それに甘えることなく成長してきた俳優——そんな見られ方が、今の評価につながっているといえます。
天才てれびくん出身の小関裕太の現在の活動まとめ
ドラマ・映画・舞台での主な出演作と評価
天てれ卒業後、小関裕太はドラマ・映画・舞台の三分野で継続的に存在感を示してきました。
ドラマでは2014年のフジテレビ『ビター・ブラッド』でカムバックを果たし、同年TBS『ごめんね青春!』、2018年NHK連続テレビ小説『半分、青い。
』と、着実に出演作のレベルを上げていきます。
2019年には『このミステリーがすごい!大賞ドラマシリーズ 第3弾「死亡フラグが立ちました!」』でテレビドラマの単独初主演を果たし、俳優としての独り立ちを印象付けました。
映画では『覆面系ノイズ』『曇天に笑う』などへの出演が知られており、幅広いジャンルに対応できる俳優としての評価を積み上げています。
ミュージカル俳優としての挑戦と近年の代表作
小関裕太のキャリアにおいて、ミュージカルは欠かせない柱のひとつです。
2011年の『テニスの王子様』を皮切りに、『金色のコルダ ステラ・ミュージカル』『わたしは真悟』『四月は君の嘘』と、年を追うごとに難易度の高い作品に挑み続けています。
近年の代表作としては、2024年に上演されたミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のロミオ役が挙げられます。
朝日新聞でも取り上げられるなど社会的な注目を集め、歌えて演じられるミュージカル俳優としての地位を確固たるものにしました。
2025年〜2026年の最新活動と今後の注目ポイント
2025年以降も、小関裕太の活動は精力的に続いています。
2025年5月から6月にかけて、ミュージカル「REDBOOK」の日本初演に出演。
構想から約3年をかけて実現させた舞台とのことで、自身のSNSで「絶対に日本でやりたかった」と意気込みを語っていました。
カレンダー面では2025-2026年版に続き、2026-2027年版の発売も発表。
30歳という節目を意識した”色”をテーマにした作品として注目を集めています。
本人は自身の20代を「もがきながらの10年」と表現しており、30代に入った今、新たなステージへと向かう姿勢がうかがえます。
子役としてスタートし、天てれで鍛えられ、そして今——30歳を迎えた小関裕太の次の一手から、目が離せません。
まとめ:小関裕太と天才てれびくんの軌跡を振り返る
- 小関裕太は2006年4月から2009年3月まで、天才てれびくんMAXに「てれび戦士」として3年間レギュラー出演した
- 出演時は小学5年生から中学1年生(11〜13歳)という多感な時期であり、この経験が俳優人生の土台を形成した
- 子役としての芸能活動は2003年(8歳)にスタートし、CM・ドラマ・舞台と多岐にわたる現場経験を早期から積んでいた
- 生放送でのハプニング(歌詞を飛ばす失敗)は今も記憶に残るエピソードで、後に後輩たちへの励ましの言葉に昇華された
- 同期てれび戦士にはてんちむ(橋本直)など現在も活躍する顔ぶれが揃っており、当時のメンバーの豪華さが語り継がれている
- 天てれ卒業後、2011年のミュージカル『テニスの王子様』への出演を機に俳優としての再評価が始まった
- 2023年の天才てれびくん30周年特別企画「天てれ 30th PARTY」に先輩てれび戦士として凱旋出演を果たした
- 天てれ出身俳優の代表格として、ドラマ・映画・舞台・ミュージカルと全フィールドで継続的な活躍を見せている
- 2024年のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』ロミオ役が高く評価され、ミュージカル俳優としての地位を確立した
- 30歳という節目を迎えた現在も新作舞台やカレンダーリリースなど精力的に活動を続けており、今後のキャリアへの期待が高まっている

