2014年、「ラッスンゴレライ」というリズムネタで瞬く間に日本中を席巻したお笑いコンビ、8.6秒バズーカー。
しかし、爆発的なブレイクからわずか数ヶ月でテレビの世界から姿を消してしまいました。
「なぜ急に見かけなくなったのか?」
「あの噂は本当だったのか?」
「現在は何をしているのか?」
このように、彼らの消えた理由やその後について疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、8.6秒バズーカーがテレビから消えた本当の理由から、世間を騒がせたデマの検証、そして現在の意外な活動状況まで、事実に基づいて詳しく解説します。
当時の騒動の裏側と、彼らの今の姿を知ることで、疑問がすっきりと解消されるはずです。
8.6秒バズーカーはなぜ消えたのか?テレビから姿を消した最大の理由
8.6秒バズーカーがテレビメディアから急速に姿を消した最大の理由は、ネット上で拡散された「反日疑惑」と、それに伴うスポンサーへのクレーム殺到です。
人気絶頂の最中に巻き起こったこの騒動は、彼らの活動に致命的な影響を与えました。
ここでは、彼らが表舞台から去らざるを得なくなった経緯について詳細に解説します。
消えた原因はネット上の「反日疑惑」とスポンサーへのクレーム殺到
彼らがテレビから消えた直接的な原因は、出演番組のスポンサー企業に対して大量のクレームが寄せられたことです。
2015年初頭、ネット上では「8.6秒バズーカーは反日的な思想を持っているのではないか」という疑惑が急速に広まりました。
この疑惑を信じた人々や、騒動を問題視した視聴者から、テレビ局やスポンサーへ抗議の電話やメールが殺到する事態となったのです。
テレビ業界において、スポンサーへの配慮は最優先事項の一つです。
企業イメージの毀損を恐れたスポンサーや制作側は、リスク回避のために彼らの起用を自粛せざるを得なくなりました。
その結果、予定されていた番組はお蔵入りとなり、新規のオファーも途絶え、事実上の「干された」状態となってしまったのです。
爆発的なブレイクから転落までのスピードと「デジタルタトゥー」の被害
8.6秒バズーカーのブレイクから転落までのスピードは、芸能界の歴史を見ても異例の速さでした。
2014年末に大ブレイクを果たし、わずか数ヶ月後の2015年春には騒動の渦中にいました。
これほど短期間で状況が一変した背景には、インターネットによる情報の拡散速度があります。
根拠の薄い情報であっても、ネット上では真実のように拡散され、一度広まった情報は「デジタルタトゥー」として半永久的に残り続けます。
彼らの場合、反日疑惑というレッテルがネット上に深く刻み込まれてしまいました。
一度貼られたレッテルを剥がすことは極めて困難であり、このデジタルタトゥーが彼らのタレント活動における大きな足かせとなり続けています。
当時の事務所や本人の対応が後手に回った背景
騒動が拡大してしまった要因の一つに、事務所や本人たちの初期対応が後手に回ってしまったことが挙げられます。
あまりに急激なブレイクだったため、本人たちには十分な経験がなく、周囲にも前例のない事態に適切に対処できるノウハウが不足していました。
当初、彼らや事務所関係者は「事実無根の噂なのだから、放っておけば収まるだろう」と静観する姿勢をとりました。
しかし、ネット上の炎上は放置することで沈静化するどころか、「否定しないのは認めたからだ」という憶測を呼び、さらなる拡散を招いてしまったのです。
結果として、疑惑を否定するタイミングを逸してしまい、取り返しのつかない状況まで追い込まれることになりました。
「ラッスンゴレライ」にまつわる都市伝説・デマの真相を徹底検証
ネット上で拡散された疑惑には、コンビ名やネタに隠された意味があるという「都市伝説」のような話が多く含まれていました。
しかし、これらはこじつけやデマであることが、後の検証や本人たちの説明によって明らかになっています。
ここでは、当時流布された主な噂について、その真相を一つひとつ検証していきます。
「8.6秒」は原爆投下日?コンビ名の本当の由来とは
「8.6秒バズーカー」というコンビ名の「8.6秒」が、広島に原爆が投下された日付「8月6日」を意味しているという噂がありました。
これはネット上で最も広く拡散された説の一つですが、事実ではありません。
本人たちの説明によると、この数字はメンバーである「はまやねん」の50メートル走のタイムに由来しています。
中学時代の同級生である二人がコンビ名を決める際、はまやねんが50メートル走を走ったところ、その記録があまりにも遅く「8.6秒」だったため、それをコンビ名に採用したというのが真相です。
原爆投下日とは全く無関係であり、偶然の一致を過剰に関連付けられたデマであると言えます。
「ラッスンゴレライ」は「落寸号令雷」?ネタの意味とB-29号令説の嘘
彼らの代名詞であるリズムネタ「ラッスンゴレライ」についても、不穏な意味が隠されているという噂が飛び交いました。
具体的には、「落寸号令雷(原爆投下の号令)」や、米軍の爆撃機B-29の機長による命令を意味しているといった説です。
しかし、歴史的資料を確認しても「落寸号令雷」という言葉は存在せず、B-29の号令にそのような文言があった事実もありません。
これは完全にネット上で創作された造語であり、捏造された情報です。
本人たちも、「ラッスンゴレライ」という言葉に深い意味はなく、ネタ作りの最中に適当に口をついて出たリズムの良い言葉を採用しただけだと明言しています。
はまやねんの過去の反日風ツイートは事実だったのか?本人の弁明
数ある噂の中で、唯一火種となった事実として、はまやねんが芸人デビュー前に投稿した過去のツイートがあります。
大学生時代に自身のSNSで、「日本オワタ」「植民地」といった過激な言葉を含む投稿を行っていたことは事実です。
これらが掘り起こされたことで、一連の陰謀論的な噂に信憑性を与えてしまう結果となりました。
この件について、はまやねん本人は後に謝罪し、弁明を行っています。
当時の投稿については「政治的な知識も思想も全くなかったが、かっこつけて過激なことを言ってしまった若気の至りだった」と説明しています。
特定の思想に基づいたものではなく、若者特有の無知や勢いによる投稿だったとしていますが、これが騒動を加速させる一因となったことは否めません。
専門家が分析する「なぜデマは拡散し定着してしまったのか」
専門家や評論家の分析によると、この騒動には「デマと寄生」の関係が見て取れます。
当初はネットの一部ユーザーによる憶測やこじつけから始まった噂でしたが、それが拡散する過程で、一部の言論人やインフルエンサーが事実確認をせずに引用・拡散してしまいました。
社会的地位のある人物が噂を取り上げたことで、デマに「お墨付き」が与えられたような形になり、信じる人が急増したのです。
また、人間には「隠された真実」や「陰謀論」を面白がる心理や、不安な情報を共有したくなる心理があります。
こうした心理的要因とSNSの拡散力が組み合わさったことで、訂正情報よりもデマの方が早く、広く伝わってしまい、事実として定着してしまったと考えられます。
8.6秒バズーカーの現在は?引退説を否定し新たな分野で活躍中
「消えた」と言われることの多い8.6秒バズーカーですが、決して引退したわけではありません。
テレビへの露出は減りましたが、現在も吉本興業に所属し、お笑い芸人として、そして実業家やアーティストとして、それぞれの分野で精力的に活動を続けています。
ここでは、彼らの現在の具体的な活動状況について紹介します。
お笑い芸人として劇場ライブや地方営業で活動を継続
現在もコンビとしての活動は継続しており、解散はしていません。
主な活動の場はテレビから舞台へと移り、吉本興業が運営する劇場でのライブ出演や、地方での営業活動を精力的に行っています。
全盛期の知名度は依然として高く、地方のイベントなどでは多くの観客を集める人気ぶりです。
「ラッスンゴレライ」のネタを求められることも多く、現在もあの赤い衣装でリズムネタを披露し、会場を盛り上げています。
一発屋として揶揄されることもありますが、彼らはそれを笑いに変え、芸人として地道にキャリアを積み重ねています。
はまやねんはキッチンカー経営で大成功!行列ができる人気店に
ボケ担当のはまやねんは、芸人活動と並行して飲食事業に乗り出し、大きな成功を収めています。
具体的には、キッチンカーでのサンドイッチ販売ビジネスを展開しています。
本人が自ら店頭に立ち、調理や接客を行うスタイルが話題を呼び、出店先には長蛇の列ができるほどの人気店となりました。
かつての騒動を知る人やファンが訪れるだけでなく、味の評判も広まり、実業家としての才能を開花させています。
彼は元々、大学で経営を学んでおり、自分の店を持つことが夢だったと語っています。
芸人としての知名度を上手く活かしつつ、堅実なビジネス手腕で第二の成功を掴み取ったと言えるでしょう。
タナカシングルは吉本坂46選抜やDJ・音楽イベントでも才能を発揮
ツッコミ担当のタナカシングル(現在はカタカナ表記に改名)は、音楽やパフォーマンスの分野で才能を発揮しています。
吉本興業所属のタレントで結成されたアイドルグループ「吉本坂46」のオーディションに見事合格し、選抜メンバーとして活動しました。
グループ内でも中心的な役割を担い、ダンスや歌唱のパフォーマンスで高い評価を得ています。
また、リズムネタを作った音楽的センスを活かし、DJとしての活動や楽曲制作、音楽イベントへの出演など、クリエイティブな分野でも幅広く活躍しています。
コンビのブレーンとしてだけでなく、個人のアーティストとしても独自のポジションを確立しつつあります。
全盛期から現在までの年収推移とプライベートの変化
ブレイク時の勢いが凄まじかっただけに、彼らの収入事情や私生活の変化も気になるところです。
天国と地獄の両方を味わったと言われる彼らの、金銭事情や家族について見ていきましょう。
最高月収500万円から激減?現在のリアルな収入事情
ブレイクの絶頂期、彼らの最高月収は500万円を超えていたと本人が語っています。
デビュー1年目の新人芸人としては破格の金額ですが、そのバブルは長くは続きませんでした。
騒動により仕事が激減した直後は、収入も大幅にダウンし、厳しい時期を過ごしたようです。
しかし現在は、劇場出番や営業、そしてそれぞれの個人活動(キッチンカー事業や音楽活動など)により、収入は安定しています。
メディアの取材に対し、月収は30万円から70万円程度で推移していると明かしており、全盛期ほどではないものの、一般のサラリーマン以上の収入を得て生活していることが分かります。
結婚・離婚・子供は?メンバーそれぞれの私生活と家族
プライベートでは、二人とも激動の時期を過ごしてきました。
はまやねんは、騒動後の2016年に一般女性と結婚し、子供も授かりましたが、その後2018年に離婚しています。
一方、タナカシングルは2017年に結婚しており、お子さんも誕生しています。
彼は騒動の最中も支えてくれた家族を守るため、仕事を途切れさせないよう必死に活動を続けてきました。
現在は、それぞれの家庭や生活の形を持ちながら、芸人として、一人の人間として、前を向いて歩み続けています。
まとめ:8.6秒バズーカーなぜ消えた?の完全ガイド
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8.6秒バズーカーが消えた最大の理由は、ネット上の「反日疑惑」デマとスポンサーへの抗議殺到
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ブレイクから転落までの速度は極めて速く、ネットの「デジタルタトゥー」被害の典型例となった
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「8.6秒」は原爆の日ではなく、はまやねんの50m走のタイムが由来
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「ラッスンゴレライ」に政治的意図はなく、B-29の号令などの説は完全な捏造
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はまやねんの過去の不適切な投稿は事実だが、若気の至りであり思想的背景はないと弁明
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現在は引退しておらず、吉本の劇場や地方営業でコンビ活動を継続中
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はまやねんはキッチンカー経営で成功し、実業家としての一面も見せている
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タナカシングルは吉本坂46や音楽活動など、クリエイティブな才能を発揮している
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現在の月収は全盛期より減ったものの、安定した収入を得て生活している
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デマや騒動を乗り越え、現在はそれぞれの分野で地道に活躍を続けている

