フィギュアスケートの「りくりゅう」こと三浦璃来さんと木原龍一さんについて、「不快と言われているのはなぜ?」と気になった人もいるのではないでしょうか。
きっかけの一つとなったのが、2026年9月1日に報じられたスマイリーキクチさんのX投稿です。
スマイリーキクチさんは「りくりゅうペアや星野真里さんを不快に感じている方々へ」と呼びかける投稿をしており、この「不快」という強い言葉だけを見ると、りくりゅうに何か新たな問題が起きたようにも感じられます。
しかし、今回の話題は不祥事が新たに発覚したというものではありません。
背景にあるのは、三浦璃来さんと木原龍一さんが2026年8月23日に婚約を発表した後、一部のSNSユーザーから「騙された」「嘘つき」などの批判が出たことです。多くの祝福が寄せられた一方で、2人がそれまで交際を公表していなかったことへの不満も拡散しました。
りくりゅうが不快と言われるのはなぜ?婚約後に起きたこと
「りくりゅうが不快」と言われる背景には、婚約そのものへの反発というより、これまでの2人の関係性をどう受け止めていたかという違いが関係しているようです。
とくにSNSでは、交際を知らされていなかったことへの不満や、過去の会見での発言をめぐって一部から厳しい声が出ました。
三浦璃来と木原龍一が2026年8月23日に婚約を発表
三浦璃来さんと木原龍一さんは2026年8月23日、それぞれのSNSで婚約を発表しました。
ORICON NEWSによると、公開された写真には氷上で木原さんが片膝をついて三浦さんにプロポーズする姿や、2人が指輪を披露する様子が収められていました。
2人は連名のメッセージで、うれしい時もつらい時も支え合ってきた中で、お互いが「かけがえのない、なくてはならない存在」になったと説明しています。
2019年からペアを組み、2026年2月のミラノ・コルティナ五輪ではフィギュアスケートのペアで日本勢初となる金メダルを獲得した2人。
長年一緒に競技生活を送ってきただけに、婚約発表には多くの祝福が寄せられました。FNNプライムオンラインでも、発表後にSNSで祝福の声が相次いだことが伝えられています。
りくりゅうは炎上した?婚約翌日から一部の批判が拡散
一方、婚約発表の翌日ごろからXでは違った反応も広がりました。
集英社オンラインは8月25日、りくりゅうの婚約をめぐり「騙された」「嘘つき」「隠していた」といった投稿が出たと報じています。
同記事では、8月24日時点で約2436万回表示された批判的な投稿もあったとされています。また、当時Xで「りくりゅう」の関連ワードに「気持ち悪い」が表示されていたことも紹介されました。
そのため、「りくりゅう 炎上」「りくりゅう 批判」といった言葉につながる状況になったようです。
ただし、SNS全体が2人への批判一色になったわけではありません。
婚約を祝福する投稿も数多くあり、批判的な言葉が大きく拡散したことで、否定的な反応が目立ちやすくなった面もあります。
りくりゅうの婚約が「嘘つき」「騙された」と批判された理由
りくりゅうへの批判で目立ったのが、「交際していたなら言ってほしかった」「これまでの説明と違うのではないか」という反応です。
ただ、過去の会見を確認すると、三浦璃来さんと木原龍一さんが交際を明確に否定していたわけではありません。
「家族みたい」という過去の発言が婚約後に注目された
2026年2月25日、ミラノ・コルティナ五輪から帰国した2人は日本記者クラブで会見しました。
そこで司会者から、2人の関係は兄妹、友人、夫婦漫才などさまざまに見えるとして、「何が正解なのか」と質問されています。
三浦さんは、一緒にいることが当たり前で「家族みたい」と表現。木原さんも「戦友じゃないですけど」と話し、最終的には2人で「ご想像にお任せします」と答えました。
この「家族みたい」という部分だけを強く受け取っていた人にとっては、約半年後の婚約に驚きがあったのかもしれません。
一方で、「ご想像にお任せします」という言葉まで含めれば、2人は恋愛関係を否定する回答をしていませんでした。
「ご想像にお任せします」は交際否定だった?
集英社オンラインもこの点に触れ、2人は過去の会見で「付き合っていません」と明言していたわけではないと伝えています。
それでも婚約後には、「交際を否定していたのに婚約した」という受け止め方が一部で広がり、「嘘つき」「騙された」という批判につながったとされています。
実際の発言と、発言を受け取った側の印象にズレが生じていたことが、今回のりくりゅう批判を大きくした理由の一つといえそうです。
2人が恋愛関係を否定していたという公式な発言は、今回確認した主要報道では出ていません。
「恋愛関係だと思うのはおかしい」というファン同士の空気への不満も
もう一つ挙げられているのが、りくりゅう本人たちではなく、これまでのファン同士のやり取りへの不満です。
集英社オンラインでは、以前から2人を恋愛関係として見ることに否定的な反応を受けたと感じていた人から、婚約発表後に不満の声が出たことも紹介されています。
つまり、「本人たちに騙された」という感情だけではなく、「これまで恋愛関係ではないと言っていた周囲の反応は何だったのか」という気持ちが、りくりゅう本人への批判と混ざってしまった部分もあるようです。
三浦さんや木原さん自身が、ファンに対して「恋愛関係として見てはいけない」と発信していたわけではありません。
スマイリーキクチが「りくりゅうペアを不快に感じている方々へ」と投稿
今回、「りくりゅう 不快」という言葉が改めて注目された直接的なきっかけが、スマイリーキクチさんのX投稿です。
日刊スポーツによると、スマイリーキクチさんは2026年8月31日夜にXを更新しました。
スマイリーキクチは「腹いっぱい食べて寝ましょう!」と呼びかけ
スマイリーキクチさんは、りくりゅうペアと女優の星野真里さんを「不快に感じている方々へ」と呼びかけたうえで、「腹いっぱい食べて寝ましょう!」と投稿しました。
りくりゅうについて詳しい批判内容を列挙したり、特定のユーザーを名指ししたりした投稿ではありません。
日刊スポーツは、りくりゅうの婚約や星野真里さんの「24時間テレビ49」でのチャリティーマラソンに祝福や称賛がある一方、一部でさまざまな反応が出ていたことが背景にあると伝えています。
この投稿の「不快」という表現だけがニュースの見出しに入ったことで、「りくりゅうの何が不快なの?」という疑問につながったとみられます。
スマイリーキクチは長年ネット上の誹謗中傷問題を発信
スマイリーキクチさんは、インターネット上の誹謗中傷について長年発信してきた人物でもあります。
日刊スポーツによると、過去には殺人事件の関係者だとする事実無根のデマによって長期間にわたり誹謗中傷を受けた経験があり、現在はネットの危険性やモラルについて講演活動も行っています。
そうした経歴を考えると、今回の投稿も、りくりゅうへの好き嫌いを論じるというより、話題の人物に対して感情的な攻撃が続くSNSの状況を意識した発信と受け取れます。
りくりゅうのSNS反応は批判ばかりではない
りくりゅうの婚約後は、一部の強い批判が拡散したため「炎上」という印象を持った人もいるかもしれません。
しかし、実際には祝福する人、驚いた人、交際を予想していた人、過去のファン文化に違和感を示す人など、さまざまなSNS反応が出ています。
婚約発表直後には祝福の声が相次いだ
FNNプライムオンラインは婚約発表当日、2人に祝福のメッセージが相次いでいると報じています。
三浦璃来さん自身もXで多くの温かいメッセージへの感謝を伝えていました。
ORICON NEWSも、婚約発表と同日に公開された「りくりゅうちゃんねる」の動画について報道。カナダの自宅で2人が質問に答える姿が公開され、婚約後もファンとの交流を続けている様子が伝えられました。
「不快」「気持ち悪い」はりくりゅう全体への評価ではない
東洋経済オンラインは8月27日、X上で否定的な言葉が目立った一方、見る場所によって反応の印象が異なることを取り上げています。
同記事では、8月26日時点のYahoo!リアルタイム検索で「りくりゅう 婚約」に対する反応がポジティブ39%、ネガティブ61%と表示されていたことも紹介されています。
ただ、この数字は世論調査の結果ではなく、特定の時点・サービス上で取得された投稿傾向です。
婚約発表当初から多くの祝福があったことも報じられているため、「りくりゅうが世間から不快だと思われている」と受け取ると、実際の状況とはかなり印象が変わってきます。
りくりゅうへの批判と誹謗中傷はどこで変わる?
婚約を見て「驚いた」「交際しているとは思わなかった」と感じたり、2人の見せ方について意見を持ったりすること自体は、SNSでもさまざまに語られています。
一方で、「りくりゅう 誹謗中傷」が話題になった背景には、本人の人格を攻撃するような強い投稿まで出てきたことがあります。
「気持ち悪い」などの人格攻撃には法的問題が生じる場合も
集英社オンラインは、今回のりくりゅうへのSNS投稿について弁護士の阿部由羅氏に取材しています。
阿部氏は、世間に対して恋愛関係や交際の事実を公表する法的義務が生じることは考えにくく、取材などで恋愛関係を明言しなかったとしても法的な問題はないと説明しています。
その一方で、「気持ち悪い」など本人の人格を侮辱する投稿については、内容や状況によって侮辱罪に問われる可能性があるとしています。また、具体的な事実を示しながら虚偽を指摘するような投稿では、名誉毀損が問題になる場合もあるとのことです。
婚約発表への感想と、三浦璃来さんや木原龍一さん本人への人格攻撃は同じものではありません。
今回スマイリーキクチさんが反応した背景にも、婚約への単純な驚きを超えた強い言葉がSNSで目立っていた状況があったと考えられます。
りくりゅうが不快と言われるのはなぜ?婚約後の反応から分かること
りくりゅうが一部で「不快」と言われる背景には、2026年8月23日の婚約発表後に起きたSNS上の反応があります。
一部では、交際を事前に公表していなかったことから「騙された」「嘘つき」といった批判が出ました。しかし、2026年2月の会見で三浦璃来さんと木原龍一さんは「家族みたい」「ご想像にお任せします」と話しており、交際を明確に否定していたわけではありません。
そして8月31日、ネット上の誹謗中傷問題について発信を続けているスマイリーキクチさんが、りくりゅうペアを「不快に感じている方々へ」とXで呼びかけました。これが9月1日に報じられたことで、「りくりゅう 不快 なぜ」という疑問につながっています。
実際のりくりゅうのSNS反応を見ると、婚約を祝う声がある一方、交際を公表していなかったことへの不満や、過去のファン同士の空気への反発なども混在しています。
「不快」という言葉はりくりゅうペア全体への評価ではなく、婚約後に一部で生まれた否定的な反応をスマイリーキクチさんが取り上げた文脈から広がったものといえそうです。

