『あきない世傳 金と銀』の原作小説は、本編全13巻で完結しています。特別巻の上下2冊を合わせると全15冊です。初めて読むなら第1巻『源流篇』から本編を順に読み、その後に特別巻へ進むと人物関係を追いやすくなります。漫画版やドラマの「完結編」は、小説の巻数とは別です。
あきない世傳 金と銀は本編13巻、特別巻を含めて15冊
髙田郁さんの『あきない世傳 金と銀』は、角川春樹事務所のハルキ文庫から刊行された時代小説です。本編は第13巻『大海篇』で完結し、その後に『契り橋』『幾世の鈴』という2冊の特別巻が出ています。
出版社が提供する完結セットの書誌でも、本編13巻に特別巻の上下を加えた構成になっています。「全13巻」と「全15冊」は、特別巻を数に含めるかどうかの違いです。
セットで買う場合は、冊数だけでなく収録書名を見ると安心です。本編全13巻のセットには、特別巻が入っていないことがあります。すでに本編を持っているなら、特別巻の2冊が手元にあるかを確かめれば重複購入を避けられます。
読む順番は源流篇から大海篇、その後に特別巻
本編は巻番号に沿って読めます。巻ごとに副題が変わるので、書店や図書館では「作品名+巻番号+副題」で探すと、続きの本を見つけやすくなります。
| 読む順番 | 副題・書名 |
|---|---|
| 本編第1巻 | 源流篇 |
| 本編第2巻 | 早瀬篇 |
| 本編第3巻 | 奔流篇 |
| 本編第4巻 | 貫流篇 |
| 本編第5巻 | 転流篇 |
| 本編第6巻 | 本流篇 |
| 本編第7巻 | 碧流篇 |
| 本編第8巻 | 瀑布篇 |
| 本編第9巻 | 淵泉篇 |
| 本編第10巻 | 合流篇 |
| 本編第11巻 | 風待ち篇 |
| 本編第12巻 | 出帆篇 |
| 本編第13巻 | 大海篇 |
| 本編の後・特別巻上 | 契り橋 |
| 特別巻下 | 幾世の鈴 |
巻名は角川春樹事務所の書籍注文書でも確認できます。第1巻の表記は『あきない世傳 金と銀 源流篇』で、巻番号の「一」が目立たない場合もあります。
特別巻は、作品の登場人物たちを主役にした短編集です。第14巻・第15巻という本編の続巻名ではなく、それぞれ「特別巻(上)」「特別巻(下)」として刊行されています。
本編を知らずに特別巻から読むと、登場人物が置かれた状況や、その後の姿を先に知ることになります。結末を先に知りたくない場合は、本編を読み終えてから手に取るのがおすすめです。
漫画版やドラマ完結編は小説の続巻とは別
同じ『あきない世傳 金と銀』という題名で、かどたひろしさんが描く漫画版も刊行されています。漫画第1巻の書誌は「髙田郁・原著/かどたひろし・イラスト」となっており、原作小説の第1巻『源流篇』とは別の本です。
本を選ぶときは、原作小説なら「ハルキ文庫」、漫画なら「ハルキコミックス」というレーベルや著者欄を見分ける手がかりにできます。ドラマのガイドブックも、本編13巻・特別巻2冊の数には含めません。
また、ドラマの「完結編」という呼び方は映像作品の区切りです。小説の本編が13巻で完結していることとは分けて考えると、続巻や特別巻を探すときに迷いにくくなります。
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