MENU

中村莟玉が養子になった真相とは?梅玉の実子問題と家族の絆

一般家庭出身でありながら、その才能と愛らしいキャラクターで歌舞伎界の注目を集める中村莟玉さん。

血縁関係のない彼が、なぜ人間国宝である中村梅玉さんの養子として迎え入れられることになったのでしょうか。

「実の子供はいないの?」「本当の両親とはどうなっているの?」といった疑問をお持ちの方も多いことでしょう。

この記事では、中村莟玉さんの養子縁組の背景にある深い絆から、一般家庭出身ならではの素顔、そして高砂屋の未来を担う後継者としての展望までを詳しく解説します。

目次

中村莟玉が養子になった理由とは?一般家庭から歌舞伎界への軌跡

中村莟玉さんが養子になった最大の理由は、師匠である中村梅玉さんが彼の才能と歌舞伎への真摯な姿勢を認め、正式な後継者として芸を継承させるためです。

歌舞伎の家に生まれたわけではない彼が、どのようにして名門・高砂屋の跡取りとして認められるに至ったのか、そのドラマチックな軌跡を紐解いていきましょう。

部屋子から養子へ:中村梅玉との出会いと15年間の師弟愛

すべては、まだ幼い彼が中村梅玉さんの楽屋を訪ねたことから始まりました。

当時7歳だった彼は、「歌舞伎が好きなので楽屋にいさせてほしい」と願い出ます。

当初、梅玉さんは「1年もすれば飽きてしまうだろう」と考えていたそうです。

しかし、彼の歌舞伎への情熱は本物でした。

毎週土日や学校が休みの日には必ず楽屋へ通い、黒衣を着て甲斐甲斐しく手伝いをする姿に、梅玉さんも「本当にやる覚悟があるんだな」と心を動かされました。

その熱意が認められ、入門から2年後には「中村梅丸」という芸名を与えられ、正式に部屋子となります。

それから約13年、通算して15年もの間、師匠と弟子として共に歩み、築き上げられた信頼関係が、血縁を超えた「親子」の絆へと繋がっていったのです。

「梅丸」から「莟玉」への改名・披露:養子縁組のタイミングと決意

養子縁組が公に発表されたのは、2019年8月のことでした。

同年11月の歌舞伎座公演「吉例顔見世大歌舞伎」に合わせて、愛称として親しまれていた「梅丸」から、初代「中村莟玉」へと改名し、披露されることが決まったのです。

この「莟玉(かんぎょく)」という名前には、特別な意味が込められています。

「莟(つぼみ)」は、梅玉さんの養父である昭和の名女方・六代目中村歌右衛門さんが若き日に行っていた自主公演「莟会」から取られたものです。

そこに梅玉さんの「玉」を合わせ、「まだ莟(つぼみ)ではあるが、これから大きく花開いてほしい」という師匠の願いが込められています。

本人にとっても、長年親しんだ「梅丸」という名前への愛着は深かったようですが、師匠の家と芸を受け継ぐという大きな決意と共に、新たな名前を受け入れました。

養子になっても変わらない?実の両親(編集者)との関係性

中村莟玉さんが梅玉さんの養子となったことで、実のご両親との関係がどうなったのか気になる方もいるかもしれません。

彼の両親は出版社で編集の仕事に就いている一般の方です。

実は、今回の養子縁組については「籍は入れないものの、芸道上の養子として迎える」という形がとられていると報じられています。

つまり、戸籍上の親子関係は実の両親のままでありながら、歌舞伎の世界においては中村梅玉の息子として生きる「芸養子」という立場です。

そのため、実の両親との縁が切れたわけではありません。

幼い頃から息子の夢を応援し、歌舞伎の世界へ送り出してくれた実の両親に対し、莟玉さんは感謝の気持ちを持ち続けています。

二つの家族の愛情に支えられながら、彼は芸の道に邁進しているのです。

養父・中村梅玉に実子はいる?家系図で見る後継者の真実

中村莟玉さんが養子に選ばれた背景には、高砂屋の「お家事情」も関係しています。

なぜ実の子ではなく、弟子を養子にする必要があったのでしょうか。

ここでは、中村梅玉さんの家族構成や家系図から、その理由を探っていきます。

中村梅玉の実子は長女のみ?息子不在と高砂屋の継承問題

人間国宝である中村梅玉さんには、実の子供がいらっしゃいます。

しかし、それは長女の河村なぎささんであり、男の子には恵まれませんでした。

歌舞伎の世界では、伝統的に男性が家と芸を継ぐことが一般的です。

そのため、高砂屋という名門の芸を次世代に誰が継承するのか、後継者問題は長年の課題であったと言えます。

自身の芸を正統に受け継ぎ、高砂屋の精神を後世に残してくれる存在が必要でした。

そこで白羽の矢が立ったのが、幼少期から手塩にかけて育て上げてきた、愛弟子の莟玉さんだったのです。

【家系図解説】「女帝」六代目歌右衛門から莟玉へ繋がる系譜

高砂屋の家系図を見ると、非常に興味深い事実が浮かび上がってきます。

実は、養父である中村梅玉さんご自身も、実の父親から芸を受け継いだわけではありません。

梅玉さんは、昭和の歌舞伎界で「女帝」と称された六代目中村歌右衛門さんの養子なのです。

六代目歌右衛門さんも実子がいなかったため、自身の妻の甥にあたる梅玉さん(当時は加賀屋福之助)を養子に迎えました。

つまり、六代目歌右衛門から四代目梅玉へ、そして初代莟玉へと、「血縁」ではなく「芸と志」によって高砂屋の系譜は紡がれています。

この歴史があるからこそ、梅玉さんも血の繋がりにこだわらず、才能ある莟玉さんを後継者として迎え入れる決断ができたのかもしれません。

血縁を超えた絆!なぜ他の弟子ではなく莟玉が選ばれたのか

多くの弟子がいる中で、なぜ莟玉さんが選ばれたのでしょうか。

その理由は、彼の実力と人気の高さ、そして何より「高砂屋の芸」への深い憧れと敬意にあります。

莟玉さんは、梅玉さんの得意とする「前髪物(若衆役)」や、気品ある芸風に強く憧れていました。

また、自身のアイデンティティとして「高砂屋一門の精神」を大切にしたいと語っています。

師匠である梅玉さんも、15年という長い歳月の中で、彼のひたむきな努力と人間性を誰よりも近くで見てきました。

「この子なら自分の芸と心を託せる」という確信があったからこそ、血縁を超えた親子関係を結ぶに至ったのでしょう。

中村莟玉の素顔に迫る!学歴・結婚・「かわいい」の秘密

ここからは、舞台を離れた中村莟玉さんのプライベートな素顔に迫ります。

高学歴という噂や、ファンが気をもむ結婚の話題、そして意外な趣味について見ていきましょう。

中村莟玉の出身大学は?学業と舞台を両立させた学生時代

中村莟玉さんは、歌舞伎の修行を続けながら学業もおろそかにせず、4年制大学の文学部に進学し、卒業されています。

具体的な大学名は公表されていませんが、インタビュー等では大学生活について語ることもあり、近世文学を学んでいたとも言われています。

実は、養子縁組と改名の話が出た際も、「大学を出てから披露しよう」という配慮があったそうです。

学業と舞台の両立は並大抵のことではありませんが、それをやり遂げた勤勉さと知性は、現在の彼の演技やトークの端々にも表れています。

現在は独身?結婚観や好きなタイプについての噂

現在、中村莟玉さんが結婚しているという情報はなく、独身であると考えられます。

20代後半となり、結婚適齢期とも言えますが、今は芸の道に集中されている時期なのかもしれません。

好きなタイプや結婚観についてメディアで具体的に語られることは少ないものの、爽やかで誠実な人柄から、将来どんなパートナーを選ばれるのか注目が集まります。

今はまだ、ファンのみなさんが「みんなの莟玉さん」として応援できる時期が続きそうです。

「かわいい」と話題の理由:上野動物園とパンダへの異常な愛情

中村莟玉さんを語る上で欠かせないのが、異常なまでの「パンダ愛」です。

彼のSNSやインタビューは、度々パンダの話題で持ちきりになります。

特に上野動物園の「シャンシャン」への愛は深く、観覧の抽選に当たった際には大喜びで会いに行ったというエピソードも。

また、和歌山のアドベンチャーワールドでのイベントに出演したり、パンダ関連の書籍に推薦文を寄せたりと、趣味の枠を超えて仕事にも繋がっています。

端正な顔立ちの歌舞伎俳優が、パンダグッズに囲まれて無邪気に喜ぶ姿のギャップに、「かわいい!」と心掴まれるファンが後を絶ちません。

愛称の「まるる(前名の梅丸から)」も相まって、親しみやすいキャラクターが彼の大きな魅力となっています。

中村莟玉の現在の活動と今後の展望

最後に、中村莟玉さんの最近の活躍と、これからの可能性について解説します。

歌舞伎の舞台だけでなく、映像の世界へも活躍の場を広げています。

大河ドラマ「べらぼう」出演などメディアでの活躍と評価

2025年放送のNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」への出演が決定しており、映像作品での演技にも注目が集まっています。

過去には「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターを務めたり、ラジオ番組のパーソナリティを担当したりと、その活動は多岐にわたります。

メディアへの露出が増えることで、歌舞伎に馴染みのない層にも彼の魅力が伝わり、新たなファン層を開拓し続けています。

清潔感のある佇まいと、分かりやすく丁寧な語り口は、テレビ等のメディアでも高く評価されています。

女方も立役もこなす「兼ねる役者」としての将来性

中村莟玉さんの役者としての最大の特徴は、女方(女性役)と立役(男性役)の両方をこなすことができる点です。

元々は師匠・梅玉さんのような立役に憧れていましたが、その美貌から女方としても数々の大役を任されてきました。

養子披露の口上でも触れられていたように、今後はどちらか一方に絞るのではなく、両方の役を勉強していく方針です。

女方の繊細さと立役の力強さを兼ね備えた「兼ねる役者」として、次世代の歌舞伎界を背負って立つ存在になることが期待されています。

まとめ:中村莟玉の養子縁組と将来性

  • 中村莟玉が養子になったのは、師匠の中村梅玉が後継者として認めたからである

  • 一般家庭から7歳で入門し、15年間の修行を経て信頼関係を築いた

  • 2019年に「梅丸」から「莟玉」へ改名し、養子縁組が披露された

  • 戸籍上の入籍はしていない「芸養子」であり、実の両親との関係も良好である

  • 養父の梅玉には実の息子がおらず、高砂屋の継承が課題だった

  • 高砂屋は六代目歌右衛門から梅玉へと、血縁ではなく芸で繋がれてきた家系である

  • 莟玉は4年制大学を卒業しており、学業と舞台を両立させた努力家である

  • 現在は独身と見られ、熱烈なパンダ好きという「かわいい」一面も持つ

  • 大河ドラマ出演などメディア活動も活発で、知名度を高めている

  • 女方と立役の両方をこなす次世代のスターとして将来を嘱望されている

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次