サンフレッチェ広島の中野就斗選手が、2026年9月に日本代表へ初選出されました。「どんな選手?」「プレースタイルの特徴は?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
中野選手は、対人能力と走力に優れ、センターバックだけでなくウイングバックやサイドバックなど複数のポジションをこなせるDFです。さらに、得点につながるほどのロングスローも大きな武器になっています。
中野就斗はどんな選手?プレースタイルの特徴
中野就斗選手のプレースタイルを一言で表すなら、守備の強さと豊富な運動量を備え、攻撃にも参加できる万能型のDFです。
サンフレッチェ広島は大学時代の加入内定発表で、中野選手について「対人能力の高さ」と「前への推進力」が魅力と説明。センターバックだけでなく、サイドやボランチなど複数のポジションをこなせることも特徴として挙げていました。
現在の広島では主にDFとしてプレーしていますが、その役割は守るだけではありません。サイドへ出て攻撃に関わったり、高い位置まで走り込んだりと、運動量を生かして幅広くプレーできる選手です。
対人能力とカバー範囲の広さが強み
守備面では、相手との1対1で戦える対人能力が強みです。
2026年9月の日本代表初招集時にも、日刊スポーツは中野選手について、対人能力の高さやカバー範囲の広さを武器に広島の主力へ定着したと伝えています。
森保一監督も初招集に際し、3バックの右だけでなくウイングバックや4バックのサイドバックもでき、地上戦と空中戦の両方で戦える点を評価しています。
ひとつのポジションだけに固定されず、試合展開やシステムに合わせて役割を変えられることが、中野選手の大きな価値といえます。
走力を生かした攻撃参加も目立つ
中野選手を語るうえで欠かせないのが運動量です。
Jリーグ公式データでは、2025シーズンの総スプリント回数が592回でJ1リーグ4位。さらにオープンプレーからのクロスは118本で3位でした。
DFでありながら何度も前線へ顔を出し、サイドからクロスを供給できることが数字にも表れています。
守備力だけでなく、走力を生かして攻撃にも関われる点が、中野選手のプレースタイルを特徴づけています。
中野就斗のロングスローは大きな武器
中野就斗選手には、もうひとつ分かりやすい武器があります。それがロングスローです。
2025年11月のルヴァンカップ決勝・柏レイソル戦では、中野選手のロングスローから2得点が生まれ、広島の優勝に大きく貢献しました。
試合後、中野選手は幼い頃に野球選手を目指していたため肩には自信があると明かしています。ロングスローを単なる飛び道具ではなく、ゴール前へ直接ボールを送り込める攻撃手段として使っていることが分かります。
データでもその特徴は明確です。Jリーグの2025シーズンレビューでは、中野選手のロングスローによるラストパスが10本でリーグトップとされています。
相手陣内でタッチラインを割った場面が、コーナーキックに近い得点チャンスへ変わるのは大きな強みです。対戦相手にとっては、中野選手がスローインを投げられる位置までボールを運ばれること自体が警戒材料になります。
中野就斗のポジションや利き足は?
中野就斗選手の現在の公式プロフィールでは、ポジションはDF、身長183cm・体重83kgです。生年月日は2000年6月27日で、サンフレッチェ広島に所属しています。
サンフレッチェ広島が特別指定選手として発表した際のプロフィールでは、利き足は右とされています。
本来はDFですが、センターバックだけに限定されるタイプではありません。広島の加入内定時にはサイドやボランチもこなせると紹介され、2026年の代表選出時には森保監督もウイングバックやサイドバックでプレーできる点に言及しています。
複数ポジションに対応できるユーティリティ性は、日本代表でもメンバー構成を考えるうえで強みになりそうです。
桐蔭横浜大学では主将として大学日本一を経験
中野就斗選手は桐生第一高校から桐蔭横浜大学へ進み、大学卒業後にサンフレッチェ広島へ加入しました。
桐蔭横浜大学では主将を務め、2022年度の全日本大学サッカー選手権大会でチーム初となる大学日本一に貢献。同大会ではベストDFにも選ばれています。
大学在学中の2022年にはJFA・Jリーグ特別指定選手として広島でプレーし、2023シーズンから正式加入。プロ入り後も出場機会を増やし、2026年9月17日にはついにSAMURAI BLUEへ初選出されました。
JFAは今回の選出にあたり、中野選手について所属クラブで複数のポジションをこなし、攻守に活躍している選手と紹介しています。
まとめ
中野就斗選手は、対人能力とカバー範囲の広さ、豊富な運動量を備えたDFです。センターバックだけでなくサイドでもプレーでき、攻撃参加やクロスでも存在感を発揮します。
さらにロングスローという珍しい武器もあり、2025年には実際に重要な得点へつなげました。大学日本一からサンフレッチェ広島の主力へ成長し、2026年9月には日本代表へ初選出。代表でどのポジションを任され、持ち味を発揮するのかにも注目が集まりそうです。

